ハートブリンカクテル
（はーとぶりんかくてる）
（はーとぶりんかくてる）
2006.9.13O.Aにて行われた、ブリンのオープニングファンタジーの一作。正式タイトルは『ハートブリンカクテル～ピッカピカの夜を、君に。～』。タイトルの原案はおそらく、わたせせいぞう先生の作品「ハートカクテル」から。
蛍原徹とその奥さんの結婚記念日をつづったノンフィクション・ノンシュガー（？）ドキュメンタリーで、蛍原が先週求めた「ピッカピカのファンタジーを」という要望を踏襲した形に。
蛍原徹とその奥さんの結婚記念日をつづったノンフィクション・ノンシュガー（？）ドキュメンタリーで、蛍原が先週求めた「ピッカピカのファンタジーを」という要望を踏襲した形に。
※キャスト※
蛍原：宮迫 ウェイター：渡辺 蛍原の嫁：松本
§スクリプト§
《ラスボンＢＧＭ》
蛍原：僕の名前は蛍原徹。苗字に虫の名前が入っている、37歳のバッリバリの中年。
蛍原：こんな僕にも数年前、同じ虫が付く名前になってもいいっていう女の子が現れて、めでたくゴールイン。今日はそんな虫二匹の…あ、いや、二人の結婚記念日。僕は銀座の小粋なフランス料理屋へ予約を入れて、彼女と二人で訪れた。
（ドアの開く音・ドアベルの音）《ジャズ調ＢＧＭ》
ウェイター：いらっしゃいませ。御予約いただいた蛍原様ですね。
蛍原：あ、はい。
ウェ：個室のお部屋を用意しておりますので、こちらへどうぞ。
蛍原の嫁：え、個室予約したの？なんでなんで？なんでなんで？なんでなんで？
蛍原：記念日やから、ちょっとカッコ付けたんや。
嫁：言うねぇ～！
ウェ：蛍原様、料理はどういたしましょう。
蛍原：…僕らこういうお店初めてなんで、おまかせしてもよろしいでしょうか？
ウェ：ちなみに、どんなお料理がお好みでしょうか。
蛍原：えーっとねぇ、あの…“ピッッカピカのフランス料理”を、お願いします。
ウェ：“ピッカピカのお料理”、かしこまりました。おまかせください。
蛍原：ん～ちょっと楽しみやな～。
嫁：ホントだね。
（扉の開く音）
ウェ：お待たせいたしました。オードブルは“宮迫の嫁ダブルデート・サンドイッチ”でございます。
蛍原：おいちょと待てこれ“ピッカピカ”やのうて“パッサパサ”やないかお前！…パッサパサで食べられたもんやあらへんわ！下げて！！……食えんわあんなもん…
ウェ：…失礼しました……。
（扉の開く音）
ウェ：はい、“ピッカピカ”のほう、お待たせいたしました。メインディッシュの“加納典明のおでこのロースト”でございます。
蛍原：“テッカテカ”！！…もともとテッカテカやのに何をローストしとんねんお前また…下げて！！
ウェ：失礼しました……では、こちらを…。…まる、まる、まるまるまる・デザートの“ちょこっとラヴ”でございます。
蛍原：それ“プッチモニ”！下げて！！“ピッカピカ”のやつ欲しいねん。
ウェ：あぁ…うぅぅ…ェェゥゥ……
蛍原：どないしたん。急に股間を押さえて。
ウェ：はい…蛍原様の奥様のセクシーなドレスを見とれて、つい……
蛍原：それ“ボッキギミ”！…勃起気味やないか！どんな感じになってんねん。見せてみ！
ウェ：はい…実は…お、愚かな息子のほうがこんなことに…
蛍原：おわ！ギンギンになってもうて、お前の亀○、“ピッカピカ”やないか！
ウェ：さあ、召し上がれ♪
蛍原：食べれるか～いかいかい！
《“名探偵コナン”次回予告テーマ》
＜終＞
