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あらすじ 行け行け僕らのウエックス♂ 少しずつ歩み寄るウエックスと誤解殺気 彼女の本当の優しさを理解した時 ウエックスは何を想うのだろうか そして少しずつ離れていく不良 不良はただそこにたたずむ 世界はまだ動かない そして 恋を未だ知らぬ誤解殺気 ---- そしてアレから幾日かの誤解殺気 少しずつ皆と仲良く出来ているかもしれない 昨日はおはようって前の席の子に言えたんだよっ あの日からちょっとずつ世界は広がっていく感じ 放課後、初めてのクラスメイトとの帰宅 ウエックス君、感謝だよ 誤殺  「うへへー・・・」 ウエックス 「あの・・・どどど・・・どうした・・・の?」 誤殺  「え・・・あ、ごめん・・・その、初めての・・・友達との帰宅だから」 ウエックス 「あ・・・」 誤殺  「へへーだよ・・・」 その時、目の前を白い・・・耳の毛の長い子猫が道を横切る ツインテールみたいで可愛い・・・ふわふわ ウエックス 「その、ぼぼぼぼぼボクだったら何時でもいいいいいい一緒n」 誤殺  「猫さん可愛い・・・」 ウエックス 「うえぇ・・・聞いてない」 往来の激しい道路をすたすた乗り込んでいく猫、あぶないと思った瞬間 ききき------ぶーんぶんぶー その時一台の車が猫を巻き込み通り過ぎて行く そしてそれからウエックス 誤殺 「やあぁ・・・」 ウエックス 「ああっ!!」 ボクの話を遮った白い子猫は道端に横になる そのわき腹からは血を流し、身動き一つ取らない 誤殺 「ううぅ・・・かわいそうだよぉ・・・うう」 誤殺さんがその切れ長の目を潤ませる でも道のど真ん中、こんな中を歩いて行けない 二人は歩道でたたずむ 誤殺 「も・・・もしかしたら生きてるかもっ・・・びょびょ、病院」 ウエックス 「危ないです!誤殺さん・・・もう無r」 その時一人の、ウチの高校だろうか 一人の男がその猫の所へ歩いていく そしてその血も省みず、すっと猫の体に手を添える 男  「・・・まだ、息あるな・・・」 誤解殺気はその人を見つめてる、ボクはただ佇んでいた そしてそれから誤解殺気 誤殺 「あ・・・」 ふいっとその男の人は猫を抱きかかえ歩道に戻って来た 誰だろう・・・初めて見る人だな 男 「まだ息があるんだ、ちょっと動物病院に寄らないか?」 女 「う、うん!早く・・・行こう!!って別に猫の事が心配って訳っ・・・心配よっ!!」 優しい人 白い制服は血で真っ赤になってた 隣の・・・ツインテールの人は恋人なのかな・・・ 誤殺 「・・・優しい・・・人」 どのくらいの時間そこに居たんだろう 二人が見えなくなるまで、見えなくなっても私はそこに立ってた 誤殺 「・・・?ふやぁぁぁぁぁ!!!う・・・うえっくす君?」 ウエックス 「わああ!!おおおおお怒らないでぇええ・・・もももも漏れ」 誤殺 「そ・・・その、ごめ」 ウエックス 「あ・・・はは、行こうよ・・・ね?」 ずっと待たせてしまった、ごめんなさい・・・ でもあの人・・・同じ学校の・・・うえぇ・・・わかんない その時の不良 友  「・・・おい」 不良 「んだよ」 友  「お前って奴はぁ」 不良 「・・・」 友  「本ッッッッ当に馬k」 不良 「うるせぇ・・・」 ふいっと友に背を向け歩き出す 友  「そこまで難しいもんじゃーーー!!!ねーーーーよぉぉぉぉ!!!」 不良 「叫ぶな!!馬鹿!」 今までのいきさつと 二度と馴れ合わない事を話したらこれだ、まったく 不良 「オレみたいな馬鹿・・・誰が好きになるかってんだ」 友  「・・・なんで好きになってもらうんだ!そういう考え嫌ねぇ!!この見た目だけ男!!」 不良 「うるせえ、包茎」 友  「な・・・っ!ううううううう・・・・馬鹿馬鹿馬鹿ぁ!!」 不良 「な!なんて物言い方してんだ!!」 友  「ふっ・・・今の『ばかばかばか』で・・・世間の何%かは・・・俺たちがカップルだと勘違」 どんっ とりあえずバイクで撥ねておいた

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