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新世界誕生編番外 ギミックの一日3頁目」(2011/02/05 (土) 20:10:55) の最新版変更点

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前は[[こちら>>http://www4.atwiki.jp/magamorg/pages/9687.html]] ***新世界誕生編番外 ギミックの一日 タッタッタッと、長い廊下に、ギミックの走る音だけが響く。 「しかし、どうしてこんなことになったんだ?」 あの爆発に、これほどの破壊力。もしかすれば、誰かが前もって結界を張っていたのかもしれない。 そうすれば、城内部の破損はなし。外への影響もないと思ったのだろう。 しかし、それを上回る力を持つ「何か」がこれほどの破壊力を生み出した・・・と。 「そう考えるのが妥当か。っと、ここがアマさんの部屋か」 長い廊下を走り終わると、突き当りに金色の扉が待ち受けていた。 しかし、その扉も、ところどころ金がはがれ、もはや鉄の壁と化していた。 「しかし、どういうことだ?」 ギミックは気が付いた。 ここまで来るのに、兵士がヒトリックの抱えていた奴が一人だけとは。 「しかもここの扉の前にも兵士がいねぇ。普通は見張りがいるだろうよ」 不思議に思うギミックだが、今はそれどころではない。 「邪魔するぜアマさん!!」 バァン!と勢いよく開けた扉の先には・・・ 「ん?誰だ、お前」 見知らぬ奴が立っていた。 「へ?」 さらに、その奥にはアマテラスが打倒されていた。 その状況を理解した。 こいつは、アマテラスの命を狙っている、と。 「てめぇ、アマさんに何をした?」 「あん?俺は単にここへ来ただけだが。そしたらこの鳥が倒れてたんだよ」 「『来ただけ』?それじゃあなぜアマさんが倒れてんだよ」 「だから俺h「もう我慢できねぇ!この際だ!死んで詫びれ!!」 そう言い放って背中の[[ドラガシラ>>http://www4.atwiki.jp/magamorg/pages/9122.html]]を抜き、目の前の奴に襲い掛かる。 「くそっ!だから俺は言った通りだっつーの!」 相手も負けじと大剣を持ってギミックと鍔迫り合いになる。 ガキィ!と刀と剣が擦り合わされ火花を散らす。 「てめぇ、名前は?!」 「俺は[[エンソウ春徒>>http://www4.atwiki.jp/magamorg/pages/9492.html]]・・・ッ!別の世界からやってきたらこの有様だぜ!!」 「だぁーっ!いい加減に真実を吐けぇ!!!」 バキィン!と剣を弾き、春徒の喉元に刀を向ける。 「残念だが、これが真実だ!!」 しかし、その刀に向けて、春徒は炎を放った。 それにすぐさま反応し、宙返りをうち、炎を避ける。 「ちぃっ!なら、その口をたたききらねぇとぉ」 刀に手を添え、その手を先まで伸ばす。そして、 「ダメかぁぁぁああ!!!!」 と言い放つと同時に刀を横に斬る。すると、刀から横長の衝撃波が発射された。 それになんの動揺もせず、剣を縦に向け、腕を伸ばし、 「貴様もその首を取らなきゃぁ、」 衝撃波を、 「わからねェかぁぁぁぁ!!!」 真っ二つに      斬り裂く。 「なんだ、少しはやるじゃねぇか」 ニヤリと不敵に笑うギミックに、春徒はフッと、笑みを零す。 「これでも俺を疑うか?」 その表情を見て、ギミックは刀を締まった。 「その度胸、買ったぜ」 と、春徒に近寄り、手を伸ばす。 「あぁ、俺もだ」 それに応えるかのように、春徒はキミックの手を握った。               ライバル 「これが、戦場で芽生える、『好敵手』って奴か?」 「んまぁ、だいたいあってんじゃねーの?」 と、二人で笑う春徒とギミックだった。 その頃、 「・・・春徒の居場所がわかったわ、すぐにそっちへ向かうから、あとは頼んだよ。                  『ヒトリック』?」 つづく。 乾燥、五時、羊などのご指摘藍← ***感想、誤字、脱字などのご指摘覧 #comment

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