IPR2005

3) 2002年 4月    =戦略知財分科会始まる=

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匿名ユーザー

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【そもそも知財戦略ってなんなのよ… 】

2002年の桜の咲くころ、今までで、私がもっとも
参加した分科会である戦略知財分科会が産声を上げました。
※戦略知財分科会については、下記のサイトを見てね。
http://www.business-ipr.org/subcommittee/strategy/
 ⇒HPにあるPDFなどを見ると、結構難しいことを
  苦労しながらまとめているのが、伺えますので、
  是非ご覧ください。

当時は、やたら知財戦略と言う言葉が流行っていたせいか、
いろいろな人のいろいろな言葉で「知財戦略」について
語られていました。 がしかし…
その殆どは、パテントマップを作って出願が少ないところ
に集中して出願しましょうとか、効率よくライセンスを行う
ためにはどうしましょ?といった話だったと記憶している。

これはこれで重要なんだけど、知財マニアなおっさんの中
だけで完結してしまう話で、それ以上に大事な
「企業が活動する上で、知財部は何に貢献するのか」
「そのためには、知財部はどのようにあるべきか」
という問いに全く答えてなく、戦略ではなく、小手先の
テクニックだけが横行していた。というのが、当時の感想。

戦略知財分科会の最初もそうだった。
知財部や特許事務所に所属するメンバーはパテントマップ
やライセンス戦略について感心が強くそのことばかり。
一方、知財部や特許事務所の経験がないメンバーは、知財部
の内情が全くわからず、何で何での連発で話は噛み合わない。
※私は、WG1に参加しており、WGリーダーの今井さん
 と考え方が全く合わず、かなり激論を繰り返してました。
 ⇒今振り返ると、あの時の激論は私を大きく成長させて
  くれた議論だったな~。

そこから、半年間かけて喧々諤々の議論をし、前記サイトに
掲載した内容へとなりました。
手前味噌だが、今見ても学ぶべきところがある良いプレゼン
資料なので、もう一度言いますが、是非ご覧ください。
 ※資料を作ったのは、鈴木さん、今井さん、溝手さんです。
  ⇒私は口だけ野郎です。

戦略知財分科会を語る上で、外せない「知財ゲーム」について
は、第7話で書くので、乞うご期待。
 ※ここでも口だけ野郎っぷりが発揮されます。

ではでは


【(おまけ編)第1回戦略知財分科会会合の日の夜】

第1回戦略知財分科会の日。当時、私の数少ないBIPR
知り合いだったYさんと、その日初めて会った、Oさん、
Mさん、Sさんの5人で飲みに行きました。
※敢えて、イニシャルにしております。

実は、飲み会のことはあまり覚えていないのだが、飲み会の
あとに西麻布のクラブに行ったことは今でも明確に覚えている。

僕自身、浪人時代に行ったっきりのクラブだったので、実に
8年ぶり。踊り方なんてすっかり忘れて踊れたものではなかった。
※ちなみに浪人時代もうまかったわけではない。

他の人をみると…
O氏:ホールの真ん中で1人はじけている。(朝の4時なのに…)
   時々戻ってきて、休憩(談話)、そして再び舞台の中央へ…
Y氏:ホールの端で、周りのことを気にしながら、自分の世界に
   入り踊っている。
M氏:こういう場に慣れているわけではなさそうだが、ときどき、
   周りのペースにあわせ踊り、楽しんでいる。
S氏:大音響スピーカーの前でもご就寝。(お酒が回ってました。)

そして朝5時まで踊って、その後ラーメンを食べ、解散した。

踊りながら、ラーメンを食べながらその人の人柄を伺えた一夜だった。

当たり前のことかも知れないが、人間関係を深めていくことって、
いろいろな角度から相手を見ることから始まるような気がする。

  • 知財の勉強会での○○さん
  • その後の飲み会での○○さん
  • クラブで踊っているときの○○さん

いろいろな側面を見ることにより、相手を理解する。そして理解
した上で、自分の本音をぶつけ、さらに理解を深める。
いろいろな人とこんなことの繰り返し、コミュニティが形成される
のではないかと思う。

ビジネスIPRでは、もちろん知財について感心の高いコンテンツ
が提供されていると思うが、それ以上に参加メンバーを知る機会の
提供が多く行われていると思う。
これが、5年間ビジネスIPRが続いていることの一つではない
だろうか。


カテゴリ: [なべきよ史] - &trackback() - 2005年08月20日 04:08:42
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