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-ストーリーがあがっているのもすべて策のうちです。フフフ…… 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 13:15:33.73 ID:EUIlReiXO 男「ん?」 犬「ワンワン!」 男「うわっ!逃げないと!」 タッタッ… 男「わっ!」ボスッ 男「なんだこれ、落とし穴……?」 軍「引っ掛かりましたね私の策に」 男「!!」 軍「助けて欲しければ要求を呑みなさい」 男「へっ!?よ、要求?」 軍「私と付き合いなさい」 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 13:26:56.25 ID:EUIlReiXO 女「あれ、靴箱に手紙……軍師さんから?……『今日は父上も母上もいないから、家に来ても良いですよ』………?」 軍師の家 ピンポーン ガチャ 軍師「はいー……あ、あら?何の御用ですか?」 女「いや、何の御用って、手紙が靴箱に」 軍師「あ、えっ?嘘、あれ?」 女「………あ、もしかして入れる靴箱、間違えたとか」 軍師「え、は、はい………ショボン」 女「くすくす、大丈夫、黙っといてあげるから」 軍師「す、すいません………」 女「……あれ?じゃあ誰に入れようとしてたのかな……もしかして」 翌日 女「(ニヤニヤ)」 男「(なんかずっとこっち見てるけど……もしかして俺に気があるのかな?)」 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 13:35:45.56 ID:dHcsAnLa0 男「そういえば今日のテスト全然勉強してないや」 軍「孫子の兵法にも”知彼知己、百戰不殆”とあります。    ご自身の準備不足を省みるのですね」 男「分かってるよそんなこと、なにか良い策はないのか?」 軍「それでは、ここは私にお任せを」 先生「あれ?男は今日は休みか」 男「でもいいのか?教室抜け出したりして」 軍「ここは一旦退き、後日万全の体制で挑むのです」 男「いやだからって…べつにお前と映画を見に行く必要は…」 軍「ご安心を、これも策の内です。   この後は私の家にて試験の準備をいたしましょう」 男「あ、ああ…」 軍「今夜は寝ずに訓練ですね…ウフフ」 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 13:46:52.69 ID:dHcsAnLa0 男「これ見てくれ、ラブレターなんて貰っちまった」 軍「…」 男「こういう場合はどうすればいいんだ?お前の考えを聞きたい」 軍「(私がお慕いしていることを知っておきながら    他の女の恋文を見せ付けるなど…    このような酷い仕打ちを受けたのは初めてです…。    ああ…しかし、私は軍師!    天下のために私情をはさむことなど許されようもない。    ならば私がとるべき道は一つ。    この方のために、最上の策を申し上げるまで)    は…。    ご自身の気持ちを素直に打ち明けるのが上策かと」 男「そ、そうか。困ったな」 軍「なにか問題でもおありですか」 男「ああ。いまこの子とは別に好きな人がいるからな。   どう返事したらいいんだろう…」 軍「…!そ、それでしたらその旨を素直に申し上げれば…。   そ、そうなのですか…他に好きな方が…   (もしかすると、私では…)…ウフフ」 男「言っておくがお前じゃないからな」 軍「げえっ!」 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 13:53:38.45 ID:dHcsAnLa0 男母「あら軍師ちゃん、毎朝起こしに来てくれてありがとね」 軍「これは母上殿。お元気そうでなによりのこと」 ジャーン!ジャーン!ジャーン! 男「…」 軍「おお、目が覚めましたか」 男「あのさ……起こしに来てくれるのは嬉しいけど…   至近距離で銅鑼鳴らす以外にも別の方法があるだろ…」 軍「では明日からは別の策を用いましょう」 男「そうしてくれ」 ~翌朝~ 軍「おはようございます」 男「…おお、今日は銅鑼の音は聞こえない。   ん?なにかヤケに温かい…いや、熱いな…」 軍「早く起きないと黒焦げになりますよ」 男「ひ、火攻めで起こすのもやめろ!」 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 13:54:37.22 ID:EUIlReiXO 男「……あれ?弁当がない」 軍師「どうしたのですか?」 男「弁当がないんだよ」 軍師「あ、私、作りすぎちゃったのがあるんですけど食べますか」 男「いいの?」 軍師「ええ」 男「ありがとう、じゃお言葉に甘えて、頂きます」 軍師「どうですか?」 男「おいしいです、特にこの卵焼きが。好物なんで」 軍師「あら、そうだったんですか。それは知りませんでした」 渡辺さん「あれれ~?わたしのお弁当が増えてるよお~?」 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:03:15.39 ID:dHcsAnLa0 男「それはそうと、何で俺の周りをうろついてるんだ?   いや、俺も時々知恵を借りたいからいいんだけどさ」 軍「王佐の才を持つものが、使えるべき主君を見つけた。   ただ、それだけの理由です」 男「ふぅん」 軍「それだけの器がおありなのです」 男「でもさ…その…上手く言えないんだけど   俺としてはお前を恋愛対象には見れないんだ」 軍「ははは。突然何を申されます」 男「え?あの…それでもいいのか?」 軍「私はただ、お傍に居れればよいのです。   (それに…    難攻不落な城ほど、落としがいがあるというもの…ウフフ)」 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:08:11.25 ID:dHcsAnLa0 男「女の子はやっぱり胸の大きいほうが良いな~」 軍「…お待ちください。外見で人物を判断してはいけません。   その人物の内面にこそ、目を付けるべきなのです」 男「それは、お前の胸が小さいのと関係があるのか」 軍「…」 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:18:18.04 ID:EUIlReiXO 女「軍ちゃん一緒に帰ろー」 軍師「いいですよ」 女「ちょっと聞いて欲しいんだけど」 軍師「何ですか?」 女「男くんに映画に誘われたの」 軍師「!」 女「これってデート?じゃあ気合入れて行ったほうがいいかな」 軍師「いえ、多分その必要はないですよ」 女「そうかなあ……」 軍師「二人っきりじゃ気も引けるでしょうから、私もついて行きましょう。あともう一人男の人を呼びましょう」 女「ほんと?助かるー」 軍師「では、昼の一時、駅前で」 当日 男「なー軍師、二人来ないんだけど」 軍師「そうですか、仕方ないですね……」 男「つーか朝十時集合ってありえないよ」 軍師「女さんが提案したんですが……待ちますか?」 男「いいよ、二人で見に行こうぜ」 軍師「そうですか。では行きましょう」 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:25:24.83 ID:dHcsAnLa0 男「今日は楽しかったよ」 女「ホント?男君っていつも傍に軍師がいるでしょ?   だから何となく遊びとか誘えなくて…」 男「そっか、まあ悪い奴じゃないんだけどなあいつも」 女「でもさ…その…正直、鬱陶しくない?」 男「え?いや、それはないかな。   何だかんだいって俺の事をちゃんと考えてくれてるし。   でもそういう所が、何ていうか逆に世話好きの妹みたいで   恋愛対象としてはムリなんだけどな~」 女「ウフフ、男君って軍師の話になると楽しそうだね」 男「そ、そうか?」 女「ホントは好きなんじゃない?軍師のこと」 男「そうなのかな…」 女「そうだよ!自分の本当の気持ちって、案外気付かないもの。   きっと心の底では軍師のこと好きなんだよ」 女「…という首尾でございます」 軍「ご苦労」 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:29:32.98 ID:QhTNgIJ4O >>37 ちょwwww女もかなりの策士だwwwww 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:32:52.87 ID:dHcsAnLa0 >>42 女「なに、軍師殿に教えられたとおりに従ったまで」 軍「此度の働きは見事でした。これからも頼みますよ」 女「はっ」 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:37:37.29 ID:d5FK5C9O0 >>37の女は馬謖 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:46:19.86 ID:dHcsAnLa0 >>50 女「どう?ハイキングもたまにはいいでしょ」 男「ああ、そうだな」 女「(軍師殿は山の上にはいくなって言ってたけど…    ここなら男殿の気持ちも開放的になるはず)」 男「それにしても山の上だと、なんか叫びたくなるなー」 女「そうだよねー。じゃあ好きな人の名前とか叫んでみる?」 男「えっ?!」 女「いいじゃん、やろうよ!私も一緒に言っちゃうから」 男「あ、ああ…俺の好きな人、か…」 女「じゃあいくよ?いっせーのーで…」 男「ぐんっ…あ!うわ、何だ!すげえ雨ッ!」 女「あ、男君!大丈夫?この傘を使って」 男「いいよ。一つしかないじゃないか。一緒に入ろうぜ」 女「えっ…で、でもそれは…」 男「ほらほら。もっとくっつかないと濡れるぞ?」 女「…あ…」 女「も、申し訳ありません…」 軍「どうして山頂などに…山の天気は移ろいやすいとあれほど…。    仕方ありません、そこに四つん這いになりなさい」 女「は、はい…アッー!」 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 15:01:35.95 ID:dHcsAnLa0 女「なに?言いたいことって…」 男「す…好きだっ!」 女「うわ…なに言ってるの。ちょっと甘い顔しただけで   本気にしないでくれる?   あーあ、これだから童貞ってイヤなのよね。   私は男君のことなんて、べつに好きでも何でもないの。   わかった?   気持ち悪いのよね、そんな勘違いされたら」 男「あ…」 軍「そう落ち込まれてばかりいては体に毒です」 男「いや…そっとしておいてくれ…」 軍「私は軍師。主の困っているときに力を貸すのが役目です」 男「そうか…優しいんだな、お前は」 軍「何を申されますか。さ、元気を出してください」 軍「見事でした。これであの方も…ウフフ」 女(…男君) 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 15:15:42.67 ID:C+DdQ2KMO 男「こちら男、今軍師殿の敷地内に侵入した」 男「玄関にはSPと思われる男が二人」 男「愛の力をもってして、これの強行突破を試みる」 SP「なんだ貴様!うわっなにをs(ry」 アッー 男「こちら男、今軍師殿の屋敷の玄関前にいる」 男「ん?」 … 男「かっ鍵が開いていない…」 軍師「彼は何をしているのかしら?」 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 15:51:40.37 ID:THVq4PKyO 軍師「男さん…補修はどうでした?」 男「いやさすが王佐の才、お前のお陰でバッチリだよ!」 軍師「//…そうですか。では一刻も早く家に帰りましょう」 男「あ、ああ…」 ガチャ…バタン 男「軍師…なんか今日お前つめた…んんっ?」 軍師「んむ…んんっ」 男「っは…どうしたんだよ急に」 軍師「補修とはいえ…私を1時間近くも待たせるなんて…許しませんよ///」 男「す、すまん…//」 デレを意識したが、軍師でなくてもよかった件 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 16:48:19.04 ID:dPaOfFAr0 男=子桓 軍師=仲達 で作ろうぜ 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 17:08:29.18 ID:hwWLpz/r0 >>76で 男「父さん・・・父さん・・・グスン」 軍師「大丈夫ですよ私がしっかり支えます!」 男「ホント?」 軍師「お父さんが私が貴方のずっと傍にいるように言われましたよっ!」 女「さあ、前を向きましょう」 軍師「貴方の軍は後ろを向いた方が良いですよ」 女「え、ええ有難うじゃあ伝えてくるわね」 軍師「あの、質問しても良いですか?」 男「うん、いいよ」 軍師「結婚するなら役に立つ人と役に立たない人のどちらがいいかな~ってハハ」 男「やっぱり役に立った方が良いかな」 軍師「行きましょう!今度一緒に蜀に映画見に行けるようにしますからね!」 男「ありがとう。絶対行こうね!」 軍師「え?あ、ハイ。///」 始めて書いてみたけどこれでいいですかわかりません!>< 95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 18:18:06.59 ID:KjDbOxmI0 保守ついでに孫策と周瑜で考えてみた。 男「悪いな、いつも俺の用事に付き合わせちまって。   お前がいるとたすかるよ」 軍「いいんです、私も楽しいですから。」 男「しかしお前も、彼氏ができねーなぁ、見た目は三国一なんだから   言い寄る男には事欠かないんじゃねーのか?」 軍「…私は、その、もう決めた人がいるんで…」 男「ふーん……」
-ストーリーがあがっているのもすべて策のうちです。フフフ…… 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 13:15:33.73 ID:EUIlReiXO 男「ん?」 犬「ワンワン!」 男「うわっ!逃げないと!」 タッタッ… 男「わっ!」ボスッ 男「なんだこれ、落とし穴……?」 軍「引っ掛かりましたね私の策に」 男「!!」 軍「助けて欲しければ要求を呑みなさい」 男「へっ!?よ、要求?」 軍「私と付き合いなさい」 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 13:26:56.25 ID:EUIlReiXO 女「あれ、靴箱に手紙……軍師さんから?……『今日は父上も母上もいないから、家に来ても良いですよ』………?」 軍師の家 ピンポーン ガチャ 軍師「はいー……あ、あら?何の御用ですか?」 女「いや、何の御用って、手紙が靴箱に」 軍師「あ、えっ?嘘、あれ?」 女「………あ、もしかして入れる靴箱、間違えたとか」 軍師「え、は、はい………ショボン」 女「くすくす、大丈夫、黙っといてあげるから」 軍師「す、すいません………」 女「……あれ?じゃあ誰に入れようとしてたのかな……もしかして」 翌日 女「(ニヤニヤ)」 男「(なんかずっとこっち見てるけど……もしかして俺に気があるのかな?)」 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 13:35:45.56 ID:dHcsAnLa0 男「そういえば今日のテスト全然勉強してないや」 軍「孫子の兵法にも”知彼知己、百戰不殆”とあります。    ご自身の準備不足を省みるのですね」 男「分かってるよそんなこと、なにか良い策はないのか?」 軍「それでは、ここは私にお任せを」 先生「あれ?男は今日は休みか」 男「でもいいのか?教室抜け出したりして」 軍「ここは一旦退き、後日万全の体制で挑むのです」 男「いやだからって…べつにお前と映画を見に行く必要は…」 軍「ご安心を、これも策の内です。   この後は私の家にて試験の準備をいたしましょう」 男「あ、ああ…」 軍「今夜は寝ずに訓練ですね…ウフフ」 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 13:46:52.69 ID:dHcsAnLa0 男「これ見てくれ、ラブレターなんて貰っちまった」 軍「…」 男「こういう場合はどうすればいいんだ?お前の考えを聞きたい」 軍「(私がお慕いしていることを知っておきながら    他の女の恋文を見せ付けるなど…    このような酷い仕打ちを受けたのは初めてです…。    ああ…しかし、私は軍師!    天下のために私情をはさむことなど許されようもない。    ならば私がとるべき道は一つ。    この方のために、最上の策を申し上げるまで)    は…。    ご自身の気持ちを素直に打ち明けるのが上策かと」 男「そ、そうか。困ったな」 軍「なにか問題でもおありですか」 男「ああ。いまこの子とは別に好きな人がいるからな。   どう返事したらいいんだろう…」 軍「…!そ、それでしたらその旨を素直に申し上げれば…。   そ、そうなのですか…他に好きな方が…   (もしかすると、私では…)…ウフフ」 男「言っておくがお前じゃないからな」 軍「げえっ!」 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 13:53:38.45 ID:dHcsAnLa0 男母「あら軍師ちゃん、毎朝起こしに来てくれてありがとね」 軍「これは母上殿。お元気そうでなによりのこと」 ジャーン!ジャーン!ジャーン! 男「…」 軍「おお、目が覚めましたか」 男「あのさ……起こしに来てくれるのは嬉しいけど…   至近距離で銅鑼鳴らす以外にも別の方法があるだろ…」 軍「では明日からは別の策を用いましょう」 男「そうしてくれ」 ~翌朝~ 軍「おはようございます」 男「…おお、今日は銅鑼の音は聞こえない。   ん?なにかヤケに温かい…いや、熱いな…」 軍「早く起きないと黒焦げになりますよ」 男「ひ、火攻めで起こすのもやめろ!」 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 13:54:37.22 ID:EUIlReiXO 男「……あれ?弁当がない」 軍師「どうしたのですか?」 男「弁当がないんだよ」 軍師「あ、私、作りすぎちゃったのがあるんですけど食べますか」 男「いいの?」 軍師「ええ」 男「ありがとう、じゃお言葉に甘えて、頂きます」 軍師「どうですか?」 男「おいしいです、特にこの卵焼きが。好物なんで」 軍師「あら、そうだったんですか。それは知りませんでした」 渡辺さん「あれれ~?わたしのお弁当が増えてるよお~?」 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:03:15.39 ID:dHcsAnLa0 男「それはそうと、何で俺の周りをうろついてるんだ?   いや、俺も時々知恵を借りたいからいいんだけどさ」 軍「王佐の才を持つものが、使えるべき主君を見つけた。   ただ、それだけの理由です」 男「ふぅん」 軍「それだけの器がおありなのです」 男「でもさ…その…上手く言えないんだけど   俺としてはお前を恋愛対象には見れないんだ」 軍「ははは。突然何を申されます」 男「え?あの…それでもいいのか?」 軍「私はただ、お傍に居れればよいのです。   (それに…    難攻不落な城ほど、落としがいがあるというもの…ウフフ)」 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:08:11.25 ID:dHcsAnLa0 男「女の子はやっぱり胸の大きいほうが良いな~」 軍「…お待ちください。外見で人物を判断してはいけません。   その人物の内面にこそ、目を付けるべきなのです」 男「それは、お前の胸が小さいのと関係があるのか」 軍「…」 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:18:18.04 ID:EUIlReiXO 女「軍ちゃん一緒に帰ろー」 軍師「いいですよ」 女「ちょっと聞いて欲しいんだけど」 軍師「何ですか?」 女「男くんに映画に誘われたの」 軍師「!」 女「これってデート?じゃあ気合入れて行ったほうがいいかな」 軍師「いえ、多分その必要はないですよ」 女「そうかなあ……」 軍師「二人っきりじゃ気も引けるでしょうから、私もついて行きましょう。あともう一人男の人を呼びましょう」 女「ほんと?助かるー」 軍師「では、昼の一時、駅前で」 当日 男「なー軍師、二人来ないんだけど」 軍師「そうですか、仕方ないですね……」 男「つーか朝十時集合ってありえないよ」 軍師「女さんが提案したんですが……待ちますか?」 男「いいよ、二人で見に行こうぜ」 軍師「そうですか。では行きましょう」 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:25:24.83 ID:dHcsAnLa0 男「今日は楽しかったよ」 女「ホント?男君っていつも傍に軍師がいるでしょ?   だから何となく遊びとか誘えなくて…」 男「そっか、まあ悪い奴じゃないんだけどなあいつも」 女「でもさ…その…正直、鬱陶しくない?」 男「え?いや、それはないかな。   何だかんだいって俺の事をちゃんと考えてくれてるし。   でもそういう所が、何ていうか逆に世話好きの妹みたいで   恋愛対象としてはムリなんだけどな~」 女「ウフフ、男君って軍師の話になると楽しそうだね」 男「そ、そうか?」 女「ホントは好きなんじゃない?軍師のこと」 男「そうなのかな…」 女「そうだよ!自分の本当の気持ちって、案外気付かないもの。   きっと心の底では軍師のこと好きなんだよ」 女「…という首尾でございます」 軍「ご苦労」 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:29:32.98 ID:QhTNgIJ4O >>37 ちょwwww女もかなりの策士だwwwww 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:32:52.87 ID:dHcsAnLa0 >>42 女「なに、軍師殿に教えられたとおりに従ったまで」 軍「此度の働きは見事でした。これからも頼みますよ」 女「はっ」 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:37:37.29 ID:d5FK5C9O0 >>37の女は馬謖 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 14:46:19.86 ID:dHcsAnLa0 >>50 女「どう?ハイキングもたまにはいいでしょ」 男「ああ、そうだな」 女「(軍師殿は山の上にはいくなって言ってたけど…    ここなら男殿の気持ちも開放的になるはず)」 男「それにしても山の上だと、なんか叫びたくなるなー」 女「そうだよねー。じゃあ好きな人の名前とか叫んでみる?」 男「えっ?!」 女「いいじゃん、やろうよ!私も一緒に言っちゃうから」 男「あ、ああ…俺の好きな人、か…」 女「じゃあいくよ?いっせーのーで…」 男「ぐんっ…あ!うわ、何だ!すげえ雨ッ!」 女「あ、男君!大丈夫?この傘を使って」 男「いいよ。一つしかないじゃないか。一緒に入ろうぜ」 女「えっ…で、でもそれは…」 男「ほらほら。もっとくっつかないと濡れるぞ?」 女「…あ…」 女「も、申し訳ありません…」 軍「どうして山頂などに…山の天気は移ろいやすいとあれほど…。    仕方ありません、そこに四つん這いになりなさい」 女「は、はい…アッー!」 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 15:01:35.95 ID:dHcsAnLa0 女「なに?言いたいことって…」 男「す…好きだっ!」 女「うわ…なに言ってるの。ちょっと甘い顔しただけで   本気にしないでくれる?   あーあ、これだから童貞ってイヤなのよね。   私は男君のことなんて、べつに好きでも何でもないの。   わかった?   気持ち悪いのよね、そんな勘違いされたら」 男「あ…」 軍「そう落ち込まれてばかりいては体に毒です」 男「いや…そっとしておいてくれ…」 軍「私は軍師。主の困っているときに力を貸すのが役目です」 男「そうか…優しいんだな、お前は」 軍「何を申されますか。さ、元気を出してください」 軍「見事でした。これであの方も…ウフフ」 女(…男君) 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 15:15:42.67 ID:C+DdQ2KMO 男「こちら男、今軍師殿の敷地内に侵入した」 男「玄関にはSPと思われる男が二人」 男「愛の力をもってして、これの強行突破を試みる」 SP「なんだ貴様!うわっなにをs(ry」 アッー 男「こちら男、今軍師殿の屋敷の玄関前にいる」 男「ん?」 … 男「かっ鍵が開いていない…」 軍師「彼は何をしているのかしら?」 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 15:51:40.37 ID:THVq4PKyO 軍師「男さん…補修はどうでした?」 男「いやさすが王佐の才、お前のお陰でバッチリだよ!」 軍師「//…そうですか。では一刻も早く家に帰りましょう」 男「あ、ああ…」 ガチャ…バタン 男「軍師…なんか今日お前つめた…んんっ?」 軍師「んむ…んんっ」 男「っは…どうしたんだよ急に」 軍師「補修とはいえ…私を1時間近くも待たせるなんて…許しませんよ///」 男「す、すまん…//」 デレを意識したが、軍師でなくてもよかった件 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 16:48:19.04 ID:dPaOfFAr0 男=子桓 軍師=仲達 で作ろうぜ 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 17:08:29.18 ID:hwWLpz/r0 >>76で 男「父さん・・・父さん・・・グスン」 軍師「大丈夫ですよ私がしっかり支えます!」 男「ホント?」 軍師「お父さんが私が貴方のずっと傍にいるように言われましたよっ!」 女「さあ、前を向きましょう」 軍師「貴方の軍は後ろを向いた方が良いですよ」 女「え、ええ有難うじゃあ伝えてくるわね」 軍師「あの、質問しても良いですか?」 男「うん、いいよ」 軍師「結婚するなら役に立つ人と役に立たない人のどちらがいいかな~ってハハ」 男「やっぱり役に立った方が良いかな」 軍師「行きましょう!今度一緒に蜀に映画見に行けるようにしますからね!」 男「ありがとう。絶対行こうね!」 軍師「え?あ、ハイ。///」 始めて書いてみたけどこれでいいですかわかりません!>< 95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/16(水) 18:18:06.59 ID:KjDbOxmI0 保守ついでに孫策と周瑜で考えてみた。 男「悪いな、いつも俺の用事に付き合わせちまって。   お前がいるとたすかるよ」 軍「いいんです、私も楽しいですから。」 男「しかしお前も、彼氏ができねーなぁ、見た目は三国一なんだから   言い寄る男には事欠かないんじゃねーのか?」 軍「…私は、その、もう決めた人がいるんで…」 男「ふーん……」

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