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番外 交渉編」(2006/11/04 (土) 15:53:39) の最新版変更点

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子鬼「魔王様!人間です!人間の女が城に!」 魔王「人間が?門が開いた報告は受けていないぞ!そいつは今どこに!」 子鬼「そ、それが……」 素シュ「やあ魔王。ごきげんよう」 魔王「……なんだ……シューちゃんか。子鬼、騒がせたな。この子なら問題ない」 子鬼「ただの人間がどうやって魔界に……」 素シュ「囚人のまわりで四苦八苦していた死神をひっ捕まえて運ばせた。     して魔王。この間の貸し、返してもらおうか」 魔王「うむ……ぅ……」 素シュ「どうした」 魔王「……リングの管理と回復はいいとして……    蘇生はむずかしいなぁ。その辺は霊界の管轄なんだよなぁ……」 素シュ「駄目か」 魔王「人間が死んじゃうと魂があちらさんに行っちゃうから……」 素シュ「リング上の死者、に限定しても駄目か。     魔界の一部の召還なんだろう」 魔王「……それなら出来ないことも無いけどなぁ……ちょっとキツイかなぁ」 素シュ「……なら仕方ないな。お前の欲しがっていたDVDカメラを持ってきたのだが」 魔王「だ、駄目だって!あの魔法はこっちで禁忌指定なのに!魔王がそれ破っちゃ……」 素シュ「今秋最新モデル、最小サイズ、最省電力の売れ筋を苦労して買ってきたと言うのに」 素シュ「もちろん手ブレ補正機能もついてるのに」 素シュ「かわいい魔幼の姿を永久画質で残しておけるのに」 魔王「……」 素シュ「今ならディスクも30枚ついてくるのに」 魔王「お願いします……蘇生させてください……」 素シュ「うむ。賞品のほうは問題ないんだな」 魔王「……うん、自分の開いた殺し合いを勝ち抜いた者に    望んだ褒美をとらせるのなら協定内なんだ。    まぁいくつか制約は付けた上で、500年に一回だけどね」 素シュ「恩に着る」 魔王「……いやいや。大きい借りがあるからね。素シュちゃんには」 素シュ「ところで魔王。もう一つ個人的に借りたい物がある。    ……いや、そんな大層なものじゃない」 魔王「……あぁ、これぐらいなら問題ないよ。    でもなんでまた……素シュちゃん必要ないでしょ」 素シュ「まぁな。……ちょっとした保険、だ」

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