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ねこつん31」(2006/10/20 (金) 00:34:11) の最新版変更点

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やさしいひと 優 「男くーん!一緒に帰るんだよー!」 男 「おう、帰りどっか寄って行くか?」 優 「うーん・・・どこでもいいんだよー」 男 「よし!お金無い学生は公園でのんびりだな!」 優 「うん、それがいいんだよー」 がしゃん  男 「ほうれ、優姫様、午後のお茶だ」 優 「わ、ほっこりだよー」 男 「火傷すんなよ」 優 「大丈夫だよー」 こくこく 男 「ふうっ・・・俺たち付き合って・・・えっと・・・」 優 「もう!駄目なんだよー!そういうのはちゃんと覚えてないとー」 男 「うへぇ・・・すまんとです・・・」 優 「もう10ヶ月なんだよー」 男 「そっか・・・まあ、これからもy」 ぎゅ 優 「へへーよろしく・・・なんだよ・・・男くん」 やさしいひと 男 「うう・・・さぶいっ!!」 優 「風邪引いちゃ駄目なんだよー」 男 「ははっ・・・大丈夫だって」 くいくい 優 「ポケットなんだよー」 男 「ちょ・・・中に・・・手・・・」 優 「男くんのポケットあったかいんだよー」 男 「手の暖かい人は心が冷たいって聞いた事あるなぁ・・・」 優 「そんなことないんだよー」 男 「・・・?」 ぎゅ 優 「私を幸せにしてくれる・・・人なんだよー」 男 「ああ・・・」 優 「悪い人な訳ないんだよー・・・」 やさしいひと 優 「・・・ふあっ・・・っ・・・」 男 「あー・・・つい」 優 「えへへー今まで沢山のキスしたんだよー」 男 「そうだな」 優 「でも」 ぐいっ 男 「ちょ!むぐ・・・ふ」 優 「・・・ふふー」 男 「不意打ちですか」 優 「違うんだよー」 男 「ん?」 優 「私は何時でも男くんとキスしたいって思ってるよー」 男 「あ・・・」 優 「幸せになりたいんだよー」 男 「・・・してやるさ」 優 「う・・・ん」 やさしいひと 男 「その・・・優・・・」 優 「・・・」 男 「一緒に!!ならない・・・か?」 優 「あ・・・」 ぎゅ 優 「おと・・・こくん?」 男 「優」 優 「!・・・ん?な・・・なにかなー?」 男 「顎・・・あげて・・・」 優 「あ・・・ああ・・・うみゅ」 男 「・・・・」 優 「ぷはっ・・・ずるいんだよー・・・」 ぎゅ 優 「こんなの・・・こんなのいけないんだよー・・・」 男 「優がかわいいからなあ・・・」 ぎゅ-----なでなで 優 「・・・」 男 「優・・・優が欲しい」 男は潤む瞳の優をそっと抱きしめ、耳にキスをする 優 「ふあ・・・あ・・・」--------------- やさしいひと どん!男を突き飛ばす優 男 「!!・・・・優?」 優 「違う・・・違うんだよー・・・」 男 「優・・・オレの事嫌いなの・・・か?」 ぶんぶんぶん!! 優 「違う!!違うんだよー!!・・・嫌いに・・・嫌いになんかなれないんだよー!!」 男 「じゃあ、一緒に・・・」 すっと手を伸ばす男、優の手を取ろうとする 優 「違う・・・!!駄目・・・」 男 「違うって・・・何が・・・」 涙を流す優 その白い世界が光に包まれる ツン 『優!!聞こえる!!?優!!!』 鮫子 『優・・・目を覚まして・・・ねえ』 渡辺 『優ちゃ~ん!!聞こえる~!?おねがいだよ・・・返事してよ~』 佐藤 『優さん・・・答えて!!!』 優 「ここは私の夢の世界・・・なんだよー・・・」 男 「・・・」 光に飲み込まれる優と男 四人の女の子の声が聞こえてくる ---- あらすじ 優の見た夢 その世界は美しく白い世界 本当の自分の望み 男の幸せを願い 自ら身を引いた優 でも本当は 傍に置いてください 傍に居たいんです 理想に飲み込まれかけた優 けど優は男の事が好きなように 皆の事もツン子の事も好きだった ---- 優 「あ・・・ああ・・・」 目を開ける優 その眼前にはツン子の班の四人と------愛しい男 知ってる、私は男君の本当に好きな人 優 「・・・もう・・・大丈夫だ・・・よー・・・」 ツン子・鮫子・渡辺・佐藤の四人が優に声を掛ける けど少し頭が痛くて、ぼうっとしてて何を言っているのかわからない 睡魔たん 「もう、大丈夫よ・・・まったく・・・あまりに悲しくて・・・自分の夢の中に閉じこもっちゃうなんて」 何も聞こえない、優はツン子の手をぎゅっと握る ツン 「ゆ・・・優?」 優 「お・・・とこ・・・くん?」 虚ろな目で男を探す、ベッドの横の男が語りかける 男 「優!!なんだ!?大丈夫か!?」 同じくぎゅっと男の手を取り、優はぐいっと引っ張り、そして ツン子と男の手をそっと繋がせるのだった

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