OSPF

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OSPF - (2012/07/25 (水) 10:03:00) のソース

<p><u>・OSPF<br /></u>ルーティングテーブルを自動で作成するプロトコル。<br /><br /><u>・メリット、デメリット<br /></u>-メリット<br />
コンバージェンスが速い<br /><br />
-デメリット<br />
階層型のネットワークを緻密に構築しなければならない。<br /><br /><u>・ルーティングテーブル生成概要<br /></u>1、ルータ間でLSA交換<br />
2、LSAからLSDB作成<br />
3、LSDBからSPFツリーを生成<br />
4、SPFツリーの最小コストのルートがルーティングテーブルにのる。</p>
<p><u>・OSPFエリア<br /></u>同一のLSDBを保持するルータのグループのこと。<br />
OSPFルータをエリアに分ける事で、LSDBのサイズを小さく出来る。それによりルーティングテーブルも小さくなる。<br />
(他エリアのルーティング情報は集約される)<br />
 原則的にバックボーンエリア(エリア0)に隣接している必要がある。</p>
<p><u>・LSAのタイプ<br /></u>-LSA1 ルータLSA<br />
すべてのOSPFルータが生成する。直接接続してるリンク状態の情報を含む。<br />
エリア内のOSPFルータにアドバタイズ。<br /><br />
-LSA2 ネットワークLSA<br />
DRとなるOSPFルータが生成する。DRの情報を含む。<br />
そのエリア内のOSPFルータに送信される。<br /><br />
-LSA3 ネットワークサマリLSA<br />
ABRが生成し、その配下のエリアにアドバタイズされる。<br />
他のエリアのルーティング情報を集約した情報を含む。<br /><br />
-LSA4 ASBRサマリーLSA<br />
ASBRのルータIDとASBRに到達するためのメトリックが含まれる。<br />
ABRが生成する。<br /><br />
-LSA5 AS外部LSA<br />
ASBRが生成する。非OSPFネットワークが接続されている場合に、そのネットワークの情報をアドバタイズする。<br />
OSPFエリア全体にアドバタイズされる。(スタブエリア除く)<br /><br />
-LSA7 NSSA外部LSA<br />
NSSAエリアを構成した時に生成されるLSA。<br />
 <br /><u>・コスト<br /></u>-OSPFで用いられるメトリックである。<br />
-CISCOや多くの実装ではポートの帯域幅が用いられる。<br />
 →実際のスループットである帯域幅とポートの帯域幅が異なる場合、<br />
  スループットの低いポートが経路に選択されてしまうケースがある。<br /><br />
コストの計算式:100MBps÷ポートの帯域幅(MBps)<br />
                          例、10Mbpsのポートであればコストは10</p>