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前は
 エミリアがデギアにすべてを託していたちょうどそのころ…

「よーし、そこはこれを接続してくれ。っておい、そこはそうじゃないだろ」
「おっと、すまねぇ」
「はいはいチャッチャと仕事する!」
次元院ではピレーナに率いられたマシン・イーターたちが、タレットの設計した新たなクロスギア「ディメンジョン・コネクター」の最終調整を行っていた。

本体各所に設けられたアンテナは今までつながることのなかった新たなる次元を見つける鍵、そして巨大な粒子加速装置は、それらの次元をつなぐ新たなるホールを生成する未知への扉。

「順調みたいだな、ピレーナ」
呼ばれたピレーナが振り返ると、そこには大きなケースを携えたタレットがいた。その顔には疲労が色濃く見えていたが、同時にうれしさもにじみ出ていた。
「うん。いま最終調整やってるところ、もうすぐ完成するよ。ところで…」
ピレーナはタレットが持ってきたケースが気になるらしい。
「…ああ、いや、これは謝礼じゃない。謝礼じゃないが、大事なものだ」
そういってタレットがケースを開くと、中から紙の束が出てきた。そのうちの1枚をピレーナに渡す。
「『次元院の新型魔導具発表会に伴い、会場周辺の警護などを募集、武芸に自信のある強者は是非参加願う。』どういうこと?」
「今回俺が超次元の穴として開こうとしてるのは、かつて世界に混乱をもたらしたユニバース・ゲートだ。当然、何が出てきてもおかしくはない。だから万が一の事態に備えて力を集めておこうっていうことだ。ピレーナ、今回の発表会ではお前にも開発者の一人として参加してもらうが、可能な限り武装してきたほうがいい。もちろん俺の計算に狂いはないはずだが、それでもなにか起こったときのための備えはしてきてほしい」
「…了解したよ。」


そして、ディメンジョン・コネクターの発表会の日…
「ふむ、これほどまでに超獣たちが集まっているとは、よほどすばらしいものなのだろう」
そんなことをつぶやきながら会場に現れたのは、爆竜ウルリッヒXX
XXの中でもその戦闘力は飛びぬけており、敵からは「魔王」と呼ばれ恐れられていた。
ウルリッヒは警護として参加する旨を関係者に伝えると、指示された警護ポイントに向かう。ウルリッヒがその場所に到着すると、そこにはウルリッヒもよく知る名だたる武人がそろっていた。
「ほう、貴公もここに来ていたとはな。光翼(アザイ)」
「おお、貴方はウルリッヒ殿。貴殿の武勇は我が耳にも届いておりまする」
そういってウルリッヒと握手を交わすのは、光翼の超人(アザイ・ジャイアント)。
かつて同じ戦線で戦ったこともある二人は、武人として親友になっていた。
「しかし、ここまで大々的に武芸に秀でたものを集めたということは、また新たな戦いが始まるのであろうか」
「それはわからない。われわれにできることは戦うことだけだ」
そういったウルリッヒは、改めてあたりを見回す。
無敵と歌われる精霊ソレア、血染めの大地の二つ名をもつ猛将フェリオン、そして、体に不釣合いな大きさの魔銃を背負った少女の姿もあった。
ウルリッヒの視線の先にその姿を見つけた光翼は、はてと首をかしげる。
「あの魔銃は確か…」
「あれが噂のロマノフ家の令嬢か。なるほど、確かに邪眼の名を継ぐだけの器量はあるようだな」
「なんと!」

「……」
ロマノフ家の数少ない生き残り、邪眼皇姫アナスタシア・ロマノフは焦っていた。
(由緒正しきロマノフの名を、私の代で終わらせることはあってはならない。でも、私にお父様のような力はない…)
アナスタシアは背中に背負った魔銃を見やる。
かつて開かれた戦国武闘会で連戦連勝を収めた父、初代ロマノフ。火のNEXとともにオリジンたちと戦ったその武勇を、アナスタシアは毎日聞かされた。
そして現在、もはやかつての栄華はどこにもなかった。
「…バトラー」
「はい」
アナスタシアの呼びかけに、その隣に立つ獣の腕を持ったダークロードが答える。
「もしなにか混乱が起きたとしたら、それは私たちにとってはまたとないチャンス。一気に鎮圧して、私たちの力を示すのよ」
「もちろんですとも。そのときは私も全力でお手伝いしますよ、お嬢様」

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↓感想
  • 盛大に死亡フラグ建てられた哀れなクリーチャーが二名。ヴァンパイア登場が気になるところです -- komekome (2011-01-25 21:30:38)
  • まああの二人は死ぬために(ry 感想ありがとうございます。皆様の期待に答えられるように頑張りたいと思います。 -- ペケ (2011-01-25 22:59:00)
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