API

  • Application Programming Interface

コンピュータのソフトウェアを開発する際に、別のソフトウェアの持つ機能を呼び出して実行するために用いられる技術。

あらかじめ用意されているシステムの機能や、さまざまなソフトウェア コンポーネントが提供する機能を別のアプリケーション ソフトから呼び出す時に利用する仕組みのこと。

オペレーティング システム (= OS ) やそのサービス プロセス、あるいはミドルウェアなどのシステム ソフトウェアが提供する機能を、アプリケーション ソフトが利用するためのインターフェイス、つまり、当該の機能を呼び出すために必要な処理手続きのこと。

アプリケーション ソフトは、このようなオペレーティング システムなどの基本ソフトによって公開されている様々な API を使用して、コンピュータのハードウェアやファイル システムにアクセスして独自の機能を実現する。

特に、 Windows 環境では、 Windows オペレーティング システム自身が提供する API のことを、 『 Windows API 』 として区別する。ただし、近年における Windows アプリケーションの開発では、直接、 Windows API にアクセスするようなプログラミング技法は影を潜める傾向にある。その代わりとして、より単純で効率の良いアプリケーション ソフト開発を目指して、各々のプログラミング言語 (例えば、 C 言語 ) 用の関数を用意したり、特別なクラス ライブラリ (例えば、 .NET Framework や MFC など ) のメソッドを用意し、その中で複数の API の機能を組み合わせるなどの方法を用いて、より高度な機能を効率的に利用できる手法や仕組みが主流になりつつある。



オブジェクト指向では、オブジェクトを単位にしてプログラムを動かすので、まずプログラムがすっきりする。プログラムのへたな人がつくっても否応なしにすっきりする。すっきりすればバグも起こりにくいし、バグがあっても原因を特定しやすい。しかも、オブジェクトはカプセル化されているので、オブジェクト単位の再利用が簡単にできるし、開発の分担もしやすい。クラスをみんなで共有できるので、複雑なプログラムをつくるときも、個々のオブジェクトから設計しなくてよい。すでにあるものを利用すればいい。JavaではAPIという形でよく使われる便利なクラスがあらかじめたくさん用意されているので、それらを使うと複雑な処理も簡単にできてしまう。三次元グラフィックスだってちょちょいのちょい。


OS とアプリケーションを結ぶ、プログラム上の接点。アプリケーションは、原則として API の作法にのっとってプログラムされることで、OS の資源を利用でき、共通の機能とインターフェイスを実現できます。

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最終更新:2005年08月02日 17:27
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