「ねこつん04」(2006/09/23 (土) 13:59:39) の最新版変更点
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あらすじ
猫とツン
言葉を喋れる猫とツン子の邂逅
とりあえずそんだけ
しかしこの猫、男の事はあまり好きじゃない
夕焼けの綺麗な屋上での事
それからそれから
ツン子はウチに帰るのだ
そしてツン子の隣は『男』のお家
そして二人は幼馴染
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ツン子は気にしている、それはあの猫の言葉
それっきり猫はひょいっと屋上から消えた
ツン (とりあえずムカつくから、明日一発はたいてやろう)
勉強机でうんうん頷く
勉強机で広がる料理本
明日のメニューは中華・・・・みたいなので行こう
そう思ったその時
かつん
窓のガラスに何かが当たる
ツン 「うん?」
男 「おーい」 ひょい かつん
がらがら
ツン 「う・・・うるさいわよ!何時だと思ってんのよ!」
男 「いや、ツン子の声の方が・・・その」
ツン 「うううう・・・うるさいっ!!何の用よ!」
男がニヤニヤと一冊の本を取り出す
男 「いや、このテキストの104ページの訳がどうしてもな・・・」
今日の英語の宿題だ
ツン 「へ・・・?ああ。それね・・・えっと」
不意に机の上の料理本が目に付く
ああ、そうだ、ここが勇気の絞り所、頑張れツン子。世界を駆け巡れ
ツン 「・・・夕飯食べた・・・?」
男 「ん?そんな英文あったか・・・?何行目だ?」
何?この台無し感
ツン 「さて!何食べたい!?」
男 「・・・お薬と止血剤」
頬を真っ赤にし、口からだくだくと血を流しながらむせび泣く男
ツン 「・・・そうね、チャーハンね!チャーハン」
男 「ま、とりあえずすまんな。つかツン子・・・料理出来たっけ?」
冷蔵庫を覗くツン子の背中に話しかける
ツン 「・・・えっと・・・玉ねぎ」
男 「てめぇ」
ツン 「黙って宿題やってなさい・・・ただでさえお馬鹿なんだから!」
ギラリと手元の包丁が光る
男 「はい・・・二階行ってます」
すごすごと部屋に引っ込む男
しかしその五分後
どがん!
ツン 「・・・男・・・ご飯炊いて無いじゃない・・・ついでに米も無いじゃない!」
男 「あ」
とりあえず、冷蔵庫の余りモノとパンで夕食
一階のキッチンで夕食会
男 「お前は食べないの?ツン」
ツン 「アタシは・・・夕食済ませたから」
男 「そか、まあとりあえず頂く」
物凄い目力で男の食べるのを見つめるツン
それにしても怖い
男 「あの・・・正直そんなに見つめられると」
ツン 「馬鹿言ってんじゃないわよ。わわわわ私がアンタ見つめてどうすんのよ!」
男 「いや、でも料理は美味いぞ。正直びっくりだ、特にこの炒めも」
ツン 「ほほほほh本当!?美味しい?大丈夫!?塩っぽかったりしょっぱかったり辛かったり!ねねえねえ!?」
男 「落ち着け、ついでに塩ばっかだな・・・いや美味いぞ。合格だ」
ツン 「・・・良かった」
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