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ぬ~べ~登場」(2006/09/07 (木) 15:35:06) の最新版変更点

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俺の名前は鵺野鳴介。 生徒たちからは地獄先生ぬ~べ~の名で親しまれている。 去年まで九州の小学校で教鞭をとっていたが、この度新たな学校に赴任することになった。 その学校の名は試立ジャンル学園(変わった名前だ)。 ここの理事長からの熱烈な誘いを受けて転任してきたのだが、どうも俺の力を必要としているらしい。 何を隠そう、この俺は業界では少々名の知れた霊能力教師なのだ。 この前に居た九州の小学校と、その前の童守小学校では、数多の妖怪たちと死闘を繰り広げてきた。 その俺の力を必要としているのなら、この学校も普通の学校ではないだろうと思ってはいたが・・・。 ぬ「これは・・・凄いなあ・・・」 学校に着くなり、強烈な妖気がビシビシと伝わってきた。 それも一つではない。 魑魅魍魎のように小さなものから、神獣かそれ以上の巨大な妖気までもが感じられる。  ・・・一体この学校はどうなっているんだ? 理事長「貴方には、このクラスを担当してもらいます」 理事長に連れられて、ある教室の前までやってきた。 ・・・どういうことだ? 校内にある主だった妖気の殆どが、このクラスから発せられている。 扉を見るが、学年や組のプレートはかかっていない。 ぬ「理事長・・・、一体このクラスは何なんです?」 流石に何かおかしいと思いはじめてきた。 理事長「口で説明するより、実際見たほうが早いわよ」 ぬ「はあ・・・」 ガラッ ぬ「おはよう!HRを始め・・・る・・・」  ・・・何だ? 何だこのクラスは? ゾンビ妹「あ゙、先生が来だよ゙~」 魔幼「新任の先生ですね~」 魔少「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」 ヴァ「妙な踊りを踊ってないでさっさと席に着かんか馬鹿もん」 シャクヤク「ねえ、ちょっと誰か手を貸してよ。椅子に上れないの」 ダンボール「私の上に乗りなさいよ」  ・・・・・・。 ピシャッ 理事長「あら、どうしたの?」 どうしたもこうしたも無い。 教室の中にまともな人間は一人もいなかった。 ゾンビやらてけてけやらの妖怪に、魔女のコスチュームに身を包んで叫びながら踊る少女、何故か動いてしゃべる段ボール箱。 それに・・・。 ぬ「あの・・・私の目が正しければ、北欧神話の神のようなものが教室の中に居るんですが・・・?」 理事長「ええ。ウチの生徒のヴァルキリーさんです」 ぬ「・・・・・。それに、その、見た目は子供ですが、かなり高位の魔物が居るような・・・」 理事長「ええ。ウチの生徒で、大魔王さんの娘の魔王幼女さんです」  ・・・ヴァルキリーの神格は高くないとはいえ、何で神が人間界のこんな学校にいるんだ? そして、何で魔物と神が同じ空間に存在してるんだ?  ・・・全くわけが分からん。 覇鬼「あの二人、かなり強い力を持ってるうが」 左手が話しかけてきた。 こいつは元は地獄の鬼で、名を覇鬼という。 以前、生徒にとり憑いていたのを徐霊しようとしたところ、その力があまりに強大すぎたため、 やむを得ず俺の左手に封印したのである。 それから色々あって人間と和解し、今では鬼の手として俺と共存している。 いや今はそんなことはどうでもいい。 覇鬼「特にチビ女のほうは、今は大したことないうがが、潜在的な能力は俺に匹敵するうが」 ぬ「・・・そんなに凄いのか?」 覇鬼「西洋と東洋では地獄観が違うし、力の使い方も違うからどっちが強いか一概には言えないうがが、    妖力だけで見れば正直俺も勝てるかどうか分からんくらい強いうが」 ぬ「もう一人のほうは?」 覇鬼「力自体はそんな強くはないうが。でも、力を増幅させる装備を色々身に付けてるから、    全体ではチビ女の能力とそれほど変わらんうが。流石は神の眷属うが」 ぬ「・・・・・・」 ??「あの~・・・」 ぬ「はい?」 ??「すいません・・・教室の場所が分からなくって遅刻しました・・・」 くねくね 理事長「ああ、くね子さん。大丈夫ですよ。まだHRは始まってないですから」 く子「そうですか、良かった」 くねくね 理事長「早く教室にお入りなさい」 く子「はい」 くねくね ぬ「・・・・・・」 この子は・・・「アレ」だよな?  ・・・本来田んぼなんかの水辺にいるようなモノが、何で学校の中にいるんだ?  ・・・しかも普通に教室に入って行ったし。 理事長「さあ、鵺野先生も急いで」 ぬ「あの・・・その前に聞いておきたいことがあるんですが・・・」 理事長「何かしら?」 ぬ「このクラスは何なんですか?」 いくらなんでも異常だ。 クラスにまともな人間が一人も居ないうえに、強大な力を持った魔物と神の眷属が共存している。 こんなケースは見たことも聞いたこともない。 理事長「このクラスは、人外の存在が人間社会で生活していくために学ぶための特別学級です」 ぬ「な、なんだってー!?」 理事長「貴方にはこのクラスで、彼女達が人間社会で生きていけるよう、色々なことを教えてもらいます。     貴方にしか出来ないことですよ」 ぬ「・・・はあ、それは結構ですが・・・。しかし、あの魔女の服を着ている女の子は人間と変わりませんよ?   確かに霊能力は常人よりは高いようですし、言動は常軌を逸してますが」 理事長「あの子は・・・まあ、面白いからいいでしょう」 ぬ「・・・・・・」  ・・・まあ良いか。 しかし妖怪や神族や魔王のいるクラスを受け持つとは・・・。 これは骨が折れそうだ・・・。 ぬ「ところでこの学校に校長先生は居ないんですか?会ったことがないんですが・・・」 理事長「一応居るには居ますが・・・どこに居るかは分かりません」 ぬ(何だこの学校) 校長「君・・・もう一杯おかわり・・・」 バーボンボーイ「先生(´・ω・`)・・・もうこのへんにしておいたほうがいいと思いますけど」 校長「いいから!」 バーボンボーイ「仕方ないですね(´・ω・`)・・・、このテキーラはサービスにしておきますから、飲んだらお帰りください。       お代はツケておきますから」 校長「いつもすまないねえ・・・」
俺の名前は鵺野鳴介。 生徒たちからは地獄先生ぬ~べ~の名で親しまれている。 去年まで九州の小学校で教鞭をとっていたが、この度新たな学校に赴任することになった。 その学校の名は試立ジャンル学園(変わった名前だ)。 ここの理事長からの熱烈な誘いを受けて転任してきたのだが、どうも俺の力を必要としているらしい。 何を隠そう、この俺は業界では少々名の知れた霊能力教師なのだ。 この前に居た九州の小学校と、その前の童守小学校では、数多の妖怪たちと死闘を繰り広げてきた。 その俺の力を必要としているのなら、この学校も普通の学校ではないだろうと思ってはいたが・・・。 ぬ「これは・・・凄いなあ・・・」 学校に着くなり、強烈な妖気がビシビシと伝わってきた。 それも一つではない。 魑魅魍魎のように小さなものから、神獣かそれ以上の巨大な妖気までもが感じられる。  ・・・一体この学校はどうなっているんだ? 理事長「貴方には、このクラスを担当してもらいます」 理事長に連れられて、ある教室の前までやってきた。  ・・・どういうことだ? 校内にある主だった妖気の殆どが、このクラスから発せられている。 扉を見るが、学年や組のプレートはかかっていない。 ぬ「理事長・・・、一体このクラスは何なんです?」 流石に何かおかしいと思いはじめてきた。 理事長「口で説明するより、実際見たほうが早いわよ」 ぬ「はあ・・・」 ガラッ ぬ「おはよう!HRを始め・・・る・・・」  ・・・何だ? 何だこのクラスは? ゾンビ妹「あ゙、先生が来だよ゙~」 魔幼「新任の先生ですね~」 魔少「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」 ヴァ「妙な踊りを踊ってないでさっさと席に着かんか馬鹿もん」 シャクヤク「ねえ、ちょっと誰か手を貸してよ。椅子に上れないの」 ダンボール「私の上に乗りなさいよ」  ・・・・・・。 ピシャッ 理事長「あら、どうしたの?」 どうしたもこうしたも無い。 教室の中にまともな人間は一人もいなかった。 ゾンビやらてけてけやらの妖怪に、魔女のコスチュームに身を包んで叫びながら踊る少女、何故か動いてしゃべる段ボール箱。 それに・・・。 ぬ「あの・・・私の目が正しければ、北欧神話の神のようなものが教室の中に居るんですが・・・?」 理事長「ええ。ウチの生徒のヴァルキリーさんです」 ぬ「・・・・・。それに、その、見た目は子供ですが、かなり高位の魔物が居るような・・・」 理事長「ええ。ウチの生徒で、大魔王さんの娘の魔王幼女さんです」  ・・・ヴァルキリーの神格は高くないとはいえ、何で神が人間界のこんな学校にいるんだ? そして、何で魔物と神が同じ空間に存在してるんだ?  ・・・全くわけが分からん。 覇鬼「あの二人、かなり強い力を持ってるうが」 左手が話しかけてきた。 こいつは元は地獄の鬼で、名を覇鬼という。 以前、生徒にとり憑いていたのを徐霊しようとしたところ、その力があまりに強大すぎたため、 やむを得ず俺の左手に封印したのである。 それから色々あって人間と和解し、今では鬼の手として俺と共存している。 いや今はそんなことはどうでもいい。 覇鬼「特にチビ女のほうは、今は大したことないうがが、潜在的な能力は俺に匹敵するうが」 ぬ「・・・そんなに凄いのか?」 覇鬼「西洋と東洋では地獄観が違うし、力の使い方も違うからどっちが強いか一概には言えないうがが、    妖力だけで見れば正直俺も勝てるかどうか分からんくらい強いうが」 ぬ「もう一人のほうは?」 覇鬼「力自体はそんな強くはないうが。でも、力を増幅させる装備を色々身に付けてるから、    全体ではチビ女の能力とそれほど変わらんうが。流石は神の眷属うが」 ぬ「・・・・・・」 ??「あの~・・・」 ぬ「はい?」 ??「すいません・・・教室の場所が分からなくって遅刻しました・・・」 くねくね 理事長「ああ、くね子さん。大丈夫ですよ。まだHRは始まってないですから」 く子「そうですか、良かった」 くねくね 理事長「早く教室にお入りなさい」 く子「はい」 くねくね ぬ「・・・・・・」 この子は・・・「アレ」だよな?  ・・・本来田んぼなんかの水辺にいるようなモノが、何で学校の中にいるんだ?  ・・・しかも普通に教室に入って行ったし。 理事長「さあ、鵺野先生も急いで」 ぬ「あの・・・その前に聞いておきたいことがあるんですが・・・」 理事長「何かしら?」 ぬ「このクラスは何なんですか?」 いくらなんでも異常だ。 クラスにまともな人間が一人も居ないうえに、強大な力を持った魔物と神の眷属が共存している。 こんなケースは見たことも聞いたこともない。 理事長「このクラスは、人外の存在が人間社会で生活していくために学ぶための特別学級です」 ぬ「な、なんだってー!?」 理事長「貴方にはこのクラスで、彼女達が人間社会で生きていけるよう、色々なことを教えてもらいます。     貴方にしか出来ないことですよ」 ぬ「・・・はあ、それは結構ですが・・・。しかし、あの魔女の服を着ている女の子は人間と変わりませんよ?   確かに霊能力は常人よりは高いようですし、言動は常軌を逸してますが」 理事長「あの子は・・・まあ、面白いからいいでしょう」 ぬ「・・・・・・」  ・・・まあ良いか。 しかし妖怪や神族や魔王のいるクラスを受け持つとは・・・。 これは骨が折れそうだ・・・。 ぬ「ところでこの学校に校長先生は居ないんですか?会ったことがないんですが・・・」 理事長「一応居るには居ますが・・・どこに居るかは分かりません」 ぬ(何だこの学校) 校長「君・・・もう一杯おかわり・・・」 バーボンボーイ「先生(´・ω・`)・・・もうこのへんにしておいたほうがいいと思いますけど」 校長「いいから!」 バーボンボーイ「仕方ないですね(´・ω・`)・・・、このテキーラはサービスにしておきますから、飲んだらお帰りください。       お代はツケておきますから」 校長「いつもすまないねえ・・・」

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