「混沌編背景ストーリー -1-」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

混沌編背景ストーリー -1-」(2011/01/02 (日) 13:43:04) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

黒月の古城オリジナル・ハートは去った。 神と、多くのオリジン族と共に。 それから、時は流れ続けた。 幾つもの、異様な、美しくも恐ろしい帝国が興っては去り、過去の象徴だった建築物も崩れ、その跡に未来を築いた。 地上は緩やかに、そして時に激しく変化を見せていたが、月は秘密を保ったまま穏やかな顔を見せ続けていた。 世界各地では、かつて行われた《戦国武闘会》の開催を求める声が《武烈》《幽朧》といったサムライの中で伝統のある名門から聞こえて来るようになった。 だが、ナイト達の間では派閥争いが起き、特に《因果》と名乗る''この世の理''を無視した能力を持つ者達が混乱に陥れていた。 世界の地形は、随分変わった。理由に、オリジナル・ハートとの戦いで大地に傷跡が残されたというのもあるし、長の年月の間の地殻変動の為というのもある。 自然文明は北方に位置し、世界樹を有するフィオナの森が文明の中心。 フィオナの森の奥は、《辺境の大地》と呼ばれ、強力で凶暴な生物が生息し、[[辺境の大地シヴァナーン]]を中心にフィオナの森とは違った社会を構成している。 その奥には《辺境山脈》があるが、そこを探検した者で''帰って来た者は誰も居ない''為、誰もその向こうを知らない。 火文明は自然文明の東に位置する。 《火山大要塞群》が文明の中心。 他にも領土には《龍の谷》や、武烈一門の館がある他、一部のサムライによって黙々と建設されている''《新戦国武闘会場》''がある。 闇文明は大陸の南に位置、悪魔神バロムの骸を祀る《魔宮》のある《ネクロポリス》が中心。 東に行くと観光地で名高い《腐海》があり、さらに東に進むと《封印の海》となり、そこの《魔の三角領域》には''闇文明の秘伝''が隠されているという。 水文明は大陸の南東部に位置。全文明で最も領土が少なく見えるが、海と繋がっている為、その領土を含めれば闇文明の次に大きい。 だが、未開発地域が多く、時折、そういった地域から''《アカシック・テクノロジー》なる超古代技術''が見つかる事も。 現在、水中都市をあげて、新たに見つかった遺跡《アカシック⑩【アンティル】》を捜索中。 光文明は西の空にあり、天空都市《ゴールドゴールデン》が現在の首都だが、《シルヴァー・グローリー》が再建されれば移ると思われる。 天空都市の下にある、オリジン族最後の都市''《TOBATSU》を滅ぼし、地表へ進出''しようと企む。 だが、文明間の関係は日に日に悪化し、緊張感を伴うものとなっていた。 そんな中、沈黙を破り、光文明が《TOBATSU》のオリジンを殲滅する為に、[[終劇の精霊グランド・フィナーレ]]を中心とする数万の光の精鋭でオリジン掃討軍を結成、オリジン軍と戦いになった。 結果、圧倒的な力の前に成す術も無くオリジン軍は敗れ去り、《TOBATSU》は主を失った。 だが、掃討戦の後、そのグランド・フィナーレが暴走、一砲撃目に建築中のシルヴァー・グローリーを破壊し、二砲撃目に水文明の遺跡《アカシック③【ビッグイン】》を崩壊させ、三砲撃目に火文明の主要要塞《フォートレスⅣ》を壊滅させた。 だが、[[不滅の聖霊王NEO・ギャラクシー]]の命を引き換えに砲塔を破壊、遠距離攻撃を封じ、直ちに結成されたナイト・サムライを中心とする多文明連合軍によってグランド・フィナーレを鎮める事に成功した。 数多くのエリートを失い、他文明に引け目を感じている光文明に対し、闇文明は同盟を結んだ火文明と共に、魔刻の斬将の末裔である[[魔焔の斬佐オルゼキア]]を筆頭とする火・闇連合軍に天空都市を襲わせた。 この戦闘において、[[サイボーグ]]が初めて実戦に投下され、その大部分が期待以上の戦果をあげた。 この戦いは、各文明から委託された[[天雷大王アレクサンドロスⅢ世]]と[[邪眼の滅公ヴァツァーリーⅠ世]]、[[黄昏の少将W・マツラ]]による《第三者会談》で一時休戦が決定するまで続いた。
←Before.神化編(仮) After.[[混沌編背景ストーリー2 Side.騎士]]→ After.[[混沌編背景ストーリー2 Side.五大文明]]→ After.[[サイドストーリー・オリジン]] ⇔parallel.騎士武闘会背景ストーリー(仮) 【0】 黒月の古城オリジナル・ハートは去った。 神と、多くのオリジン族と共に。 それから、時は流れ続けた。 幾つもの、異様な、美しくも恐ろしい帝国が興っては滅び、過去の象徴だった建築物も崩れ、その跡に未来を築いた。 地上は緩やかに、そして時に激しく変化を見せていたが、その長い年月、月は秘密を保ったまま穏やかな顔を見せ続けていた。 【1】 いつかの時代。何処かの大陸。 世界各地では、かつて行われた《戦国武闘会》の開催を求める声がサムライ・ナイトの名門から聞こえて来るようになった。 だが、一方、ナイト達の間では新興の一門、《因果》が興り、''この世の理''を無視した力を用いて頭角を現していた。 そして、文明間の関係は日に日に悪化し、緊張感を伴うものとなっていた。 そんな中、沈黙を破り、光文明が都市・《TOBATSU》に潜むオリジンを殲滅する為に、[[終劇の精霊グランド・フィナーレ]]を中心とする数万の光の精鋭で掃討軍を結成、西方荒野にてオリジン軍と交戦。 結果、圧倒的な力の前に成す術も無くオリジン軍は敗れ去り、《TOBATSU》は主を失った。 だが、掃討戦の後、そのグランド・フィナーレが暴走、一砲撃目に建築中のシルヴァー・グローリーを破壊し、二砲撃目に水文明の遺跡《アカシック③【ビッグイン】》を崩壊させ、三砲撃目に火文明の主要要塞《フォートレスⅣ》を壊滅させた。 だが、[[不滅の聖霊王NEO・ギャラクシー]]の命を引き換えに砲塔を破壊、遠距離攻撃を封じ、直ちに結成されたナイト・サムライを中心とする多文明連合軍によってグランド・フィナーレを鎮める事に成功した。 数多くのエリートを失い、他文明に引け目を感じている光文明に対し、闇文明は同盟を結んだ火文明と共に、魔刻の斬将の末裔である[[魔焔の斬佐オルゼキア]]を筆頭とする火・闇連合軍に天空都市を襲わせた。 この戦闘において、[[サイボーグ]]が初めて実戦に投下され、その大部分が期待以上の戦果をあげた。 この戦いは、各文明から委託された[[天雷大王アレクサンドロスⅢ世]]と[[邪眼の滅公ヴァツァーリーⅠ世]]、[[黄昏の少将W・マツラ]]による《第三者会談》で一時休戦が決定するまで続いた。 【2】 その夜のパーティは、とても華々しく、賑やかだった。 闇文明の外れ、自然文明に接する邪眼皇ピョートルⅡ世の館では、邪眼財閥の他、天雷、魔光、氷牙…といった各財閥家とその当主が集まり、《戦国武闘会》再開に関する意見交換と財閥家間の交流を和やかに行っていた…が。 大きな音を立てて唐突に、館の壁に穴が開いた。 飛び交う悲鳴。混乱。罵声。怒号。また悲鳴。 舞い上がった埃の中、穴の向こうから、翠色のマントを翻し、魔銃を構えた騎士を先頭に、多数の騎士が見えてきた。 マントと甲冑に刻まれた文様、そして、引き連れたナイトを見、ピョートルⅡ世は言い放った。 "貴様ら… 新興の…[[因果]]の騎士か! そしてお前は、お前がディオゲネスか!" ディオゲネスと呼ばれた錦のマントの騎士は、構えた魔銃を下ろし、"そうだ"と答える。 その答えを聞き、天雷財閥の総帥である天雷大王が口を開く。 "何をしに来た? いいか、我ら何度も通告するが、天雷は…いや、全ての現存財閥は貴様らの存在を認知せん! よって去れ!" "これは天雷大王様。我々は認知されようと来た訳ではありません" "何かね?"と氷牙皇帝ニコライ。 "宣戦布告をしに、参ったのです" そう言うとディオゲネスは未完成の新魔弾を放つ。 後に完成し、因果弾エンドレス・ループと呼ばれ、数多のクリーチャーに戦慄を走らせる魔弾を。 だが、そんな事をされて抵抗しない財閥家ではない。 直ちに、腕に自信のある、百戦錬磨の高名な騎士による激しい反撃が繰り出された。 劣勢に立たれる因果。因果の策略カルネアデス公が魔弾ルイン・ザ・ロードを放つ。 放たれた狂気の魔弾により、仲間割れを起こす騎士たち。 そこには、混乱しかなかった。その惨劇を見た邪眼の滅公ヴァツァーリーⅠ世は状況を打破するべく、賭けに出た。 幾重にも掛けられた封印を解放し、禁術ブラックエンド・アヴァランチを放つ。 黒い崩壊が、見境なく襲う。 これにより、双方、犠牲者を出しながら因果一門は撤退。 後に残るは、因果の魔弾と禁術による爪痕と、犠牲者、崩れかけた屋敷、宣戦布告を受けて佇む騎士たちだった…………。 【3】 その頃、水中都市の奥深くにて、サファイア・ウィズダムの意思を継ぐ者と自負する、サファイア・アルヴィズは探検と研究の末、新生体素材《カラーイート》を、混迷する各文明に送りこんだ……。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: