「とらいん08」(2006/10/04 (水) 14:06:11) の最新版変更点
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あらすじ
行け行け僕らのウエックス♂
少しずつ歩み寄るウエックスと誤解殺気
彼女の本当の優しさを理解した時
ウエックスは何を想うのだろうか
そして少しずつ離れていく不良
不良はただそこにたたずむ
世界はまだ動かない
そして
恋を未だ知らぬ誤解殺気
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そしてアレから幾日かの誤解殺気
少しずつ皆と仲良く出来ているかもしれない
昨日はおはようって前の席の子に言えたんだよっ
あの日からちょっとずつ世界は広がっていく感じ
放課後、初めてのクラスメイトとの帰宅
ウエックス君、感謝だよ
誤殺 「うへへー・・・」
ウエックス 「あの・・・どどど・・・どうした・・・の?」
誤殺 「え・・・あ、ごめん・・・その、初めての・・・友達との帰宅だから」
ウエックス 「あ・・・」
誤殺 「へへーだよ・・・」
その時、目の前を白い・・・耳の毛の長い子猫が道を横切る
ツインテールみたいで可愛い・・・ふわふわ
ウエックス 「その、ぼぼぼぼぼボクだったら何時でもいいいいいい一緒n」
誤殺 「猫さん可愛い・・・」
ウエックス 「うえぇ・・・聞いてない」
往来の激しい道路をすたすた乗り込んでいく猫、あぶないと思った瞬間
ききき------ぶーんぶんぶー
その時一台の車が猫を巻き込み通り過ぎて行く
そしてそれからウエックス
誤殺 「やあぁ・・・」
ウエックス 「ああっ!!」
ボクの話を遮った白い子猫は道端に横になる
そのわき腹からは血を流し、身動き一つ取らない
誤殺 「ううぅ・・・かわいそうだよぉ・・・うう」
誤殺さんがその切れ長の目を潤ませる
でも道のど真ん中、こんな中を歩いて行けない
二人は歩道でたたずむ
誤殺 「も・・・もしかしたら生きてるかもっ・・・びょびょ、病院」
ウエックス 「危ないです!誤殺さん・・・もう無r」
その時一人の、ウチの高校だろうか
一人の男がその猫の所へ歩いていく
そしてその血も省みず、すっと猫の体に手を添える
男 「・・・まだ、息あるな・・・」
誤解殺気はその人を見つめてる、ボクはただ佇んでいた
そしてそれから誤解殺気
誤殺 「あ・・・」
ふいっとその男の人は猫を抱きかかえ歩道に戻って来た
誰だろう・・・初めて見る人だな
男 「まだ息があるんだ、ちょっと動物病院に寄らないか?」
女 「う、うん!早く・・・行こう!!って別に猫の事が心配って訳っ・・・心配よっ!!」
優しい人
白い制服は血で真っ赤になってた
隣の・・・ツインテールの人は恋人なのかな・・・
誤殺 「・・・優しい・・・人」
どのくらいの時間そこに居たんだろう
二人が見えなくなるまで、見えなくなっても私はそこに立ってた
誤殺 「・・・?ふやぁぁぁぁぁ!!!う・・・うえっくす君?」
ウエックス 「わああ!!おおおおお怒らないでぇええ・・・もももも漏れ」
誤殺 「そ・・・その、ごめ」
ウエックス 「あ・・・はは、行こうよ・・・ね?」
ずっと待たせてしまった、ごめんなさい・・・
でもあの人・・・同じ学校の・・・うえぇ・・・わかんない
その時の不良
友 「・・・おい」
不良 「んだよ」
友 「お前って奴はぁ」
不良 「・・・」
友 「本ッッッッ当に馬k」
不良 「うるせぇ・・・」
ふいっと友に背を向け歩き出す
友 「そこまで難しいもんじゃーーー!!!ねーーーーよぉぉぉぉ!!!」
不良 「叫ぶな!!馬鹿!」
今までのいきさつと
二度と馴れ合わない事を話したらこれだ、まったく
不良 「オレみたいな馬鹿・・・誰が好きになるかってんだ」
友 「・・・なんで好きになってもらうんだ!そういう考え嫌ねぇ!!この見た目だけ男!!」
不良 「うるせえ、包茎」
友 「な・・・っ!ううううううう・・・・馬鹿馬鹿馬鹿ぁ!!」
不良 「な!なんて物言い方してんだ!!」
友 「ふっ・・・今の『ばかばかばか』で・・・世間の何%かは・・・俺たちがカップルだと勘違」
どんっ
とりあえずバイクで撥ねておいた
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