ネットライムの歴史
追記希望
掲示板時代
日本でのネットライムの発祥は当時海外留学経験のあった2BEET氏が、海外の掲示板にて普通に行われていた押韻詩の投稿を日本に持ち込んだことが始まりだと言われている。日本初のネットライム掲示板を有するサイト、韻化帝国の誕生だ。これが1998年、奇しくもB-BOY PARKが初めて開催された翌年にあたる。
以降この韻化帝国にインスパイアされ、台頭していったのが、
火星、歌詞系といったサイトであり、韻化帝国と合わせて当時の3大ネットライムサイトとして隆盛を極めた。
2000年あたりから、当時ガラケーであった携帯電話が世に広まりだし、誰でも気軽にインターネットができるようになる。
その頃から数多くの掲示板サイトが作成され、多くのライマーの努力によりネットライムの基盤が固められる。
この時代にネットライムはある程度完成されており、レジェンドと呼ばれるに相応しいライマーが数多く世に出現した。当時の掲示板サイトは多くが閉鎖されている状態ではあるが、ライマーからライマーへとその伝説は語り継がれていいる。
掲示板サイトの中には2ch(現在5ch)もあり、匿名、コテハン入り乱れる中、独自の文化を形成していく。
SNS時代
2004年 mixi、GREEがサービス開始
新たなライマーが多数出現、それとともに、コミュニティ、メッセージ、足跡など、それまでの掲示板にはなかった機能により、ライマーの交流がさらに盛んになる。
2006年 モバゲータウンのサービス開始。既にmixi、GREEで活躍していたライマーも足を踏み入れることにより、SNS最大規模のサイトとなる。
その後モバゲーでは地下大会や東京スカイツリーカップなどといった大規模大会が開かれる。
2009年~2011年
サイト対抗戦開始時代
2012年~2015年
モバゲー、mixi、GREEで多くの大会や、対抗戦が開催されるも、SNSのメインストリームがFacebook等に移っていくことに煽りを受け、新規ライマーの数や古参ライマーのログイン率が低下。徐々に勢いを失っていく。
2016年~2017年
ネットライム暗黒時代
掲示板サイトリリック掲示板とFreeStyleBattleの2サイトが立ち上げられ、行き場を見失っていたライマーが集まりだすとともに、高校生RAP選手権やフリースタイルダンジョンによる流れで、ネットライム業界としては久しぶりに新規参入が増えだすこととなる。
2017年~2018年
FreeStyleBattleでAirllo氏による8小節3本のトーナメント大会、PMBやクレイン氏によるテーマ戦の大会、詞闘王など大会が多数開催され古参のライマーも参加しとても賑わった。他にもMAGE氏による対抗戦2018が開催されたりターフィー氏によるトリプルスレットマッチが開催されるなどネットライム全体がかなり盛り上がる。
2018年
MAGEによる「ライムガルド」の新設やラフィン、キャラバン、型月、蚯蚓、キュベ零らHUNDRED NOUGHTSによる「ネットライムポータル」開設、独自のサイトとしてFSBを飛び出した「Perfect MC Battle」やコウによる「キャスフィ+」
など、様々な新しい動きが見られた年。大会も活発に行われ、その中でもMAGE主催の下行われた「サイト対抗戦2018」は、現存するネットライマーに加え名だたるレジェンド達も復活を遂げ、大いに盛り上がった。
最終更新:2023年08月10日 18:27