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システム管理編」(2005/11/28 (月) 23:13:38) の最新版変更点

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■昨日 &counter(yesterday) ■今日 &counter(today) ■合計 &counter() ---- *Linux Tips システム管理編 そのうち分類します。 #contents **コマンドラインからパスワードを設定する    2005/10/24 > コマンドラインからパスワードを設定するには、passwdコマンドの > --stdin オプションを使うと便利です。 > # echo qwer1234 | passwd --stdin user1 > これでパスワード設定完了。 > 履歴にパスワード文字列が残るので注意! **一般ユーザー全員にxxする      2005/10/25 > UNIX/Linuxでは、全ユーザーに対してxxを設定するというコマンドは > 意外と少ないです。これは、多分、1ユーザーに対して設定するコマンドが > あれば、シェルをつかって全ユーザーに展開できるからです。 > ちなみにこんな風にやります。 > # for user in $( awk -F: '$3>=500{print $1}' /etc/passwd ) > > do > > echo $user > > done > echo $user の部分をやりたいことに置き換えれば完了です。 > ちなみに、uid=500以降の全ユーザーに対して実行できます。 > nfsnobodyユーザーが含まれるのはご愛嬌… **大量のユーザーをファイルから登録する   2005/10/26 > 大量のユーザーをファイルから一気に登録するのもシェルを組んでしまえば一発。 > たしか専用のコマンドもあった気がするけど、スクリプトでいきましょう。 > まずは、ユーザー名とパスワードを列挙したファイルを作成します。 > # vi user.txt > user1 password > user2 abcdefg > taro aabbccd > 後は、シェルでこのファイルを読み込みながらユーザー登録します。 > # while read user pass > > do > > useradd $user > > echo $pass | passwd --stdin $user > > done < user.txt > 以上です。 **グループ用作業ディレクトリの作成  2005/10/29 > 特定のグループのメンバだけが作業できるディレクトリを作成するには、 > SUIDを使用するといいでしょう。こんな感じ。 > # groupadd group1 > # usermod -G group1 user1 > # usermod -G group1 user2 > # mkdir /work > # chgrp group1 /work > # chmod 2770 /work > これで、/work ディレクトリで新規ファイルやディレクトリを作成すると > 自動的に、group1 グループの所有になり、スムーズなグループ作業が > できます。 **どのパッケージからインストールされたファイルかを調べる 2005/11/1 > 起動スクリプトが置かれている /etc/rc.d/init.d ディレクトリなどに > 気になるファイルを見つけたら、rpm コマンドを用いてパッケージ情報を > 入手してみると意外と役に立ちます。こんな感じ。 > # rpm -qf /etc/rc.d/init.d/portmap > i オプションを付け加えても結構役立ちます。ちなみに l もOK. > # rpm -qif /etc/rc.d/init.d/portmap **rpmパッケージからファイルを取り出す  2005/11/03 > デフォルトの設定ファイルを書き換えた挙句、 > 何をやったかわからなくなり、デフォルトの設定ファイルに > 戻したいなどと思ったことありませんか? > でもすでに設定ファイルは変更してしまったし…。 > そんな時は、rpmパッケージからファイルを取り出しましょう。 > 使うコマンドは、rpm2cpio と cpio コマンド。 > こんな風に使います。 > # mkdir work > # cd work > # rpm2cpio xxxx.rpm | cpio -idm > カレントディレクトリにパッケージ内のファイルが展開されるので > 後は、コピーして使うべし。 **ファイルは変更された? 意外と便利。 2005/11/4 > 設定ファイルとかプログラム自体でもよいが、ファイルが > 変更かれたかどうかは、rpmコマンドで調べることができる。 > # rpm -V パッケージ名 > とすればよい。 > 何にも表示されなければ改変なし。表示されれば改変あり。 > # rpm -qf ファイル名 | xargs rpm -V > とすれば、パッケージ名がわからなくとも大丈夫。 > ただし、パッケージからインストールされたファイルに限ります。 > 意外とインストール時に自動的に作られるファイルって多いんだよね。 > /boot/grub/grub.confとか/etc/fstabとか。 > 上記のファイルが改変されたかどうかはrpmでは調べられません。 **RPMパッケージのインストール前後に実行されるスクリプトを調べる  2005/11/17 > RPMパッケージのインストールやアンインストール時には、自動的に > スクリプトが実行される場合があります。 > インストール前後に起動されるスクリプトは、--scriptsオプションを指定すると > 調べることができます。こんな感じ。 > # rpm -q --scripts openssh-server > kernelパッケージをインストールするとブートローダーの設定ファイルが > 勝手に書き換わるのも、このスクリプトのおかげです。 **パスワードなしでリモートログインする 2005/11/26 > セキュリティ強化が望まれる中、時代に逆行するようですが、 > パスワード入力なしでどうしてもリモートログインや、 > リモートでコマンドを使いたい方におすすめなのがsshの使用です。 > sshでユーザーの認証に公開鍵認証を使用すれば、比較的安全に > パスワードなしでのリモート操作が可能になります。 > 設定はこうです。 > まず、リモートでコマンドを実行したい側(sshのクライアント側)で > # ssh-keygen -t rsa > とし、ユーザーの公開鍵と秘密鍵を作成します。 > このとき、パスフレーズにはEnterキーを入力し、 > NULLパスワードを設定します。 > すると、パスフレーズで保護されていない秘密鍵を > 作成することができます。 > # ls ~/.ssh > などとすると、id_rsaとid_rsa.pubができているはずです。 > そして、sshのサーバー側の~/.sshディレクトリ内に > authorized_keysというファイルをつくり、先ほどクライアント側で > 作成したid_rsa.pubの内容をそのまま記述します。 > これで完了です。 > クライアント側から(sshの鍵を作成した側) > # ssh サーバー名 > とするとパスワードなしでログインできます。 > ちなみにsshでのrootログインが許可されていれば > rootユーザーでも可能です。 ** 決まった間隔でコマンド実行 > リソースやネットワークのソケット状態の監視などを > 行いたい時に便利なコマンドが、watchコマンド。 > デフォルトでは2秒ごとにコマンドの出力を表示します。 > 出力結果をクリアして、再度コマンドの出力を表示するので > 結構重宝します。使い方はこんな感じ。 > # watch netstat -t > なかなかいいでしょ。
■昨日 &counter(yesterday) ■今日 &counter(today) ■合計 &counter() ---- *Linux Tips システム管理編 そのうち分類します。 #contents **コマンドラインからパスワードを設定する    2005/10/24 > コマンドラインからパスワードを設定するには、passwdコマンドの > --stdin オプションを使うと便利です。 > # echo qwer1234 | passwd --stdin user1 > これでパスワード設定完了。 > 履歴にパスワード文字列が残るので注意! **一般ユーザー全員にxxする      2005/10/25 > UNIX/Linuxでは、全ユーザーに対してxxを設定するというコマンドは > 意外と少ないです。これは、多分、1ユーザーに対して設定するコマンドが > あれば、シェルをつかって全ユーザーに展開できるからです。 > ちなみにこんな風にやります。 > # for user in $( awk -F: '$3>=500{print $1}' /etc/passwd ) > > do > > echo $user > > done > echo $user の部分をやりたいことに置き換えれば完了です。 > ちなみに、uid=500以降の全ユーザーに対して実行できます。 > nfsnobodyユーザーが含まれるのはご愛嬌… **大量のユーザーをファイルから登録する   2005/10/26 > 大量のユーザーをファイルから一気に登録するのもシェルを組んでしまえば一発。 > たしか専用のコマンドもあった気がするけど、スクリプトでいきましょう。 > まずは、ユーザー名とパスワードを列挙したファイルを作成します。 > # vi user.txt > user1 password > user2 abcdefg > taro aabbccd > 後は、シェルでこのファイルを読み込みながらユーザー登録します。 > # while read user pass > > do > > useradd $user > > echo $pass | passwd --stdin $user > > done < user.txt > 以上です。 **グループ用作業ディレクトリの作成  2005/10/29 > 特定のグループのメンバだけが作業できるディレクトリを作成するには、 > SUIDを使用するといいでしょう。こんな感じ。 > # groupadd group1 > # usermod -G group1 user1 > # usermod -G group1 user2 > # mkdir /work > # chgrp group1 /work > # chmod 2770 /work > これで、/work ディレクトリで新規ファイルやディレクトリを作成すると > 自動的に、group1 グループの所有になり、スムーズなグループ作業が > できます。 **どのパッケージからインストールされたファイルかを調べる 2005/11/1 > 起動スクリプトが置かれている /etc/rc.d/init.d ディレクトリなどに > 気になるファイルを見つけたら、rpm コマンドを用いてパッケージ情報を > 入手してみると意外と役に立ちます。こんな感じ。 > # rpm -qf /etc/rc.d/init.d/portmap > i オプションを付け加えても結構役立ちます。ちなみに l もOK. > # rpm -qif /etc/rc.d/init.d/portmap **rpmパッケージからファイルを取り出す  2005/11/03 > デフォルトの設定ファイルを書き換えた挙句、 > 何をやったかわからなくなり、デフォルトの設定ファイルに > 戻したいなどと思ったことありませんか? > でもすでに設定ファイルは変更してしまったし…。 > そんな時は、rpmパッケージからファイルを取り出しましょう。 > 使うコマンドは、rpm2cpio と cpio コマンド。 > こんな風に使います。 > # mkdir work > # cd work > # rpm2cpio xxxx.rpm | cpio -idm > カレントディレクトリにパッケージ内のファイルが展開されるので > 後は、コピーして使うべし。 **ファイルは変更された? 意外と便利。 2005/11/4 > 設定ファイルとかプログラム自体でもよいが、ファイルが > 変更かれたかどうかは、rpmコマンドで調べることができる。 > # rpm -V パッケージ名 > とすればよい。 > 何にも表示されなければ改変なし。表示されれば改変あり。 > # rpm -qf ファイル名 | xargs rpm -V > とすれば、パッケージ名がわからなくとも大丈夫。 > ただし、パッケージからインストールされたファイルに限ります。 > 意外とインストール時に自動的に作られるファイルって多いんだよね。 > /boot/grub/grub.confとか/etc/fstabとか。 > 上記のファイルが改変されたかどうかはrpmでは調べられません。 **RPMパッケージのインストール前後に実行されるスクリプトを調べる  2005/11/17 > RPMパッケージのインストールやアンインストール時には、自動的に > スクリプトが実行される場合があります。 > インストール前後に起動されるスクリプトは、--scriptsオプションを指定すると > 調べることができます。こんな感じ。 > # rpm -q --scripts openssh-server > kernelパッケージをインストールするとブートローダーの設定ファイルが > 勝手に書き換わるのも、このスクリプトのおかげです。 **パスワードなしでリモートログインする 2005/11/26 > セキュリティ強化が望まれる中、時代に逆行するようですが、 > パスワード入力なしでどうしてもリモートログインや、 > リモートでコマンドを使いたい方におすすめなのがsshの使用です。 > sshでユーザーの認証に公開鍵認証を使用すれば、比較的安全に > パスワードなしでのリモート操作が可能になります。 > 設定はこうです。 > まず、リモートでコマンドを実行したい側(sshのクライアント側)で > # ssh-keygen -t rsa > とし、ユーザーの公開鍵と秘密鍵を作成します。 > このとき、パスフレーズにはEnterキーを入力し、 > NULLパスワードを設定します。 > すると、パスフレーズで保護されていない秘密鍵を > 作成することができます。 > # ls ~/.ssh > などとすると、id_rsaとid_rsa.pubができているはずです。 > そして、sshのサーバー側の~/.sshディレクトリ内に > authorized_keysというファイルをつくり、先ほどクライアント側で > 作成したid_rsa.pubの内容をそのまま記述します。 > これで完了です。 > クライアント側から(sshの鍵を作成した側) > # ssh サーバー名 > とするとパスワードなしでログインできます。 > ちなみにsshでのrootログインが許可されていれば > rootユーザーでも可能です。 ** 決まった間隔でコマンド実行  2005/11/28 > リソースやネットワークのソケット状態の監視などを > 行いたい時に便利なコマンドが、watchコマンド。 > デフォルトでは2秒ごとにコマンドの出力を表示します。 > 出力結果をクリアして、再度コマンドの出力を表示するので > 結構重宝します。使い方はこんな感じ。 > # watch netstat -t > なかなかいいでしょ。

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