「オッ!ここいいんじゃね?」
そういうと"ソイツ"は、ある場所に向かった。
「あぁ~やっと来たぁ~、ハル!遅いよぉ」
-コイツは"ネロ"死神使者、形は操り人形 役には立つ-
-今日は僕が死神になった日-
-冬休みも終わりに近付いたあの頃-
-あの日何故其処に行ったかは憶えていない。冬の"春日ヶ池"
僕はあの日あの場所で死神"ハル"になっていた-
「ワリィワリィ!!あの時のこと考えちゃってよぉ~」
あの時のことは、断片的にしか憶えていない
そのことは、ネロも知らない。
「ハル!!そろそろ行かないと、あの方にどやされちゃうよ!」
ネロは、説教じみたように言う。
「そろそろ行くかぁ~ネロッ!お願い」
俺はそう言って、ネロに頼んだ。
「うんっ、じゃ、いくよ!」
そう喋ると、死神にしか使えないと言う死道を使った。
「死道乃一"空・動・法"!!」
ネロがそう言うと、足元の空間が口を開いた。
「じゃあ、いこっか!! ネロ」
「うんっ」
そして、俺たちは、空間の口の中に沈んでいった…。
最終更新:2006年10月25日 15:55