「番外 魔王登校中」(2006/11/04 (土) 17:26:39) の最新版変更点
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司会「えーそれではこれより、
本大会のスポンサーである魔王様に、
激励のスピーチをお願い致します。
それでは魔王様、どうぞ」
全校生徒の前、壇上に上がる魔王。
その姿は、当人ご自慢の赤眼黒竜人。
真紅の大剣を背負い、重々しい白金の鎧に身を包んだその姿はまさにラスボス。
魔王の名に相応しい威厳を放っていた。
魔王「えー、学園の皆様、おはようございます。
本日はお招きいただき真に-------------
ざわ・・・
ざわ・・・
学生「えーマジ魔王ブラックドラゴン!?」
学生「ダサーイ!」
学生「ラスボスにドラゴンが許されるのは80年代までだよねー」
学生「キャハハハハハハ」
ざわめく生徒達。 広がる笑い声。
魔后「全く、ほんとに駄目な人」
魔幼「ママー。パパかっこわるーい」
シュール「見損なったぞ、魔王」
ま、待ってくれ。行かないでくれ。
私は……私は…………
魔王「うーん……うーん……ま、待ってくれ……ムニャムニャ……」
魔幼「ねーママ。パパ苦しそうだよー」
魔后「どうせ若い女の子に笑われてる夢でも見てるんでしょ。ほっときなさい。
夢魔ちゃん。ちょっと急いでくれる?シューちゃんのとお約束に間に合わないわ。
うちの旦那の夢、食べちゃっていいから」
夢魔「かしこまりました、女王様」
魔王一家の乗るリムジン(夢魔変態)はスピードを上げ、
一直線に学園へと向かっていった。
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