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ツンと脇谷」(2007/03/02 (金) 15:53:57) の最新版変更点

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ツンと脇谷 ツン「はぁ…」 脇谷「あれ?ツンちゃん、何思いつめた顔してるの?」 ツン「え?…ああ、脇谷さん・・・私、男のこと、諦めようかなって…」 脇谷「…なんで?」 ツン「だって、クーもヒーも私なんかよりずっと素直で…私みたいなひねくれ者なんか、男は相手にしてくれないわよ」 脇谷「…へ~、じゃあ、替わってよ」 ツン「…え?」 脇谷「私は男のことが好き。誰にも負けないくらい好き。誰よりも男と一緒にいられるように頑張ってる」 ツン「ッ!」 脇谷「私はね、誰よりも長く男の近くにいたんだよ?誰を見てるかなんて、すぐにわかるよ」 ツン「!」 脇谷「それでも、振り向いてほしくてずっと努力してきた」 ツン「……」 脇谷「でもね、この世には、同じ舞台に立つことさえ許されない人っているんだよ」 ツン「……」 脇谷「どんなに頑張ったって、どんなにモーションかけたって、どんなプレゼント用意したって」 脇谷「男は私のことなんてこれっぽっちも見てくれなかった」 ツン「……」 脇谷「知ってる?私、ホワイトデーのお返しも貰ったこと無いんだよ?」 ツン「……」 脇谷「知ってる?私、男から誕生日祝ってもらったこと無いんだよ?」 ツン「……!」 脇谷「知ってる?私、男に……お見舞いに来てもらったことすら無いんだよ?」 ツン「あ……」 脇谷「知ってる?私…もう10年もこんなことしてるんだよ?」 ツン「……」 脇谷「だから、諦めるならちょうだい」 ツン「……」 脇谷「ツンちゃんが仲介してくれたら、いくらあの鈍感でもわかってくれると思うんだ」 ツン「……ヤ」 脇谷「ちょうだいよ。いらないんでしょ?」 ツン「イヤ!男は誰にも渡したくない!」 脇谷「…やっと言ってくれたね」 ツン「…え?」 脇谷「ツンちゃんは考えすぎるんだよ。もっと自信を持って!大丈夫、ツンちゃんはずっとずっと素敵な子なんだから」 ツン「…脇谷さん、ありがとう」 脇谷「ううん…あ、もう一つだけ」 ツン「何?」 脇谷「私諦めないよ」 ツン「え?」 脇谷「今度弱気になるような事があったら、問答無用で男のこと取っちゃうんだからね!」 ツン「ええ!?」 脇谷「ふふふw、だから、頑張って!ツンちゃんなら誰にも負けないから」 ツン「…うん、本当にありがとう。私、頑張ってくる!」 タッタッタッタッタッタ 脇谷「…本当に、取っちゃうんだからね」

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