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-argument
『引数』は【関数】や【サブルーチン】を利用する時に、
関数やサブルーチンに対して
・動作条件を指定する
・処理結果を受け取る
という為に使うものです。機能的にはこれだけです。
例え話で説明してみますと。
サブルーチン:八百屋へお使いを頼んだ子供
処理内容 :お買い物
引数1 :買い物リスト
引数2 :サイフ
引数3 :買い物かご
単に「八百屋へ行ってきて」では子供も何を買ってくればいいのか判りませんよね。
そこで「買い物リスト」に”大根1本”と書いて持たせてやります。
買い物にはお金が要りますから「サイフ」に”千円”を入れて持たせてやります。
買った物を裸で持ってくるのはなんですから、「買い物かご」も持たせましょう。
『さあ、いってらっしゃい』と子供を送り出すのが【サブルーチンの実行】に相当します。
『サブルーチン:子供のお使い』は八百屋さんに着くと、引数『買い物リスト』に書いてある
”大根1本”と引数『サイフ』に入っている”千円”で買い物をします。
八百屋さんは、大根とお釣りをくれたので、大根を引数『買い物かご』に入れ、お釣りを
引数『サイフ』に戻します。
^^^^
『サブルーチン:子供のお使い』は家に帰ってくると、引数『買い物かご』から大根を、
引数『サイフ』からお釣りをお母さんに渡します。
このように、引数には、使い方によって
・値を渡すだけ ‥‥‥‥‥‥ 買い物リスト
・値を受け取るだけ ‥‥‥‥ 買い物かご
・値を渡す&値を受け取る‥‥ サイフ
の3種類があります。
また引数には【属性】があります。
「買い物リスト」の属性は”大根1本”などの【八百屋さんで売っている物】
「サイフ」の属性は【お金】
「買い物かご」の属性は【買った物を入れる】
「買い物リスト」に”ビール”と書いたり、「サイフ」に”葉っぱ”を入れて
子供を八百屋さんに送り出しても買い物は出来ませんよね。
引数には、その属性に合った値を設定しなければ、正しく動作しません。
『エラーが有ります』というメッセージを表示してExcelに怒られてしまいます。
子供が八百屋さんに怒られて、「買い物できないよ。どうする?」と
お母さんに電話するのに相当します。