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「この僕を呼んだのは、この可憐な方をどうにかしてくれと?」 そう爽やかに微笑むのは、プラトニスと同じく因果の三騎士の[[大因果クリスタル・A]] 「まぁ要はそういうこと! リア充発言は謝るから頼む!」 「あははは。この僕がこんな小さい事を気にしている訳は無いよ。 それじゃ、早速、この可憐な方に寝技をお教えしよ……」 爽やかな笑みでどんでもないことを言いやがります、このイケメン騎士。 「ちょちょちょ待て! どうにかってのはそういう意味じゃ……」 「あれ、違うの? ……そうか! プラトニス、彼女が好きなんだね! それでこの僕に代わりに思いを伝えてほしいと――」 ぼこっ。 突っ込む必要は無かった。何故ならその前に彼女が殴っていたからだ。 「何よ! はっ!? さては貴方達、『ろりこん』って奴なのね!? そうなのね!?  可憐なレディーを集団で襲うなんて! ケダモノ! 悪魔! 野獣! 変態!」 「いや、違……ってやめろぉぉぉぉぉっ……」 その後、ぼこぼこぼこっ、と気味のいい音が何分も続きましたとさ☆ ---- 「――どんな風に世界が変わろうと、それを受け入れ、適応する他に道は無い。このようにして数多の生命は時のあけぼのから今に至るまで進化を続けてきた。その道を受け入れないことは即ち、それが進化の終焉ということなのだ。このようにして数多の文明が緩やかに、また激しく滅びを迎えていったのだ」 ここは西方荒野の滅んだ都市・《TOBATSU》の大図書館内。 「実に、興味深い。このオリジン族の宗教というのは。 神、絶対者か。彼らは多神教で、彼らの神は融合合体して能力を発揮すると書かれている。 一柱だけでは不完全な神、か。実に! 実にッ! 興味深いぞッ! ビハ! 天国! ビハ! 図書館サイコーッ!」 と言いながら聖書を投げ飛ばす[[順応の精霊アシミレイ]]。……絶対バチ当たると思う。 注:良い子の皆さんは図書館で騒いではいけないよ! ---- 空を切り裂く轟音に、完成したばかりの武闘会場で修練に励むサムライとナイトたちは空を仰ぎ見た。 唐突に天からカプセルが丁度グラウンドの中央に落下し、クレーターを穿つ。 「何だ!? 何があったのじゃ兄者!」 「分からぬ! 弟者よ、注意するんだ!」 クレーターの淵に駆け付けた(熱い魂を持つ)二匹のドラゴンは慎重に底を眺める。 その時、砂煙の中、カプセルは動き、ドアらしき物が倒れて行った。 ひょい、と外に出る一つのエンジェル・コマンド。 「[[天衝の精霊ボレアレス]]の登場ですよっと。あれ、周りが山じゃ困りますねー」 その時、風を切る音と共に上から剣が二つ振るわれてきた。 非常な速さ、残像すらも許さないスピードである。 「よくも積年、風雨に耐えて作った会場を作るのにどれだけ苦労したと思ってるんじゃ!」 「兄者! 落ち着くんだ! すまない、その…衝天の精霊と奴、逃げてくれ!」 だが、その発言に精霊は目を瞑り、手を振って「逃げない」と返事するのみ。 もはや、これまでかと思われた時―― 精霊は大地を蹴った。 その勢いで飛び出た砂は圧縮されで砂弾となり、そのあまりの圧縮率に赤く輝き、熱を放ち始める。 そのまま砂弾の雨は剣を振りおろそうとするサムライに飛んでゆく。 サムライの方も避けるが、数弾は避け切れず、鎧と刀に付着して溶かし始めた。 驚くドラゴンを傍目に、ファイティングポースを取る精霊。 「全力を持って売られた喧嘩は買う! それがボクのポリシーなのさー。 一応、加減したけど怪我は無いねー?」 その言葉にドラゴンは膝を折り、溶けなかった剣を地面に突き刺して俯いて口を開く。 「くっ…拙者が負けるとは…そして、その男気に惚れた。 さぞ名のある武人と御見受けした。我々を貴方の家臣に! ちなみに拙者の名は[[武烈の双剣龍ドゥヴァ・玄信]]。弟の名は[[武烈の装武龍ラルヴァ・輝虎]]と申す」 その申し出に精霊は困惑の表情をしている。 「な、何が問題がっ!?」 「ううん、問題、って程でもないけどさー」 「何なのですか!? 改善に努めます!」 「いや、そーゆーことじゃないんだー」 「それじゃ何ですか! 教えて下さい!」 「……ボク、女の子だよ?」 「え?」「え?」 流石兄弟、リアクションまで同じらしい。 「それでもいいっていうなら付いて来い! ってなー感じで武人でも男でも経歴も無いけどさー。 しっかり面倒見たけるし、ボクも君たちには来てほしいなー」 「いえ! 構いませぬ! 貴方が武人で無かろうと、女であろうと、経歴も関係なく、兄弟共々貴方の御言葉に甘えて付いて行きまする!」 その目には、大粒の涙が流れている。 拳を交えた時、既に付いて行こうと決心していた。 「兄者、俺を巻き込んでいる気が…。まぁ、兄者の行く所俺も行きますが! って聞いてないし!」 「よし、南に向かって行くぞ! 南下政策えいえいおー」 「よし、弟者、南だ! バカンスしに行くぞ!」 「いや、違うでしょ!」「弟くん、そんな堅い事言わない! まずはゆっくりバカンスといこうよー」 「……先が思いやられる……」 南へ進むボレアレス一行。そんな彼女らに、《アイツ》が近づいているとは誰が思うだろうか……。 ---- 執筆中 ***評価 - ボレアレス・・・・まさかのボクッ娘とは・・・・ -- マイルス (2011-01-28 06:21:23) - この精霊どもなんなんだ、勝手にイラスト描きたくなる(もちろん普通の女の子な感じで。エンコマらしさ?種族は投げ捨てるもの← -- ペケ (2011-01-28 08:19:42) - ※ただし順応の精霊は除…いや、実はマッドサイエンティストガールの可能性m(← -- ペケ (2011-01-28 08:22:05) - マイルスさん>まさかですw 個性を出すのは疲れます…( -- 楼砂 (2011-01-29 16:37:24) #comment
「この僕を呼んだのは、この可憐な方をどうにかしてくれと?」 そう爽やかに微笑むのは、プラトニスと同じく因果の三騎士の[[大因果クリスタル・A]] 「まぁ要はそういうこと! リア充発言は謝るから頼む!」 「あははは。この僕がこんな小さい事を気にしている訳は無いよ。 それじゃ、早速、この可憐な方に寝技をお教えしよ……」 爽やかな笑みでどんでもないことを言いやがります、このイケメン騎士。 「ちょちょちょ待て! どうにかってのはそういう意味じゃ……」 「あれ、違うの? ……そうか! プラトニス、彼女が好きなんだね! それでこの僕に代わりに思いを伝えてほしいと――」 ぼこっ。 突っ込む必要は無かった。何故ならその前に彼女が殴っていたからだ。 「何よ! はっ!? さては貴方達、『ろりこん』って奴なのね!? そうなのね!?  可憐なレディーを集団で襲うなんて! ケダモノ! 悪魔! 野獣! 変態!」 「いや、違……ってやめろぉぉぉぉぉっ……」 その後、ぼこぼこぼこっ、と気味のいい音が何分も続きましたとさ☆ ---- 「――どんな風に世界が変わろうと、それを受け入れ、適応する他に道は無い。このようにして数多の生命は時のあけぼのから今に至るまで進化を続けてきた。その道を受け入れないことは即ち、それが進化の終焉ということなのだ。このようにして数多の文明が緩やかに、また激しく滅びを迎えていったのだ」 ここは西方荒野の滅んだ都市・《TOBATSU》の大図書館内。 「実に、興味深い。このオリジン族の宗教というのは。 神、絶対者か。彼らは多神教で、彼らの神は融合合体して能力を発揮すると書かれている。 一柱だけでは不完全な神、か。実に! 実にッ! 興味深いぞッ! ビハ! 天国! ビハ! 図書館サイコーッ!」 と言いながら聖書を投げ飛ばす[[順応の精霊アシミレイ]]。……絶対バチ当たると思う。 注:良い子の皆さんは図書館で騒いではいけないよ! ---- 空を切り裂く轟音に、完成したばかりの武闘会場で修練に励むサムライとナイトたちは空を仰ぎ見た。 唐突に天からカプセルが丁度グラウンドの中央に落下し、クレーターを穿つ。 「何だ!? 何があったのじゃ兄者!」 「分からぬ! 弟者よ、注意するんだ!」 クレーターの淵に駆け付けた(熱い魂を持つ)二匹のドラゴンは慎重に底を眺める。 その時、砂煙の中、カプセルは動き、ドアらしき物が倒れて行った。 ひょい、と外に出る一つのエンジェル・コマンド。 「[[天衝の精霊ボレアレス]]の登場ですよっと。あれ、周りが山じゃ困りますねー」 その時、風を切る音と共に上から剣が二つ振るわれてきた。 非常な速さ、残像すらも許さないスピードである。 「よくも積年、風雨に耐えて作った会場を作るのにどれだけ苦労したと思ってるんじゃ!」 「兄者! 落ち着くんだ! すまない、その…衝天の精霊と奴、逃げてくれ!」 だが、その発言に精霊は目を瞑り、手を振って「逃げない」と返事するのみ。 もはや、これまでかと思われた時―― 精霊は大地を蹴った。 その勢いで飛び出た砂は圧縮されで砂弾となり、そのあまりの圧縮率に赤く輝き、熱を放ち始める。 そのまま砂弾の雨は剣を振りおろそうとするサムライに飛んでゆく。 サムライの方も避けるが、数弾は避け切れず、鎧と刀に付着して溶かし始めた。 驚くドラゴンを傍目に、ファイティングポースを取る精霊。 「全力を持って売られた喧嘩は買う! それがボクのポリシーなのさー。 一応、加減したけど怪我は無いねー?」 その言葉にドラゴンは膝を折り、溶けなかった剣を地面に突き刺して俯いて口を開く。 「くっ…拙者が負けるとは…そして、その男気に惚れた。 さぞ名のある武人と御見受けした。我々を貴方の家臣に! ちなみに拙者の名は[[武烈の双剣龍ドゥヴァ・玄信]]。弟の名は[[武烈の装武龍ラルヴァ・輝虎]]と申す」 その申し出に精霊は困惑の表情をしている。 「な、何が問題がっ!?」 「ううん、問題、って程でもないけどさー」 「何なのですか!? 改善に努めます!」 「いや、そーゆーことじゃないんだー」 「それじゃ何ですか! 教えて下さい!」 「……ボク、女の子だよ?」 「え?」「え?」 流石兄弟、リアクションまで同じらしい。 「それでもいいっていうなら付いて来い! ってなー感じで武人でも男でも経歴も無いけどさー。 しっかり面倒見たけるし、ボクも君たちには来てほしいなー」 「いえ! 構いませぬ! 貴方が武人で無かろうと、女であろうと、経歴も関係なく、兄弟共々貴方の御言葉に甘えて付いて行きまする!」 その目には、大粒の涙が流れている。 拳を交えた時、既に付いて行こうと決心していた。 「兄者、俺を巻き込んでいる気が…。まぁ、兄者の行く所俺も行きますが! って聞いてないし!」 「よし、南に向かって行くぞ! 南下政策えいえいおー」 「よし、弟者、南だ! バカンスしに行くぞ!」 「いや、違うでしょ!」「弟くん、そんな堅い事言わない! まずはゆっくりバカンスといこうよー」 「……先が思いやられる……」 南へ進むボレアレス一行。そんな彼女らに、《アイツ》が近づいているとは誰が思うだろうか……。 ---- 執筆中 ***評価 - ボレアレス・・・・まさかのボクッ娘とは・・・・ -- マイルス (2011-01-28 06:21:23) - この精霊どもなんなんだ、勝手にイラスト描きたくなる(もちろん普通の女の子な感じで。エンコマらしさ?種族は投げ捨てるもの← -- ペケ (2011-01-28 08:19:42) - ※ただし順応の精霊は除…いや、実はマッドサイエンティストガールの可能性m(← -- ペケ (2011-01-28 08:22:05) - マイルスさん>まさかですw 個性を出すのは疲れます…( -- 楼砂 (2011-01-29 16:37:24) - いや、順応の精霊さんは女じゃないですよー。''狂ってますが。'' -- 楼砂 (2011-01-29 16:38:26) #comment

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