宝玉編 第二弾 五大皇帝(アダムス・エンペラーズ)
五文明には、それぞれ役割がある。
光文明は「法」を作り、自然文明は「住処」を作り、闇文明が「生命」を管理し、水文明が「科学」を発展させ、火文明が「動力」、つまりエネルギーを作る。
これらは世界の誕生とともにゴッドが生命たちに与えた「役割」であり、一文明たりとも欠けてはならない。
欠けてしまうと、バランスが取れなくなった世界は崩壊する。
それくらい、この星は不安定なのだ。
《デストラクション・ジュエル》は、生物が持つ「文明」という名の「役割」を変える力を持つ。
それは、生物が本来の役割を持てなくなるということだ。
役割を失った生物は、「夢見の神殿」を襲ったイニシエート部隊のように、心をなくした生物かぶれに成り下がる。
この事態を最も重く見ていたのは、現在五文明を統べる「五大皇帝」達であった。
彼らは、世界の誕生とともに神から役割を授かり、五文明を作り上げた「世界の創造主」達の子孫である。
後に五大皇帝会議がシルヴァー・グローリーで開かれる予定だった。
宝玉が水文明の領地で見つかったというのだ。
そして、宝玉は《エンペラー・スパルタクス》のもとへ。
宝玉を目の前にした《エンペラー・スパルタクス》はとっさにある作戦を思いついた。
それは、後の大混乱の元となる、《エンペラー・スパルタクス》率いる「
スパルタクス団」による世界征服計画であった・・・。
作者:セレナーデ
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最終更新:2010年08月14日 18:05