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『崩壊、戦火、出会い』

崩壊した水文明の都市。
火文明との激しい戦いの跡だった。
どれだけの想いがここで散ったのか。


彼女、ルナは火文明と同行した自然文明の小隊の1人だった。
戦いは凄まじかった。
誇り高き龍ですら、恐怖に震えた。誇り高き巨人ですら、絶望に支配された。
彼女はこの戦火の中、恐怖も絶望も無く、ただひたすらに戦った。


ただ私は強くある為に――



戦火は止んだ。
激しい音もいつしか無音。
滅びた都市にたたずむのはルナ、そして……
「やあぁぁ!」
突如、現れたサイバーロードの少年。ルナ背後に剣での攻撃。
しかし、ルナはムーンライトで、その剣を弾き飛ばした。剣は空高く舞った。
カラン、カラン……
剣が地に落ちると同時、少年は力なく膝を地についた。
恐怖か、絶望か……少年は自らの死を覚悟していた。
ルナはムーンライトを少年に向けた。研ぎ澄まされた刃が満月の光を受けて、鋭く光る。

「お前は、強くなりたいか?」

突然のルナの問いに、少年は少し戸惑ったものの、明確な意思を持って首を縦に振る。
「お前、名前は?」
「ムーン…」
双月の出会いだった。