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新世界誕生編番外 ギミックの一日


「ほう、『水文明のサイバー能力を獲得。魔界文明との対立時でもこれで心強く!』か。」
天界の商店街の一角にある店、《ギミック・トリック》の店長のギミックは、新聞の一面を見ながら、コーヒーをすすった。
「新素材のご入荷、これは行かねば。」
そう言って、手作りのカバンを持って、店を出る。
その店の扉には《CLOSE》と書かれた看板がかけてあった。
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「さて、アマさんの城は・・・っと、」
街に出てきたはいいものの、《ギミック・トリック》はアマテラスのいる城から遠いところにあるので、行くには一苦労なのだ。
「ええと、ここを右に曲がって・・・」
「あ、ギミックさーん!!」
ギミックが地図に向かって独り言をつぶやいていると、横から自分を呼ぶ声が聞こえた。
「ん?おお、ヒトリック。」
駆け寄ってきたのはヒトリック。ギミックの幼馴染、そして《ギミック・トリック》の店員。
「こんなところで何しているんですか?しかも地図を片手に。」
と、ヒトリックが聞くと、地図について言われたとき、頬を赤らめて、「あ、いや、これ、その、」と口ごもった。
それも当然、ギミックは極度、というほどではないが、方向音痴なのだ。
「しかも、城は反対側だし。」
「うぇ!?」
驚いてギミックは後ろを振り向く。しかし、そこには城の姿がない。
「・・・あり?」
「えへへ、冗談だよ!!」
そういうと、ギミックはさらに顔を赤らめて、「バカヤロー!!!」と言い放った。
それに動じず、ヒトリックはアハハハと笑いながら逃げて行った。
「・・・ったく。」
ギミックは呆れながらも、その姿を見送った。

「成長したな・・・ヒトリック。」

彼はそう一言いうと、また、城を目指して歩き出した。

この時、だれも予測できなかっただろう。

この二人が、いずれ、対峙することになるとは・・・・・。

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