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       【軽度三角頭蓋の診断基準】

①「骨の盛り上がり(リッジ)」

額の真ん中を立てに走る骨の盛り上がりがあれば、その可能性が高くなるそうです。 髪の生え際から頭頂部にかけてある場合や、肉眼で確認できる場合もあるそうです。

 

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②「指圧痕」

この場合の指圧痕とは、頭蓋骨の内側に見られるもので、骨を脳が圧迫し続けることで出来るデコボコした痕のことです。ちょうど粘土を指で押したような状態に見えます。レントゲン(X線)検査では、骨が薄くなっている部分は白っぽくなりまだらに見えます。     3D-CTでも確認できます。
健常の子どもの場合でも指圧痕は見られるそうですが、軽度三角頭蓋の場合は、その程度が違うようです。

③「前頭葉が小さい」

軽度三角頭蓋で最も問題になる部分です。前頭縫合が生まれつき・あるいは生後早い段階でくっついてしまい、前頭部の骨の成長が妨げられています。そのことで、脳の前頭葉の発達が阻まれます。 外観で言うと、額が「踵状」をしていて、こめかみ部分が凹んで見える場合が多いそうです。
3D-CTやMRIでわかるのですが、同じ脳外科医でもその判断が違うようです。

④「眼窩間距離が短い」

眼窩とは、頭蓋骨で眼球が収まっている部分のことです。その両眼窩の間の骨(ちょうど鼻の付け根の辺りの骨)の幅を指して「眼窩間距離」といいます。外観からは判断出来ません。3D-CTでわかります。 正常の場合に比べて軽度三角頭蓋の場合は、その距離が少し短いそうです。 


※上記の診断基準は下地医師から診断を受けた親からの談話をまとめた内容で、下地医師の見解と相違ないかは確認できません。

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最終更新:2009年04月24日 14:47