クッションの精
(くっしょんのせい)
(くっしょんのせい)
※キャスト※
宮迫:宮迫 クッションの精:渡辺
§スクリプト§
《BGM》
宮迫:…あれは、先週のブリンの放送が終わり、家のベッドで寝ている時のことでした。僕の枕元に、ある妖精が現れたのです…。
クッションの精:宮迫…
宮迫:うーん……
精:宮迫…宮迫や…。
宮迫:うん、んん……?
精:起きなさい、宮迫。
宮迫:…誰?
精:私ですか?私は“クッションの精”です。
宮迫:クッションの精…?クッションの精がなんで俺のところに…?
精:今日はお前に言わなければならないことがあり、やってきました。
宮迫:言わなければならないこと…?
精:お前は『べしゃりブリンッ!』の中で、クッションから綿が飛び出たような髪型だから“クッション兄さん”…“クショ兄”と呼ばれてましたね。
宮迫:確かにそう呼ばれていました。でも、自分でも鏡で見ましたが、あの髪型はクッション以外の何者でもありませんでした。…僕はもうギャラクシーではありません。“ギャラクッション”です。
精:お前はまだクッションではありません。
宮迫:クッションじゃない…!?
精:お前はクッションの“綿”です。まだお前はクッションから飛び出た綿なのです。
宮迫:飛び出た綿…?
精:正確に言うと“クッションの破れた生地から飛び出た綿兄さん”…“綿兄”です。
宮迫:綿兄…?
精:しかし、このまま放っておけばどんどん綿が飛び出て、飛び出た綿のところにカバーをかけられて、本当のクッションになってしまうのです。
宮迫:じゃ、僕はまだクッションじゃないんですね…!?
精:そうです。クッションではありません。もっと自分で自信を持ちなさい。「クッションではない」と叫びなさい。
宮迫:俺は…俺はクッションじゃない!…俺はクッションじゃない!…俺は、クッションじゃなぁぁぁい!!!
精:そうです、その意気込みでがんばりなさい。さようなら、さようなら…。
宮迫:俺、がんばります。クッションの精、ありがとう!ありがとう!!
<終>