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***新世界誕生編番外 ギミックの一日 1ページ目は[[こちら>>http://www4.atwiki.jp/magamorg/pages/8968.html]] 「・・・着いた、ここが[[アマさんの城>>http://www4.atwiki.jp/magamorg/pages/9148.html]]か。」 ふぅ、と一息つくギミック。 天界文明を代々おさめるアマテラス、その神官達が住む、『天界城ヒノモトノクニ』。 その大きさは、天界文明の3/1をおさめるほどの物。 「しっかし、いつみてもこのでかさには驚かされるな・・・。」 と、その時。 ドガァァァアアアン!!! 爆音とともに、城の一部が吹き飛んだ。 「!?」 その危険をいち早く察知したギミックは、城の中へと急いだ。 _______________________________________________________________ -ヒノモトノクニ内部- 「派手にやったな、こりゃあ・・・」 そう言うギミックの視線の先には、ボロボロになった柱が折れて倒れていた。 他にも、天井や壁が一部焼けている。 「・・・とにかく、アマさんのところへ急がなきゃな。」 そう言って、柱を乗り越えて、城の奥へと急いだ----- その時、「ギミックさーん!!!」という声が聞こえた。 「この声は・・・ヒトリック?」 その視線の先に、ヒトリックがボロボロになりながらも、兵士の一人を抱えている姿が見えた。 「あれ、お前、どうしてここに?」 「いやぁ、だって城の方で爆音が聞こえたからさ。」 そうか、それもそうだな。というギミック。しかし、その言葉よりも、兵士が大丈夫なのかを確認するギミック。 「一応命に別状はないよ。ただ、」 「ただ?」 ヒトリックはそこで黙ってしまった。 「ただなんだよ。おい、ヒトリック?」 そうギミックは問うが、答えが返ってこない。 その時、ハッと思い出した。そうだ、アマさんは・・・・ 「俺はアマテラスのところまで行ってくる!!ヒトリックは店に戻ってろ!!」 そう言い残して、ギミックは城の奥へと急いだ。 「危なかった、ギミックさんにこんなことがバレたら・・・」 そういうと、後ろから時間差で柱が落ちてきた。 しかし、柱が倒れてヒトリックにあたるときには、 もう、ヒトリックはいなかった。 つづく。

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