●テッド/パートナー:ジード
【術】
【術】
- ドラグナー・ナグル
最初から使える全身強化術。ガ級強化術 - セカン・ナグル
ドラグナーから推定十数秒程で使えるようになる全身強化術。ゴウ級強化術 - サーズ・ナグル
セカンから一分弱で使える強化術。ギガノ級強化術 - フォルス・ナグル
サーズから二分程で使える強化術。ディオ級強化術 - フィフス・ナグル
通称トップ・ギア。フォルスから更に数分溜める必要がある。絶大な身体能力を持つが、その反動も相等にある。耐久は超ディオガ近い威力分でもかろうじて耐えられるレベル。ディオガ級強化術 - ドラグノン・ディオナグル
通称ファイナル・ギア。右の拳に全エネルギーを集中してパンチを繰り出す。凄まじい威力だが、一度使うと右腕が動かなくなる程の反動がある。超ディオガ級 - (シン・ドラグナー・ナグル)
魔界送還後の最大術。シン級の攻撃力とスピードを持ちながら全く反動がなく、最初からいきなり使えるという他のテッドの術が可哀想に思えてくる反則強化術。なお、防御力がどれだけ上昇するかは不明。シン級
【身体能力・戦術】
- 所持する呪文は肉体強化のみ。この為戦術は接近戦に限られる。
- 素の身体能力は並程度だが上記の特徴もあり、術を唱えることでカバーできる。
【長所】
- 格闘技術及び強化術使用後の格闘能力に優れ、フォルスまで強化すれば殆どの魔物を身体能力だけで圧倒できる。また火力面だけでなく、身体能力全てが相応に強化されるため、耐久力や機動力を生かして強引に攻め込んだり、ヒット&アウェイのような展開も作りやすい。トップギアまで強化できれば格上相手に勝利することも大いに期待できる。
- 体躯が小柄なこともあり、上記の様な戦術を展開しやすいのも長所。
【短所】
- 飛び道具を持たないので空中移動が出来る相手やパートナー狙いメインで戦闘する相手には手間取る可能性がある。
- 術の特性上「心の力を溜めながら段階を上げて強化をしなければいけない」という最大の弱点がある。そのため、ギガノ級以上のスペックを持つ魔物・即座に畳み掛けてくる戦術には滅法弱く、戦闘開始直後から一気に迫られれば「フォルス・ナグル」どころか「サーズ・ナグル」を発動するまでに負ける可能性もあり、コンスタントに勝ち続けられる魔物ではない。
●ギャロン(G)/パートナー:ジェット
【術】
【術】
- アム・バスカルグ
腕のパーツを変形・強化させる肉体強化術。パンチはディマ・ブルクの分身キャンチョメ2体ごとセウシルを吹き飛ばす程度の威力がある。ゴウ級強化術 - レイ・バスカルグ
足のパーツを変形・強化させる肉体強化術。ゴウ級強化 - ギガム・バスカルグ
アム・バスカルグから更に変形・強化させる肉体強化術。最初から使えるのかは不明。ギガノ級強化術 - ディオ・マ・バスカルグ
全身をデモルト並に巨大化させ、凄まじい身体能力を獲得するギャロンの最大強化術。ディオ級の攻撃でもダメージを受けない上に自己再生能力も持ち、本人曰く「時間が経つにつれ力も次第に強くなって行く」。本来ならば強力な呪文故に反動が大きく自身への負荷がかかる呪文であったが、ゴデュファ後はその弱点も克服し最早デメリットのない禁呪級の能力に。ディオガ級強化術 - エマリオン・バスカード
肩の防具に体を隠した状態から巨大化し相手に突撃するギャロンの最大術。推力に利用している炎は逆噴射する事で火炎放射を行うことができ、本体が魔物を攻撃しつつ炎でパートナーを狙うといった動きも可能。ディオガ+級
【身体能力・戦術】
- テッド同様接近戦用の強化術のみで腕や足のパーツ毎の強化となるが、あちらとは違い心の力をため続ける様な描写は無い。
- 普段は相手の力量に見合った呪文のみを使用するなど戦い方にこだわりがあったようだが、ゴデュファによる強化後は弱者相手でも強力な術を求める性格に変貌した。
【長所】
- 火力どころか耐久力・敏捷性など身体全てが強化される最大強化術が非常に強力。特に耐久面が優秀で、ディオ級程度の攻撃ならダメージを受けない上、テッドのディオガ級強化術である「フィフス・ナグル」の一撃で大ダメージを受けても瞬時に再生してしまうほど。その為、ディオガ級以上の決定打を持たない魔物に対して非常に優位に立ち回る事が出来る。
- 強力な肉体強化術とは別に最大術も所有している為瞬間火力が高く、接近戦においては非常に高い戦闘力を持つ。格闘技術も高く、最大強化時は攻撃範囲も広い。
【弱点】
- 最大強化術の使用時は巨躯故に攻撃が当たりやすく、スピードこそ高いものの回避能力に優れている訳ではない。
- 肉体強化術による接近戦主体で、相手の攻撃をカットする飛び道具を持たない。そのためパートナー狙いをしてくる相手には後手に回る可能性がある。
●デモルト/パートナー:ローベルト・ヴァイル
【術】
【術】
- ゼモルク
腕の角を伸ばして攻撃。初級術と思われるが、デモルト自身の大きさ故か攻撃力が高く、直撃を受けたウォンレイの腹を貫通し戦闘不能にするほどの殺傷力。ゴウ級 - オルダ・ゼモルク
腕の角を六つに分割し、自在に操作して攻撃。例によってサイズが大きいため範囲攻撃に優れる。ゴウ級 - リゴン・ゼモルク
両腕の角が分離して三節棍になる。デモルトの格闘技術・膂力と相まって攻守共に強力。ゴウ級 - へドュン・ゼモルク
頭の角をえりまきのようにして強化する。首の弱点を守るための防御術。威力不明 - バウロ・ウルク
翼を強化して高速で飛行する術。 - ディオエムル・ゼモルク
拳に炎を纏わせる術。ディオ級だが、デモルトの膂力、腕力が加わり非常に強力。 - ラギアント・ジ・ゼモルク
腕に巨大なボウガンを装備して4連射。威力が一定とは思えず、ゴウ級以上→ギガノ級以上→ギガノ級以上→ディオガ級と思われる。 - ギルガドム・バルスルク
ただでさえ強力な身体能力を更に大幅に強化するが、代償として狂戦士となってしまう禁呪。この術を唱えたヴァイルは飲み込まれてしまった。従って判断力は落ちるが、ザグルゼムの性質を見抜く程度の知能はある。首の弱点はカバーされ、飛行能力と通常攻撃でギガノ級以上の破壊力を持ち、スピードも強化されている。ディオガ級強化術
【身体能力・戦術】
- 腕力はギガノ級、反応速度はゴウ級強化に対応出来るレベル。防御力は部位によって大きく変わる。頭や腕の角はディオ級以上の防御力があり、その他の部位はゴウ級相当。耐久力はディオガ級にも耐える程だが、ザグルゼムによって強化されたバオウ・ザケルガの直撃には耐えられなかった。首の後ろに急所があり、そこはガ級でもダメージが入る。
- 戦闘スタイルはパートナー参謀型だが、禁呪強化後はデモルト自身の判断でのみ行動する。
【長所】
- 非常に高い身体能力と耐久力。更に攻撃範囲も広い上に格闘技術も高く、術無しでも相当な強さ。登場する魔物の中でも最大級の体躯の持ち主であるものの、ガッシュとウマゴンの攻撃を同時に受け止め捌くなど器用な動きもできる。
- 禁呪を使用すればヴァイルを飲み込む為、パートナー狙いもされなくなる。
- ヴァイルも悪役らしく小物のような描写が目立つが、周囲の状況を把握する力が高く魔物の地力を底上げ出来るサポートタイプ。冷静で的確な指示や術の選択を行えるのが強み。
【短所】
- 巨体ゆえに小回りがきかず攻撃の回避が困難。更に射撃術がゼモルクしかないので、遠距離にいる相手には攻撃しにくい。また、ディオ級以上の相殺術が無いのも弱点。強力な呪文を使用された時のリスクが大きい。
- ヴァイルも普段は的確な指示を出すものの、頭に血が上ると見境が無くなるタイプ。作中では守っていた月の石を破壊された際に激昂し、使用を止められていた禁呪を使いデモルトに飲み込まれてしまった。
●カルディオ/パートナー:サウザー
【術】
【術】
- ギドルク
スピード重視の初級強化術。 - ゴウ・ギドルク
身体能力が向上し、二本の角が生えてくる。ゴウ級強化術。 - ディオギコル・ギドルク
全身に氷の鎧を纏い、より身体能力を向上させる強化術。冷気による攻撃も可能になり、相手を凍らせて動きを制限したり、パートナー等の体力を消耗させる事が可能。ディオ級 - ディオウ・ギゴリオ・ギドルク
ディオギコルよりも遥かに強烈な冷気を纏わせる強化術。あまりにも冷気が強すぎるので、パートナーはおろかカルディオ自身も凍死する危険がある。超ディオガ級
【身体能力・戦術】
- 身体能力は特筆する事が無い程度だが、強化術の使用を前提に戦うので特に問題にはならないない。ウマゴン同様スピードで相手を撹乱させつつ冷気で相手魔物とパートナーの体力をジリジリ削る戦闘スタイルが特徴。
【長所】
- ウマゴン同様パートナーを背中に乗せて戦えるので狙われにくい。ウマゴンの様なバリエーションはないが、冷気だけでも近辺のギミックを変化・凍結させる程の影響力と威力を持っており、相手のパートナーを無力化する事に長けている。
- 冷気だけに目が行きがちだが、それはあくまでディオギコル・ギドルクのオプションである。実際は『ディオ級強化』がメインとなる術。そのため、機動力・敏捷性・相手を翻弄する力は全魔物の中でも優秀。接近戦が得意で無い魔物に対しては優位に立ち回る事が出来る。
【短所】
- あくまで強化術がメインになるため、相殺術が皆無。決定打もディオ級強化による直接攻撃ぐらいしか無い。冷気自体も人間を無力化する事に長けてはいるものの、対魔物の火力は無いに等しく、高火力及び高耐久の魔物には不利になりがち。
- 最大強化術はパートナー・魔物共に凍死する可能性が高いと言われる前代未聞の呪文。作中ではわざわざ本を燃やしてから発動したため、「同士討ち・最後の賭け」として扱うしか方法が無く、勝つ手段としては使用できない。