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(side - ラストバトル)


 秘伝大月来ムーンセーバー・ワルケールに搭乗しているワルケール・ヘヴンスへ、魔吏たちは水文明から勝手に拝借してきた大月来の機体を向かわせた。
 数十体の大月来との戦闘で秘伝大月来は大破するが、その残骸を使って《ワルケール・アスタシウルス》へ進化。ワルケール・ヘヴンスは宇宙へと移動。巨大なUFOたちはまだ、宇宙からの攻撃を仕掛けようとしている。
 魔吏たちも薄々気づき始める、圧倒的な戦力差。
 生き残った魔吏は、《界鏡剣デスタレイ・ドレイク》を呼び出す。デスタレイ・ドレイクの持つ剣には世界中の光景が映し出されており、魔吏たちは世界中から、勝つための情報を収集しようとしていた。

  • 01
 龍王ボルザキルス・トライコアはUFO軍団との決戦に臨む。
 ワルケール・ヘヴンスは、正面衝突では魔吏たちに勝てないと踏んだのか、「インフェルノ・ゲート」を超動。過去の世界から、魔吏たちの最も苦手とする相手《断罪閻鬼ヤマ・ギャラクシー》を召喚した。
 ヤマ・ギャラクシーの再来を《魔吏グラーヴェ》の魔力が迎え撃つ。他の魔吏たちをアスタシウルスが蹴散らす。抵抗する魔吏たちを押さえ込むため、ワルケールは宇宙から《航界卵UFO-テンレンクラー》を呼び寄せた。砕け散る魔吏たち。それによって魔吏の戦力は極限まで削られていた。
 宇宙ではボルザキルスの咆哮でUFO-スカーペーターが撃墜された。2機に減ったUFOだが、ヤマ・ギャラクシーがついにグラーヴェを倒す。
 魔吏たちはじわじわと追い詰められる。さらにアスタシウルスが、味方の「UFOテクノロジー」能力をコピーして装備。
 状況は劣悪だった。

 ●ボルザキルス vs アスタシウルス + UFO-ニクリムソード + UFO-テンレンクラー
 ●魔吏たち vs ヤマ・ギャラクシー

  • 02
 激戦の末、ついに龍王ボルザキルス・トライコアが撃沈。
 切り札を失った魔吏たちは、UFO-テンレンクラーに追い詰められ、アスタシウルスに捕まった。
 ヤマ・ギャラクシーの手で「断罪」が執行される事が決定。
 魔吏たちはその場で、全員滅却されるのだ。
 もうこの地上には、ワルケール・ヘヴンスの部隊に対抗できる戦力を持った者は誰1人いない。ワルケールの世界征服は完遂されたのである。
 後はただ、目の前の厄介事を処理するだけで。
 こうして魔吏たちは、世界の調和という理想を手にする事もできず、消えていくのであった。

  • 03
Mare i'Magastra ghyr valtes nogor saa.(魔吏の魔力は無敵なり。)
 魔吏たちが最期を覚悟した瞬間、懐かしい声がした。
 戦場に舞い降りた光は、紛れもなく巫仔ハーモイターナの姿をしていた。ハーモイターナは光を放って敵を跳ねのけ、魔吏たちに祈りの唄を捧げる。
gothic black Sword magasaj, nonx YunIni satth.(異世界の黒き剣、何者かを宿す。)
 《魔吏トレモロ》は、目の前に突然現れた《ゴシック・ブラックソード》を手にする。
 そのまま決死の覚悟でUFO-テンレンクラーに立ち向かい、一撃にて相打ちした。
jarasith ahloliya, ddi DGLA volfetri. (起動せよ、爆発の力。)
 勢い・感情を増す巫仔の唄。
 現れた《爆発剣ドグラ・ヴォルフェトリー》を掴んだ《魔吏アレグレット》が、速攻でUFO-ニクリムソードを攻撃。
 アレグレットは、無二の友であるパヴァーナに別れを告げながら、大爆発の中でUFOと相打ちした。
 パヴァーナは戦場で散った友人に別れを想いながら、最後の手段に打って出る。
 ハーモイターナの光と一緒に、王の再臨を実行したのだ。
Melle Melle Melle regenado, rahuya hazekurika! (王メーラ、精霊と共に!)
 ヤマ・ギャラクシーの前に《煉獄王メーラ・デハーキス》が降臨する。
 彼らの戦いは2度目。前回はメーラが闇の魔術によって敗れたが、今回は魔術を使う暇すら与えず、一瞬でヤマ・ギャラクシーを焼き払った。ヤマ・ギャラクシーは凄まじい断末魔と共に、灰と化して消滅。
 魔吏たちの逆転である。

  • 04
 残されたワルケールは、アスタシウルスを駆使して魔吏たちを攻撃する。だがメーラにそれを阻まれた。
 そしてメーラの攻撃がアスタシウルスを破壊。ワルケール・ヘヴンスはすべての戦力を失ったのである。
 とうとう追い詰められたワルケール・ヘヴンス。その時、試験体だったはずのUFO-モルモが進化。名も無き巨大ユーフォリック・エッグとなって、勢いに任せてメーラ・デハーキスを葬ってしまった。
 一気に立場が悪くなる魔吏。だが最強の魔吏であるミステリオーソは怯まず、《アウヴィスの槍》を召喚。残る魔吏たちの力を合わせ、槍によってユーフォリック・エッグを撃墜。
 天才ワルケール・ヘヴンスの敗北。
 勝者となったのは魔吏たち。

  • 05
 一時的だった進化が収まり、小さく萎んだUFO-モルモ。
 魔吏たちや、ワルケール・ヘヴンスが見守る中、UFO-モルモの秘めたる力が発動した。ユーフォリック・エッグは全員が、惑星意志と対話できるのだ。
 惑星意志の具現体《星霊プラネズン》が現れ、ワルケール・ヘヴンスに、この星を去るよう告げた。
 ワルケールはそれを受諾し、UFO-モルモに乗って星から去っていった。同時に星霊プラネズンも惑星へと戻る。
 宇宙へと消えていくワルケール・ヘヴンスの後姿を、魔吏たちが見守っていた。

 その後、どこかの惑星で、鉄という文明が発達していく。
 それは、ある1人の技術者による功績。鉄文明がその星を優しく統治し、その星は争いの無い、平和な…調和した惑星として発展していくのだが、魔吏たちは知るよしもない事実である。

  • 06
 生き残り、勝者となった魔吏たち。
 だがその時、すでに生き残りは3人しかいなかった。
 それを見て、巫仔ハーモイターナの姿をした光は、最後の言葉を唄う。
Wss reh weyu.(貴方たちのしたい事は何ですか?)
 そう言い残し、光は消えていった。
 魔吏たちは巫仔の言葉を受け、自分たちの意志を確認する。
 たった3人の魔吏。
 たとえ世界がまた滅んだとして、0からの調和という理想を、わずか3人で成しえる事はできるのだろうか?
 だが、魔吏たちは迷わない。
 いつか世界が滅ぶその日まで、世界の調和という理想を決して捨てはしない。
 だからもう一度、海に眠ろう。
 世界の調和を果たすんだ。

 魔吏は再び、海の底のスタジオpへ帰っていく。
 世界はまた、回り始める。





ここまで読んで戴き、ありがとうございました。
まじまん


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