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友がすっとウエックスに手を差し伸べる 友 「・・・頑張ったな男の子」 ウエックス「・・・背中押されたんだよ・・・ボクの、親友に」 友 「・・・へっ!馬鹿言ってる!」 友はそう笑いながらウエックスの髪の毛をわしゃわしゃと掻きむしる ウエックス「うえっへへへ・・・やぁーめぇーてぇーよぉー」 ニコニコと笑いながら話す二人に胸をなで下ろす誤殺とミリ子 ミリ「・・・すまない・・・誤殺」 誤殺はえへへと同じく笑いながら 誤殺「私ね・・・昨日男君に告白したんだよ」 そうニコニコと笑いながら三人を見つめた 地面に転がるヒート・俯いたまま動かない荘厳・誤殺の正面のミリ子 誤殺「えへへ・・・駄目だったけどね」 ウエックス(・・・だから・・・元気無かったんだ・・・) 友 「・・・ったく彼奴は」 誤殺「帰ろう・・・そして男君の帰りを待とう?そして・・・帰ってきたら、一発はたいちゃうの」 ミリ子の手をそっと握る誤殺 ヒートは転がったまま、顔を伏せ泣いている 荘厳は立ちすくんだまま、目に涙を浮かべ ミリ子はただ、呆然と少し赤い誤殺の目を見つめていた ツン 「きゃ・・・きゃぁぁぁぁぁ!!!」 男とツン子の立っている位置の真ん中 その床の部分に亀裂が入る ダン 「!!!」 囚人 「あわわわわ!!!」 その亀裂がテラス一杯に広がった時 その床は大きな音を立てながら、崩れる 男  「ツン子――――!!!!」 ツン 「きゃああああああああああ」 ぐらりと揺れる躯体 二人を分つように崩れていく 囚人はダンボールを抱え、床にしがみつく どうんと音が背後から聞こえた 囚人 「男くーん!!ツン子さーーーん!!」 ダン 「ガクガクブルブル」 囚人は震えるダンボールを抱え、もう片手で床に掴まった状態でぶら下がって居た 囚人 「うう・・・ダンちゃん・・・暴れないで・・・」 ダン 「・・・」 手に力を込め、床にしがみつく 囚人 「うー!おち・・・落ちるぅぅぅ・・・」 その時懐に抱えるダンボールから小さな声が聞こえる ダン 「・・・ぉと・・・して・・・ぃぃょ・・・」 懐で静かにダンボールが呟く 囚人 「黙って!!助かるんだもんね!!絶対助けるんだもんね!!」 すると懐のダンボールが外に向けてじたばたと暴れ出す 囚人 「う!動かないでよぅ!!お願いだよぅ・・・」 ダン じたばたじたばた 囚人 「やだよぅ・・・死ぬのはやだよぅ・・・友達が死ぬのも嫌だよぅ・・・」 ダンボールの中から少しえぐえぐとえづく声が聞こえる それでも暴れるのを止めない 囚人 「看守さぁぁぁぁん・・・死にたくないよぉぉぉぉ!!!」 天に向かい叫んだその時、ぐいと誰かに手を握られる 看守 「ふん!!」 その瞬間囚人とダンボールはぐいと引き上げられる 囚人 「え・・・かん・・・しゅさん?」 看守 「・・・馬鹿が、叫ぶな」 囚人 「えう・・・えぅぅぅ・・・」 泣き出すその囚人の脳天に拳がどごんとたたき込まれる 囚人 「アッ―!!!!!」 看守 「ったく」 囚人 「な!何すんのよーーー!!」 看守 「・・・今までどこほっつき歩いてやがったんだ・・・記念品も預かってるというのに」 看守は悪びれる様子も無く、銜えたタバコを吐き捨てる 囚人 「え・・・えっと・・・記念品?」 ふらふら遊びまくってた事を誤魔化す言い訳を考えながら視線を泳がせる囚人 その頭にぽんと掌をのせる看守 看守 「入賞おめでとう、離れるなよ、逃げるぞ」 囚人 「う、うん!!!」 看守 「なつくな」 がす 囚人 「アッ―!!って・・・へへへ」 相棒 「大丈夫かい?」 ダン ずいずい。元気アピールにもぞもぞ動くダンボール 相棒 「不幸ちゃんだっけ?この子廊下で倒れてたよ・・・何があったの?」 ダン ずーいずい おそらく判らないのサイン 相棒 「ま、いいやとりあえず二人とも早く逃げて・・・」 看守 「お前は?」 相棒 「もうちょっと・・・アホの子もいるしな」 囚人を引き剥がしながら看守は相棒に問う 看守 「まったく・・・逃げたかもしれんだろーが」 相棒 「よく人の事言えるな、看守だって囚人探し回ってたくせに」 その瞬間囚人は目を輝かせながら看守に話しかける 囚人 「ほ!本当!?アタシの事探し回ってt」 びりり 囚人 「アッ―!って!!なんでスタンガン持ってるのよ!!」 看守 「・・・一日一回電流流さないと落ち着かないだけだ馬鹿」 囚人 「ムキー!!」 相棒 「あ・・・あはは」

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