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新世界誕生編番外 ギミックの一日」(2011/01/28 (金) 21:42:54) の最新版変更点

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***新世界誕生編番外 ギミックの一日 「ほう、『水文明のサイバー能力を獲得。魔界文明との対立時でもこれで心強く!』か。」 天界の商店街の一角にある店、《ギミック・トリック》の店長のギミックは、新聞の一面を見ながら、コーヒーをすすった。 「新素材のご入荷、これは行かねば。」 そう言って、手作りのカバンを持って、店を出る。 その店の扉には《CLOSE》と書かれた看板がかけてあった。 __________________________________________________ 「さて、アマさんの城は・・・っと、」 街に出てきたはいいものの、《ギミック・トリック》はアマテラスのいる城から遠いところにあるので、行くには一苦労なのだ。 「ええと、ここを右に曲がって・・・」 「あ、ギミックさーん!!」 ギミックが地図に向かって独り言をつぶやいていると、横から自分を呼ぶ声が聞こえた。 「ん?おお、ヒトリック。」 駆け寄ってきたのはヒトリック。ギミックの幼馴染、そして《ギミック・トリック》の店員。 「こんなところで何しているんですか?しかも地図を片手に。」 と、ヒトリックが聞くと、地図について言われたとき、頬を赤らめて、「あ、いや、これ、その、」と口ごもった。 それも当然、ギミックは極度、というほどではないが、方向音痴なのだ。 「しかも、城は反対側だし。」 「うぇ!?」 驚いてギミックは後ろを振り向く。しかし、そこには城の姿がない。 「・・・あり?」 「えへへ、冗談だよ!!」 そういうと、ギミックはさらに顔を赤らめて、「バカヤロー!!!」と言い放った。 それに動じず、ヒトリックはアハハハと笑いながら逃げて行った。 「・・・ったく。」 ギミックは呆れながらも、その姿を見送った。 「成長したな・・・ヒトリック。」 彼はそう一言いうと、また、城を目指して歩き出した。 この時、だれも予測できなかっただろう。 この二人が、いずれ、対峙することになるとは・・・・・。
***新世界誕生編番外 ギミックの一日 「ほう、『水文明のサイバー能力を獲得。魔界文明との対立時でもこれで心強く!』か。」 天界の商店街の一角にある店、《ギミック・トリック》の店長のギミックは、新聞の一面を見ながら、コーヒーをすすった。 「新素材のご入荷、これは行かねば。」 そう言って、手作りのカバンを持って、店を出る。 その店の扉には《CLOSE》と書かれた看板がかけてあった。 __________________________________________________ 「さて、アマさんの城は・・・っと、」 街に出てきたはいいものの、《ギミック・トリック》はアマテラスのいる城から遠いところにあるので、行くには一苦労なのだ。 「ええと、ここを右に曲がって・・・」 「あ、ギミックさーん!!」 ギミックが地図に向かって独り言をつぶやいていると、横から自分を呼ぶ声が聞こえた。 「ん?おお、ヒトリック。」 駆け寄ってきたのはヒトリック。ギミックの幼馴染、そして《ギミック・トリック》の店員。 「こんなところで何しているんですか?しかも地図を片手に。」 と、ヒトリックが聞くと、地図について言われたとき、頬を赤らめて、「あ、いや、これ、その、」と口ごもった。 それも当然、ギミックは極度、というほどではないが、方向音痴なのだ。 「しかも、城は反対側だし。」 「うぇ!?」 驚いてギミックは後ろを振り向く。しかし、そこには城の姿がない。 「・・・あり?」 「えへへ、冗談だよ!!」 そういうと、ギミックはさらに顔を赤らめて、「バカヤロー!!!」と言い放った。 それに動じず、ヒトリックはアハハハと笑いながら逃げて行った。 「・・・ったく。」 ギミックは呆れながらも、その姿を見送った。 「成長したな・・・ヒトリック。」 彼はそう一言いうと、また、城を目指して歩き出した。 この時、だれも予測できなかっただろう。 この二人が、いずれ、対峙することになるとは・・・・・。 続きは[[こちら>>http://www4.atwiki.jp/magamorg/pages/9687.html]]

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