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新世界誕生編番外 ギミックの一日


タッタッタッと、長い廊下に、ギミックの走る音だけが響く。
「しかし、どうしてこんなことになったんだ?」
あの爆発に、これほどの破壊力。もしかすれば、誰かが前もって結界を張っていたのかもしれない。
そうすれば、城内部の破損はなし。外への影響もないと思ったのだろう。
しかし、それを上回る力を持つ「何か」がこれほどの破壊力を生み出した・・・と。


「そう考えるのが妥当か。っと、ここがアマさんの部屋か」
長い廊下を走り終わると、突き当りに金色の扉が待ち受けていた。
しかし、その扉も、ところどころ金がはがれ、もはや鉄の壁と化していた。

「しかし、どういうことだ?」

ギミックは気が付いた。

ここまで来るのに、兵士がヒトリックの抱えていた奴が一人だけとは。
「しかもここの扉の前にも兵士がいねぇ。普通は見張りがいるだろうよ」

不思議に思うギミックだが、今はそれどころではない。


「邪魔するぜアマさん!!」
バァン!と勢いよく開けた扉の先には・・・


「ん?誰だ、お前」

見知らぬ奴が立っていた。
「へ?」

さらに、その奥にはアマテラスが打倒されていた。

その状況を理解した。

こいつは、アマテラスの命を狙っている、と。


「てめぇ、アマさんに何をした?」
「あん?俺は単にここへ来ただけだが。そしたらこの鳥が倒れてたんだよ」
「『来ただけ』?それじゃあなぜアマさんが倒れてんだよ」
「だから俺h「もう我慢できねぇ!この際だ!死んで詫びれ!!」
そう言い放って背中のドラガシラを抜き、目の前の奴に襲い掛かる。
「くそっ!だから俺は言った通りだっつーの!」
相手も負けじと大剣を持ってギミックと鍔迫り合いになる。
ガキィ!と刀と剣が擦り合わされ火花を散らす。
「てめぇ、名前は?!」
「俺はエンソウ春徒・・・ッ!別の世界からやってきたらこの有様だぜ!!」
「だぁーっ!いい加減に真実を吐けぇ!!!」
バキィン!と剣を弾き、春徒の喉元に刀を向ける。
「残念だが、これが真実だ!!」
しかし、その刀に向けて、春徒は炎を放った。
それにすぐさま反応し、宙返りをうち、炎を避ける。
「ちぃっ!なら、その口をたたききらねぇとぉ」
刀に手を添え、その手を先まで伸ばす。そして、
「ダメかぁぁぁああ!!!!」
と言い放つと同時に刀を横に斬る。すると、刀から横長の衝撃波が発射された。
それになんの動揺もせず、剣を縦に向け、腕を伸ばし、
「貴様もその首を取らなきゃぁ、」
衝撃波を、
「わからねェかぁぁぁぁ!!!」
真っ二つに

     斬り裂く。

「なんだ、少しはやるじゃねぇか」
ニヤリと不敵に笑うギミックに、春徒はフッと、笑みを零す。
「これでも俺を疑うか?」
その表情を見て、ギミックは刀を締まった。
「その度胸、買ったぜ」
と、春徒に近寄り、手を伸ばす。
「あぁ、俺もだ」
それに応えるかのように、春徒はキミックの手を握った。
              ライバル
「これが、戦場で芽生える、『好敵手』って奴か?」
「んまぁ、だいたいあってんじゃねーの?」

と、二人で笑う春徒とギミックだった。

その頃、
「・・・春徒の居場所がわかったわ、すぐにそっちへ向かうから、あとは頼んだよ。







                 『ヒトリック』?」

つづく。

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