「僕の望んだ世界」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

僕の望んだ世界」(2006/08/19 (土) 15:51:20) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

【落ちないように】新ジャンルな学校【保守ろう(校則)】より 男「……んあ?何で僕寝てるんだ?てかここ……屋上?」 俺「お、起きたか」 男「俺君?」 俺「こっちこっち、来てくれ」 バーボーイ「やあ(´・ω・`)よく起きたね。この水はサービスだ。飲んで落ち着いて欲しい」 男「え?あ、はあ……」 ごくごく 俺「落ち着いたか?あー、ご協力感謝」 バーボーイ「いやいや(´・ω・`)またご注文があったらどうぞ」 男「……で、なんで僕はこんな場所にいるんだ?」 俺「聞かれてもなぁ……。まあ、校内をうろついてみるといい。俺はここにいるから」 男「夕日が似合うな美女う年」 俺「ぷちっとやられたい?」 男「やられる前にすたこらっさっさだぜ」 ---- 男「あ、クー」 クー「うん?どうした男」 男「いやー、何で僕ここにいるのかなぁって」 クー「変な事を聞くのだな。居るから居るに決まっているじゃないか」 男「……それもそうか」 クー「寝ぼけているのか男?」 男「そうかもしれない」 クー「なら私の胸を貸してやろう。好きなだけ眠るがいい」 男「ご遠慮させていただきます」 クー「残念だ。だが眠りたい時はいつでもくるといい」 ---- 男「ゆうやと日和ちゃんだ……」 ユウヤ「どうしたんだい男君」 日和「男君」 男「いや、なんでも……」 日和「なんでも」 ユウヤ「例えばさ、もしこれが夢だとして」 日和「だとして」 男「……」 ユウヤ「じゃあそれは誰が見てる夢なんだろうね」 日和「だろうね」 男「僕だとでも?」 ユウヤ「さあ?」 日和「さあ」 ---- 男「ツンバカ……」 バカ「あら、男じゃない。でも変ね。なんかよく見えないわ」 男「誰の眼鏡だそれ」 ドロ「落ちてたのを付けてあげてみたの」 男「だから誰のだよ……」 バカ「あ、男どこにいるのよ。声しか聞こえないわ」 男「そっちは壁だ。眼鏡を取れ」 バカ「ああ、もう。取れないわこの眼鏡」 男「何上履き脱ごうとしてしてるんだよ」 バカ「べ、別にわざとじゃないんだから!」 男「それはドロだ。それとなんで上履きを手にはめてるんだ」 バカ「ちょ、眼鏡が取れないわ」 男「上履き取れよ」 ---- 鮫「……」 男「鮫……」 鮫「……ふぅ」 男「人の顔を見て溜息吐くなよ」 鮫「……はぁ」 男「……」 鮫「……ふぁ~」 男「……ふぁ~」 鮫「……がぶ」 男「いてぇ!」 ---- 男「ん?なんか空気が変わってきてるな」 荘厳「あら、男様」 男「荘厳さん」 荘厳「どうなさりまして?」 男「えー、あー。何時見ても荘厳ですね、と」 荘厳「そうでもなくってよ」 男「そうでもなくなくってよ」 荘厳「そうでもなくなくなくってよ」 男「そうでもなくなくなくなくってよ」 荘厳「そうでもなくなくなくなくなくってよ」 俺「そうでもなくなくなくなくなくなくってよ」 荘厳「そうでもなくなくなくなくなくなくなくってよ」 男「……そうですか」 荘厳「そうですわ」 ---- 男「……」 死「……」 男「…………」 死「…………」 男「………………」 死「………………」 男「……返事が無い。ただの屍のようだ」 死「……」 ---- 内藤「おっおっお!男君なんだお」 男「内藤か」 内藤「どうしたんだお?元気が無いように見えるんだお?」 男「そうか?」 内藤「そういうときはブーンするといいんだお!」 男「いや、いい」 内藤「おっおっお!残念だお。僕はちょっとブーンしてくるんだお!」 男「ああ、そうか……」 内藤「⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン」 男「……」 男「なんだろう。いつものはずなのにいつもじゃない気がする」 ---- ㍉「背中が隙だらけ」 男「㍉子さん」 ㍉「そんなんでは後ろから撃たれてしまうぞ」 男「平和な日本国では絶対にありえないシチュエーションだな」 ㍉「恋の拳銃でばっきゅーん」 男「……」 ㍉「……」 ぴん ころころ どっかーん! ㍉「……(///)」 男「恥ずかしすぎて穴に入りたい気持ちは判るが!穴がなかったからって手榴弾で穴を作ってまで入るな!」 ---- ヘ○ヘ   |∧   荒ぶる鷹のポーズ!  / 男「荒鷹さん」 ヘ○ヘ   |∧   荒ぶる鷹のポーズ!  / 男「……」 ヘ○ヘ   |∧   荒ぶる鷹のポーズ!  / 男「……」 ---- ヒート「うおおおおおぉぉぉ!」 男「ヒートが突っ込んでくる」 ヒート「うおおおおおぉぉぉ!」 男「動かなかったら突き飛ばされるんだろうな」 ヒート「うおおおおおぉぉぉ!」 男「あと五秒」 ヒート「うおおおおおぉぉぉ!」 どかん! 男「……やっぱり」 ヒート「男おおおおぉぉぉ!どうしたあああぁぁぁ!誰にやられたあああぁぁぁ!」 男「お前だよ」 ---- 男「次は狂うか」 狂「あらあらあらあら。どうしたのかしら?」 男「どうかしているお前に言われる筋合いはないと思うのだが」 狂「それもそうね、そうね。面白い事を言ってくれたお礼に内臓を頂戴」 男「嫌だ」 狂「ちょっとでいいの。脳の辺りを」 男「死ぬじゃん。なんで皆、普通そうでそうじゃないのかなぁ」 狂「つまりそれはあなたが狂ったんじゃなくって」 男「僕が狂っただって?」 狂「日常と日常の間に違和感を感じるなんて、人としてこっち側よ」 男「狂うと同じ側か……」 狂「いらっしゃいませ、あ・な・た。ご招待された記念に眼球を抉り抜いてあげるわ」 男「勘弁してくれ」 ---- 男「葬式ーズだ」 葬男「一色卓で呼ぶな」 葬女「どうかしました男さん」 男「なんかもう、さっきから変な……、いや、そうでも無い気がし……。あれ?変なのかな?」 葬男「なんだそりゃ」 男「ともかく、なんか日常が日常じゃないって感じで……、だけどそれが日常なんだよな」 葬男「解離性感覚障害にでも陥ったか?」 男「解離性……?」 葬男「現実の感覚がなくなるっつー精神病の一種だ」 男「……はは、まさか」 葬女「初めは皆そう言うのよ」 男「……やめてくれ」 ---- 低「眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い寝る」 男「そうか」 低「!!い、いたのか!」 男「階段の踊り場でなんか転がってれば、嫌でも見てしまう」 低「そうか……。まあ私は眠いのだ」 男「僕も寝たい気分だ」 低「ならば一緒に寝ようではないか……」 男「いい夢見られるかな」 低「夢は深層意識の願望の現れよ」 男「良く聞くね。じゃあ、こうありたい、って強く思うと、その通りの夢が見られるのかな」 低「現実は、常に残酷」 男「夢も希望も無いね」 ---- 友「お、男。俺の美少女を見なかったか」 男「……俺君の事か?だったら多分屋上」 友「まあ別に用はないんだが」 男「ないのか」 友「居場所さえ知っていれば愛の力でどうこうできる」 男「歪んでるな」 友「例えばエクレアで釣るとか」 男「途端に正常に聞こえてくるから不思議」 友「あいつの愛はエクレアにのみ向いている」 男「歪んでるな」 友「だがそれがいい」 ---- 俺「お、お帰り。余分なおまけも居るが、とりあえずどうだった?」 友「余分とか言うな」 男「なんとなくだけど、判ったよ」 友「エクレア買ってきたんだぞ」 男「ここって、僕の夢の中なんだろ?」 友「一日限定五十個のを、隣町まで行って買ってきたんだからなー」 男「僕が望んだ夢の世界。つまり僕はこんな日常を望んでるって事なんだ」 友「最後の二個を全力で奪ってきた俺に対する感謝の言葉は無いのか」 男「少し歪んでるけど、僕はこんな日常が好きなんだ。ずっとこうある事を願っている」 俺「ふぉふふぉうひ」 男「エクレア食い終わってから喋れよ」 俺「夢とはちょっと違うかな」 男「口の周りクリームだらけにしながら格好つけるな」 俺「夢って言うか、現実と虚空の狭間かな」 男「拭けよ。ほら、ハンカチ」 俺「ふはひふぁふふぁふははひゅ」 男「二つ目を頬張るな」 友「おおおお!俺の分まで喰うなー!」 俺「とゆー訳だ」 男「説明になってねーよ」 俺「つまり、男が願う世界がここにあったってだけの事だ」 男「願う世界、ね……」 俺「でも夢は醒めるものだから」 男「さっき夢とはちょっと違う、みたいな事言ってたよな?よな?」 俺「では頼みます」 シュー「豊作の米(まい)!コシヒカリ!アキタコマチ!ゴロピカリ!」 男「帰れ」 ---- 男「……んあ?何で僕寝てるんだ?てかここ……屋上?」 俺「お、起きたか」 男「俺君?」 俺「明日皆で何処行くか決めるって集合したのに、一人で寝っこけやがって」 男「……夢?」 俺「あん?なんか幸せそうな顔だったけど、そんなにいい夢だったのか?」 男「……ああ。最高の、な」 俺「ところでこいつを見てくれ。男の幸せそうな寝顔の写メなんだが」 ヒート「うおおおぉぉ!クレ!転送してくれ!」 クー「私も貰おう。拡大して現像して毎朝晩、話しかけてキスもすると約束するから」 シュー「……うむ。これなら米五合はいけるな。無くてもいけるが」 ツン「べ、別に欲しくなんかないんだけど!あ、あったらあったで何かに使えるかもしれないじゃない!」 狂「ふふ、うふふふふ……。藁人形に貼り付けて、五寸釘で打ちつけまくるわ」 男「……ぼ、僕は本当にこの世界を望んでいるのか……?」
【落ちないように】新ジャンルな学校【保守ろう(校則)】より 男「……んあ?何で僕寝てるんだ?てかここ……屋上?」 俺「お、起きたか」 男「俺君?」 俺「こっちこっち、来てくれ」 バーボーイ「やあ(´・ω・`)よく起きたね。この水はサービスだ。飲んで落ち着いて欲しい」 男「え?あ、はあ……」 ごくごく 俺「落ち着いたか?あー、ご協力感謝」 バーボーイ「いやいや(´・ω・`)またご注文があったらどうぞ」 男「……で、なんで僕はこんな場所にいるんだ?」 俺「聞かれてもなぁ……。まあ、校内をうろついてみるといい。俺はここにいるから」 男「夕日が似合うな美女う年」 俺「ぷちっとやられたい?」 男「やられる前にすたこらっさっさだぜ」 ---- 男「あ、クー」 クー「うん?どうした男」 男「いやー、何で僕ここにいるのかなぁって」 クー「変な事を聞くのだな。居るから居るに決まっているじゃないか」 男「……それもそうか」 クー「寝ぼけているのか男?」 男「そうかもしれない」 クー「なら私の胸を貸してやろう。好きなだけ眠るがいい」 男「ご遠慮させていただきます」 クー「残念だ。だが眠りたい時はいつでもくるといい」 ---- 男「ゆうやと日和ちゃんだ……」 ユウヤ「どうしたんだい男君」 日和「男君」 男「いや、なんでも……」 日和「なんでも」 ユウヤ「例えばさ、もしこれが夢だとして」 日和「だとして」 男「……」 ユウヤ「じゃあそれは誰が見てる夢なんだろうね」 日和「だろうね」 男「僕だとでも?」 ユウヤ「さあ?」 日和「さあ」 ---- 男「ツンバカ……」 バカ「あら、男じゃない。でも変ね。なんかよく見えないわ」 男「誰の眼鏡だそれ」 ドロ「落ちてたのを付けてあげてみたの」 男「だから誰のだよ……」 バカ「あ、男どこにいるのよ。声しか聞こえないわ」 男「そっちは壁だ。眼鏡を取れ」 バカ「ああ、もう。取れないわこの眼鏡」 男「何上履き脱ごうとしてしてるんだよ」 バカ「べ、別にわざとじゃないんだから!」 男「それはドロだ。それとなんで上履きを手にはめてるんだ」 バカ「ちょ、眼鏡が取れないわ」 男「上履き取れよ」 ---- 鮫「……」 男「鮫……」 鮫「……ふぅ」 男「人の顔を見て溜息吐くなよ」 鮫「……はぁ」 男「……」 鮫「……ふぁ~」 男「……ふぁ~」 鮫「……がぶ」 男「いてぇ!」 ---- 男「ん?なんか空気が変わってきてるな」 荘厳「あら、男様」 男「荘厳さん」 荘厳「どうなさりまして?」 男「えー、あー。何時見ても荘厳ですね、と」 荘厳「そうでもなくってよ」 男「そうでもなくなくってよ」 荘厳「そうでもなくなくなくってよ」 男「そうでもなくなくなくなくってよ」 荘厳「そうでもなくなくなくなくなくってよ」 俺「そうでもなくなくなくなくなくなくってよ」 荘厳「そうでもなくなくなくなくなくなくなくってよ」 男「……そうですか」 荘厳「そうですわ」 ---- 男「……」 死「……」 男「…………」 死「…………」 男「………………」 死「………………」 男「……返事が無い。ただの屍のようだ」 死「……」 ---- 内藤「おっおっお!男君なんだお」 男「内藤か」 内藤「どうしたんだお?元気が無いように見えるんだお?」 男「そうか?」 内藤「そういうときはブーンするといいんだお!」 男「いや、いい」 内藤「おっおっお!残念だお。僕はちょっとブーンしてくるんだお!」 男「ああ、そうか……」 内藤「⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン」 男「……」 男「なんだろう。いつものはずなのにいつもじゃない気がする」 ---- ㍉「背中が隙だらけ」 男「㍉子さん」 ㍉「そんなんでは後ろから撃たれてしまうぞ」 男「平和な日本国では絶対にありえないシチュエーションだな」 ㍉「恋の拳銃でばっきゅーん」 男「……」 ㍉「……」 ぴん ころころ どっかーん! ㍉「……(///)」 男「恥ずかしすぎて穴に入りたい気持ちは判るが!穴がなかったからって手榴弾で穴を作ってまで入るな!」 ---- ヘ○ヘ    |∧   荒ぶる鷹のポーズ!  / 男「荒鷹さん」 ヘ○ヘ    |∧   荒ぶる鷹のポーズ!  / 男「……」 ヘ○ヘ    |∧   荒ぶる鷹のポーズ!  / 男「……」 ---- ヒート「うおおおおおぉぉぉ!」 男「ヒートが突っ込んでくる」 ヒート「うおおおおおぉぉぉ!」 男「動かなかったら突き飛ばされるんだろうな」 ヒート「うおおおおおぉぉぉ!」 男「あと五秒」 ヒート「うおおおおおぉぉぉ!」 どかん! 男「……やっぱり」 ヒート「男おおおおぉぉぉ!どうしたあああぁぁぁ!誰にやられたあああぁぁぁ!」 男「お前だよ」 ---- 男「次は狂うか」 狂「あらあらあらあら。どうしたのかしら?」 男「どうかしているお前に言われる筋合いはないと思うのだが」 狂「それもそうね、そうね。面白い事を言ってくれたお礼に内臓を頂戴」 男「嫌だ」 狂「ちょっとでいいの。脳の辺りを」 男「死ぬじゃん。なんで皆、普通そうでそうじゃないのかなぁ」 狂「つまりそれはあなたが狂ったんじゃなくって」 男「僕が狂っただって?」 狂「日常と日常の間に違和感を感じるなんて、人としてこっち側よ」 男「狂うと同じ側か……」 狂「いらっしゃいませ、あ・な・た。ご招待された記念に眼球を抉り抜いてあげるわ」 男「勘弁してくれ」 ---- 男「葬式ーズだ」 葬男「一色卓で呼ぶな」 葬女「どうかしました男さん」 男「なんかもう、さっきから変な……、いや、そうでも無い気がし……。あれ?変なのかな?」 葬男「なんだそりゃ」 男「ともかく、なんか日常が日常じゃないって感じで……、だけどそれが日常なんだよな」 葬男「解離性感覚障害にでも陥ったか?」 男「解離性……?」 葬男「現実の感覚がなくなるっつー精神病の一種だ」 男「……はは、まさか」 葬女「初めは皆そう言うのよ」 男「……やめてくれ」 ---- 低「眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い寝る」 男「そうか」 低「!!い、いたのか!」 男「階段の踊り場でなんか転がってれば、嫌でも見てしまう」 低「そうか……。まあ私は眠いのだ」 男「僕も寝たい気分だ」 低「ならば一緒に寝ようではないか……」 男「いい夢見られるかな」 低「夢は深層意識の願望の現れよ」 男「良く聞くね。じゃあ、こうありたい、って強く思うと、その通りの夢が見られるのかな」 低「現実は、常に残酷」 男「夢も希望も無いね」 ---- 友「お、男。俺の美少女を見なかったか」 男「……俺君の事か?だったら多分屋上」 友「まあ別に用はないんだが」 男「ないのか」 友「居場所さえ知っていれば愛の力でどうこうできる」 男「歪んでるな」 友「例えばエクレアで釣るとか」 男「途端に正常に聞こえてくるから不思議」 友「あいつの愛はエクレアにのみ向いている」 男「歪んでるな」 友「だがそれがいい」 ---- 俺「お、お帰り。余分なおまけも居るが、とりあえずどうだった?」 友「余分とか言うな」 男「なんとなくだけど、判ったよ」 友「エクレア買ってきたんだぞ」 男「ここって、僕の夢の中なんだろ?」 友「一日限定五十個のを、隣町まで行って買ってきたんだからなー」 男「僕が望んだ夢の世界。つまり僕はこんな日常を望んでるって事なんだ」 友「最後の二個を全力で奪ってきた俺に対する感謝の言葉は無いのか」 男「少し歪んでるけど、僕はこんな日常が好きなんだ。ずっとこうある事を願っている」 俺「ふぉふふぉうひ」 男「エクレア食い終わってから喋れよ」 俺「夢とはちょっと違うかな」 男「口の周りクリームだらけにしながら格好つけるな」 俺「夢って言うか、現実と虚空の狭間かな」 男「拭けよ。ほら、ハンカチ」 俺「ふはひふぁふふぁふははひゅ」 男「二つ目を頬張るな」 友「おおおお!俺の分まで喰うなー!」 俺「とゆー訳だ」 男「説明になってねーよ」 俺「つまり、男が願う世界がここにあったってだけの事だ」 男「願う世界、ね……」 俺「でも夢は醒めるものだから」 男「さっき夢とはちょっと違う、みたいな事言ってたよな?よな?」 俺「では頼みます」 シュー「豊作の米(まい)!コシヒカリ!アキタコマチ!ゴロピカリ!」 男「帰れ」 ---- 男「……んあ?何で僕寝てるんだ?てかここ……屋上?」 俺「お、起きたか」 男「俺君?」 俺「明日皆で何処行くか決めるって集合したのに、一人で寝っこけやがって」 男「……夢?」 俺「あん?なんか幸せそうな顔だったけど、そんなにいい夢だったのか?」 男「……ああ。最高の、な」 俺「ところでこいつを見てくれ。男の幸せそうな寝顔の写メなんだが」 ヒート「うおおおぉぉ!クレ!転送してくれ!」 クー「私も貰おう。拡大して現像して毎朝晩、話しかけてキスもすると約束するから」 シュー「……うむ。これなら米五合はいけるな。無くてもいけるが」 ツン「べ、別に欲しくなんかないんだけど!あ、あったらあったで何かに使えるかもしれないじゃない!」 狂「ふふ、うふふふふ……。藁人形に貼り付けて、五寸釘で打ちつけまくるわ」 男「……ぼ、僕は本当にこの世界を望んでいるのか……?」

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
目安箱バナー