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(side - ラストバトル)


 クロスギアの激突により、1度は滅んでしまった世界。
 この時、2つの勢力が顔を出そうとしていた。
 0からの世界の調和のため、海から復活を遂げようとする魔吏たち。
 地中に埋めていた新しい機体「ユーフォリック・エッグ」の試作品《航界卵UFO-モルモ》の中に身を隠していた、天才技師ワルケール・ヘヴンス。
 これから全てが始まろうという時、その荒廃した世界に、次元の狭間より現れたフェニックスたち。魔吏もワルケールも、フェニックスには敵わないと判断し、再び世界のどこかへ姿を隠す。その後の世界ではゴッドとロスト・クルセイダーの活躍により、フェニックスは全滅。
 そうしてフェニックスの時代は終わり、物語は戦国武闘会へ。
 世界が熱狂する裏で、淡々と準備を進めるワルケール・ヘヴンス。彼が何を考えているのかは、その時になってみないと分からない。
 諍いに燃える破天后。何かを予知する予言者と《大魔力感知ペン》。

 戦国武闘会、決着。

  • 01 /side WALKEEL
 実は戦国武闘会の合間、1度だけ、月が影に隠れる現象「銀環月食」が起こっていた。これにより『ある者』が、月の翳りに隠れ、こっそりと宇宙へ飛び立っていたのだ。
 『ある者』の名はワルケール・ヘヴンス。
 水文明が管理する深海の倉庫へ侵入、《電脳老弩ジージャ・メカドーラ》が総統する防衛軍をユーフォリック・エッグ完全体によって破壊。大月来のデータを入手した。
 大月来のデータを使って旧型を復活させるのではない。旧型を元にし、全く新しい物を作るのだ。そうしてワルケールは彼のオリジナル機体《秘伝大月来ムーンセーバー・ワルケール》を難なく完成。
 ムーンセーバー・ワルケールに搭乗し、宇宙へと旅立った。
 彼の目指す場所は、以前立ち寄った鉄の惑星。鉄文明が繁栄している星へ降り立ったワルケールは、鉄の軍団の結成を企む。鉄文明の頭領である《極大鉄兵ドレッドノート・スパンダム》に協力を要請、スパンダムは「この星の繁栄はワルケールのお陰である」と協力を承諾。ワルケールの計算通り、鉄文明が味方についた。
 世界を襲撃する準備は着々と整う。

  • 02 /side WALKEEL
 戦国武闘会、決着。
 優勝者のサムライが誉れを浴びている。
 ワルケールの狙っていた舞台は整った。
 ―――世界中の実力者が出場している戦国武闘会、その決勝戦が決着した、その瞬間。つまり世界中の実力者がみな、試合によって疲弊しきっている状態を狙ったのだ。
 世界を征服する計画の邪魔になる者は何1つ無い。
 ワルケール・ヘヴンスは秘伝大月来を操縦し、ユーフォリック・エッグ完全体を従えて、宇宙からの襲撃を実行。
 火文明の領域を《航界卵UFO-ニクリムソード》の砲剣が強襲。大地に大ダメージを与えた。さらにUFOテクノロジー《メルティジエンド》を乱発。こうして火山を粉砕し、火文明の力は無くなった。
 その時、誇り高き闇のナイト軍団が、UFO-ニクリムソードに攻撃を仕掛ける。戦国武闘会を汚されたと、ナイトの騎士道が吼えた。だがナイトたちの前に《航界卵UFO-スカーペーター》が出現。ナイト軍団は一瞬で倒された。
 UFO-ニクリムソードの砲剣の元に、闇の世界も破壊される。
 さらに進路を自然の文明へと向けた。
 決勝戦で使われた魔弾「HELL」によって、大地は既に大ダメージを受けていた。このような大地を制圧するのはもう容易いと踏んだのか、ワルケールは更なる攻撃を仕掛ける。UFOに搭載していた鉄文明の軍団を、地上に解き放ったのである。
 未知の文明の襲来に息を呑む、惑星の住人たち。どこからともなく現れてUFOに飛び掛った《勇者トムソーラー》も一撃で消し飛ばされた。
 鉄の勢いは止まらない。
 いざ世界が征服されようという瞬間。ワルケールにとって不測の事態が起こる。
 水文明のど真ん中を大魔力が貫いた。


  • 01 /side Mari
 少し過去へ遡る。
 海の底に眠る「スタジオp」には、大魔力を感知するとその詳細を知らせるペンが設置されていた。そのペンが何故か震えている。
 世界が滅ぼうとしているのだ。あの日交わした「失いの約束」によって、海の底で、スタジオpの所有者であるパヴァーナが復活。
 パヴァーナは水の住人に、現在の世界情勢を尋ねる。戦国武闘会という大会がクライマックスを迎えようとしているらしい。
 だがパヴァーナは疑問に思う。世界が滅ぼうという時にしか、魔吏は目覚めないはずなのだ。なのに何故パヴァーナは復活したのか。
 その矢先に、『ある噂』を耳にした。
 戦国武闘会の参加者でないはずの者が、試合を荒らしているという噂。パヴァーナが入手した情報を判断すると、その犯人は「不死貴族」であると思いあたった。
 不死貴族という名前は聞き覚えがあった。最古の時代で、パヴァーナたち「魔吏」に断罪を強制していた闇の血族と同種の存在。
 パヴァーナはこの「不死貴族」を消し去ろうと即決した。彼女たち魔吏には、闇の貴族に対する恨みがある。不死貴族が「破天后」という一団を捜索していると聞き、パヴァーナは破天后を名乗り、《破天后パヴァーナ》となった。
 水の世界に破天后がいると聞きつけた《不死貴族リッチ・リスター》は、まんまとパヴァーナの元へ。リスターは海にて、パヴァーナに一撃で倒される。
 世界を滅ぼす要因となりえたのは不死貴族だったのか?
 そう思っていたパヴァーナ。
 だが彼女が次の瞬間に見た、圧倒的な光景。鉄文明の襲来を目にしたパヴァーナは、残りの魔吏たちを躊躇いなく全員復活させたのだった。

  • 02 /side Mari
Ya-, Xcatil leVtyua magasaj os gusura! gusura mege heded rei tei rr nom i Hoollj aupondga! (嗚呼、異国の不滅たる魔神! 世界の最深にて討たれ討ち滅びよ!)
 世界を滅ぼすのは構わない。だがしかし、その滅んだ世界を治める者として君臨するのは魔吏でなければならない。
 そう。魔吏が望むのは世界の自壊。ゆえに他の存在によって世界を治められる事が許せないのである。
 よって魔吏は鉄文明を敵と認定。
 鉄の軍団を蹴散らし、快進撃を見せる魔吏たち。最強の魔吏、《魔吏ミステリオーソ》がその絶対的な力量を発揮する。
 世界に広がる鉄の勢いを、魔吏たちは自分たちだけで圧倒していた。当然である。彼らは戦国武闘会に参加しておらず、戦力は低下していないのだから。
 だが魔吏たちの前に、鉄の頭領ドレッドノート・スパンダムが降臨。魔吏たちの攻撃が通用しないスパンダムを倒すには、圧倒的な力が必要だ。
goggjjud ddi regenadj Navoritr, regenado BOLUZAKILUUUUS!!! (降誕せよ龍の王、王ボルザキルスよ!!!)
 魔吏たちは《龍王降誕》の儀式を開催し、《龍王ボルザキルス・トライコア》を召喚させる。
 さらにボルザキルスの復活の反動で、UFOに崩されたはずの火山が復活。その火口から、なんと「龍炎鳳エターナル・フェニックス」が時代を超えて降臨したのである。
 スパンダムと互角に戦うボルザキルスだったが、エターナル・フェニックスの応援によってスパンダムを圧倒する。だがスパンダムの剛力が唸り、フルパワーの打撃を受けてエターナル・フェニックスが一撃で敗れた。
 その隙を狙ったボルザキルスが、炎の咆哮によってスパンダムを粉砕。頭領を失い、鉄文明の敗北はここに決定した。

 鉄の軍団を失ったワルケールは、計算外の事態を受け、地上に直接降り立つ。
 こうして、世界を賭けた、魔吏とワルケール・ヘヴンスの激突が幕を開ける。


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