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気付けば辺りはたくさんの花々だった。



                                     花畑

コスモス・チューリップ・水仙・ボタン・・・ついには彼岸花。

四季折々の花、すぐ傍には川のせせらぎが聞こえる。

海斗はその光景をボーゼンを見つめている。

「・・・どこだ?ここは?」

俺は今までどこにいたんだ!?・・・えっと、ブラッキーと遊んでて・・・。

海斗がうんうんと考えている内に、一人の人影。

海斗が超えを掛けようとした時、海斗の中で警報が鳴った。

声を掛けてはいけない。危険!!

などと頭に響いたが、海斗はその警報を無視して声を掛けた。

「あのー、すみません。ここどこでしょうか?」

最初海斗は近づいて声を掛けようと思ったが、体が思うように動かず、

しかたなく遠くから声を掛けた。

海斗が越えを掛けた途端、人影だった者が鮮明な人の形になった。

そこにいたのはなんと!ナイジェルだった。

ナイジェルの存在に海斗は安心し、駆け寄ろうと思ったが、やはり体が思うように動かない。

そんな海斗を見て、ナイジェルは立ち、

海斗の方へと駆け寄った。海斗はホッとして、ナイジェルを見た・・・が、

     「カ~~イトォ~~~vv・・・・カ~イトォ~♪♪」

なんとナイジェルは満面の笑みで手を大きく振ってさわやかに走ってくるではないか。

「ッッッっっっっっ~~~~~っっっ!!!!っっ!!」

海斗は3秒ほど固まり、声にならない悲鳴をあげて脱兎のごとく逃げ出した。

そんな海斗をナイジェルは不満そうに見て、

「よーし♪こうなったら捕まえてやるぅ~♪」

ナイジェルが壊れた。崩壊した。破壊された。・・・っていうか人格崩壊!!

傍から見ればそれは単なる追いかけっこ。

しかし、今の海斗は血を吐く想いで逃げているのだ。

しかし、そんな海斗の気も知らず、ナイジェルは、

「こらぁ~♪待てぇ~vv」

などと、まるで浜辺でじゃれ合う恋人同士の様に追い掛けて来る。

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ~~~~~~!!」

海斗はただただ走って逃げるしかできない。しかし、そんな努力もむなしく、

ガシッと腕をつかまれてしまった。そしてなんと抱き込まれてしまった。

続く。