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あらすじ 誤解殺気、ウエックス、不良の三人のお話 窓の外に見えた誤解殺気の想う人 話したことは無いけど、優しい人ってのは知っている その横に二人の女 ウエックスはその三人を見つめる誤解殺気の悲しそうな瞳に 自らが動く事を決意する そしてもう一つ 誤解殺気を狙う上級生のたまり場に 二人乗り込む不良と友 皆が皆不器用で、それでいて優しいそんな話 ---- そしてそれからのウエックス 最後の授業のちょっと前 ウエックス 「あの・・・人に猫の事聞きに行きませんか!?」 ウエックスは話すや否や誤解殺気さんの腕を引っ張る わわっと少し声をあげるけど、気にしない気にしない気にしちゃ駄目だ 彼女の手を引っ張りながら考える 鏡の前で整髪料片手にもうちょっと大人っぽい男になれないかなと考える毎日 髪をつんつん立ててみたり、軽く後ろに流してみたり 想像の世界ではボクと誤解殺気さんはお似合いのカップルで 身長もボクよりも高かった けどコレが現実 だったらボクは彼女の想いを届けよう ウエックス 「大丈夫だよっっ!ボクが最初に声かけるから」 誤殺  「えぅ・・・あの・・・恥ずかしぃょぅ・・・」 顔を真っ赤にし、伏せ目がちに歩く誤解殺気 それでもボクはまだ見上げる位置なんだよなぁ そしてそれからの誤解殺気 急に強引に手を引っ張られるからびっくりした・・・ ウエックス 『あの・・・人に猫の事聞きに行きませんか!?』 その言葉を聞いた瞬間に顔がぼわっと熱くなって・・・うえぇ・・ 何かもの凄い不安になる 怖いよぅ でも、あの人とお話出来たら・・・うはー! 猫さん・・・好きなのかな? ぬこさんって言ってみたら・・・聞いてくれるかな? 男 「ぬこって・・・何?」って でもウエックス君・・・本当は強い子なんだね そしてそれからウエックス・誤解殺気・男 男 「ちょ!引っ張る・・・ぬあぁぁぁぁ!!!」 女 「いいかげん離せ、ヒート」 女 「ううううう!!!!誰が離すかぁぁぁぁ!!!!クーこそ離せっ!!!!」 男 「にょわーーーー!!!」 そこへやってくる二人・ウエックスと誤解殺気 ウエックス 「・・・先に離したほうが優しさアピールですよ!!」 ヒー  「何ぃぃぃ!!!」 クー  「その手があったか」 次の瞬間二人は自分の力の反動か、後ろ向きに倒れる 頭打ったのか、うんうん唸ってる ウエックス 「あの・・・すいません、ぼっっぼぼぼボク一年V組のウエックスいいますけど・・・んでこちら・・・あれ?」 誤解殺気はなぜかウエックスのずっと後ろの木の陰に頭抱えて隠れている 首のうなじまで真っ赤になりながら 誤殺  「ひぅ・・・まだ・・・台本が・・・」 ウエックス 「あ・・・あはは」 男    「大丈夫か?ホラ・・・手ぇ・・・ふわっ!、お・・・怒ってないよ・・・ね?」 誤殺  「あ・・・うん!」 そんな出会いでした そしてそれから不良 吹っ飛ばされた玄関先に居た奴を一撃でしとめる、もっと前に行かねぇと 友はさらに中に突っ込み手前の植木鉢を投げつける、やるじゃん友 上級生A 「どっ・・・わああ!何するんだ!この糞野郎!」 その言葉をあげ凄んでくる男に不良はさらに蹴りを膝関節に叩きつける 上級生A 「うごばぁ!!」 決まった感触だな、さらに倒れかかるその男の後頭部に踵でトドメをさす さらに立ち上がる上級生達、何人居るんだ? ふと目線を横に向けると、友も引きずり回して戦っている 不良 「御前等皆殺しだぁ!!」 その言葉を吐きながら自分と誤解殺気の約束を思い出す そして誤解殺気の貼ってくれた絆創膏の部分が少し痛い 友   「はははは!!悪くない!悪くないぞぉ!!死ねーー!!」 不良 「糞っっだらぁ!!」 多分怒るよな、あの女 でも言えるわけ無いだろこんな事

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