立ち技での格闘技系ゲームのパイオニアとも言える、この「飛龍の拳」。普通のパンチやキックを超えた技、飛龍の拳や旋風脚を使って相手を倒すあの感覚は、いまでも忘れることができません。また、このゲームには「投げ」の攻撃要素も加わっており、相手の力を利用して攻撃するというスタンスはこれがファミコンでは最初であったように思います。
このゲームの目的はいたって簡単。「道中」と呼ばれる横スクロールの面をクリアしながら、「龍の牙」と呼ばれる悪の軍団を倒しながら奪われた「奥義の書」を全て奪い返し、悪の親玉「フーズ・フー」(世界大会決勝戦にて登場)を倒すことです。
「奥義の書」は「心」「脚」「拳」「躍」「剛」「跳」の6つ。そのうち「心」は自動的に手に入るので、残りの5つは大会(予選大会A,B,C、世界大会)中に出てくる敵を龍の牙に変身させて倒せばよいのです。しかし、「龍の牙」に変身させるための条件を満たしてその相手を倒さなければいけないため、あらかじめ知っていなければ龍の牙に変身させることができません。
道中では、ボスを倒すと得られる「力」を取得し、画面右上にあるゲージを5つ集めると道中にある扉へと入ることができます。以下は道中に出てくるボスたち。
道中が終わると予選大会Aが始まります。
予選大会Aの出場選手。
決勝戦での相手、Jターガンを普通に倒せば龍の牙に変身します。
ちなみに、「龍の牙」戦ではゲージを満タンにした状態で上+Bで波動攻撃ができます。これはかなり使える技で、飛龍の拳に比べて数段使い勝手が良いです。
龍の牙を倒せば、2つ目の奥義の書「脚」を手に入れることが出来る。
予選大会A終了後、道中をはさんで予選大会B。
予選大会Bの出場選手。
決勝戦での相手、コウクンサイはジャンプで逃げ回っていれば「星の心眼マーク」が出現するので、すかさずそこを攻撃。
龍の牙を倒せば、3つ目の奥義の書「拳」を手に入れることが出来る。
予選大会B終了後、道中をはさんで予選大会C。
予選大会Cの出場選手。
ライオンキッドは「首しめ攻撃」を左右の十字キーで振りほどけば「龍の牙」へ変身する。
龍の牙を倒せば、4つ目の奥義の書「躍」を手に入れることが出来る。
予選大会C終了後、道中をはさんで世界大会前半戦。
世界大会前半戦の出場選手。
この世界大会から決勝戦の相手が龍の牙でなくなるところに注意。2回戦の相手、ムゲンシロウを飛龍の拳(ゲージ満タン時に上+AB)で倒す。
龍の牙を倒せば、5つ目の奥義の書「剛」を手に入れることが出来る。
続いて、世界大会後半戦。
世界大会後半戦の出場選手はこちら。
1回戦の相手、デーモンカブキを2回連続で投げた後、カブキの足元に青の心眼マークが出るので、それを下+ABで攻撃。
龍の牙を倒せば、6つ目の奥義の書「跳」を手に入れることが出来る。「跳」を入手しないと、龍の牙フーズ・フーとの戦いで「飛龍の拳」を使うことができない。
そして決勝戦、悪の親玉フーズ・フー。フーズ・フーを倒して龍の牙に変身させる。
龍の牙を倒してようやくエンディングかと思いきや&
倒したフーズ・フーはなんと偽者だった。奥義の書だけでなく水晶玉を4つ集めなければいけないという。最初から教えてくれていればいいものを。
水晶玉は4つの道中にそれぞれ1つずつ隠されています。最初の「道中」から数えて3つ目までは仏像を叩いて出現させるのですが、最後の1つだけは特殊な方法。
最後の水晶玉の取得方法とは、4つ目の「道中」で普通に歩いているとチャリーン!という音とともに出てくる老師の顔を四つ出現させればいいのです。最後の3,4つ目の老師の顔を出現させるのが少し難しい。
そして、&そして遂に憎きフーズ・フーを倒したのであった。
おまけ:奥義の書を集めないでクリアするとどうなるのか?これは誰でも感じる疑問でしょう。早速、裏面にて最後の奥義の書「跳」だけを入手しないで宿敵フーズ・フーと戦ってみました。
お次は、優勝カップが増えていくのかの実験。まずは水晶玉を持たないでフーズ・フーを倒してみました。優勝カップが2個に増えているでしょ。
3週目。優勝カップが増えていく演出が心憎い。
正念場の4週目。同じことの繰り返しで少々飽きてきた。
5週目。ここで優勝カップ増加は打ち止めとなるのでした。
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