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男が記憶喪失になったようです20」(2008/08/08 (金) 20:19:39) の最新版変更点

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(新ジャンル「幼女980円(税)」=幼女表記 ) 男 「やい」 幼女「ひっ……!」 男 「ふぅ、そんなに怯えるな、少し悲しくなるではないか」 幼女 こくこくこく 男 「何をしてんだ? こんな時間に……草むらに手ぇ突っ込んで」 幼女「……はな」 男 「花?」 幼女「ご、しゅじ、んさま」 男 「お前……メカみたいな背中。つぅか今ご主人様がって言ったのか?」 幼女「あそ、こ」 男 「……墓場、だよな」 幼女 こく 男 「……そか、人外によくよく縁があるな、オレは」 幼女「ご、しゅじ、んさま、も、わたし、もはな、すkiだた」 男 「……手、泥だらけじゃねえか、ホラ貸せ」 男 「ここで、いいのか?」 幼女 こく 男 「随分と暗い所だな」 幼女 じー 男 「ん? どうした、小娘」 幼女「かた、びしゃ、びしゃ」 男 「小さい傘だしなぁ、しょうがねえよ」 幼女「わ、たし」 男 「んお?」 幼女「も、うすぐ、えね、るぎき、れる」 男 「エネルギー切れるから濡れても平気ってか? まったく……気にするな」 幼女「で、も」 男 「あのな、こういうのはお前が平気でも、周りの人間が心苦しくてなら――」 幼女 こく 男 「……はは、オレの言えた台詞じゃねぇかもなあ」 男 「……お前さん、ウチに来る気は無いか?」 幼女 ふるふるふる 男 「嫌って、ここが最後でも良いのか? こんな薄暗い湿った墓場の一角で」 幼女 ふるふるふる 男 「嫌だろ? じゃあ――」 幼女「ここ、が、いい」 男 「……何でさ、言っちゃ何だがウチにはお前以上の人外やら人形やら騎士やらで」 幼女「わた、し、ふるい、かた」 男 「旧式ザクみたいなモンか」 幼女「えね、るぎ、ほじう、でき、ても」 男 「出来ても?」 幼女「きお、くのば、っくあぷ、でき、ない」 男 「!」 幼女「わ、すれ、るの、や」 男 「でも」 幼女「や」 男 「うぅぉ! 寒いッ!」 男 (……コンビニはこの辺だったかねぇ) 男 「……」 男 「あーもう! どこだよッ!! ここはっ!」 ぺたん 男 「はぁ、びしょ濡れになりながらベンチに座るオレ。なんじゃそら」 男 (一応駅前に戻ってこれたみたいだなぁ) 男 「……」 男 (記憶忘れるの、嫌……か) 男 「んだよ、そんな馬鹿げた事で……」 男 (――まるっきりオレみたいではないか) ざわざわ 男 (しっかし駅前で雨に濡れながら、こんな良い男が一人) ざわざわ 男 (目線はくれても素通りか、皆冷たいねぇ) 男 「ははっ、皆優しかったら……あのメカ幼女もあんな終わり方しないではないか」 ぴしゃぴしゃ 男 (はぁ、ヘコむなぁ)
(新ジャンル「幼女980円(税)」=幼女表記 ) 男 「やい」 幼女「ひっ……!」 男 「ふぅ、そんなに怯えるな、少し悲しくなるではないか」 幼女 こくこくこく 男 「何をしてんだ? こんな時間に……草むらに手ぇ突っ込んで」 幼女「……はな」 男 「花?」 幼女「ご、しゅじ、んさま」 男 「お前……メカみたいな背中。つぅか今ご主人様がって言ったのか?」 幼女「あそ、こ」 男 「……墓場、だよな」 幼女 こく 男 「……そか、人外によくよく縁があるな、オレは」 幼女「ご、しゅじ、んさま、も、わたし、もはな、すkiだた」 男 「……手、泥だらけじゃねえか、ホラ貸せ」 男 「ここで、いいのか?」 幼女 こく 男 「随分と暗い所だな」 幼女 じー 男 「ん? どうした、小娘」 幼女「かた、びしゃ、びしゃ」 男 「小さい傘だしなぁ、しょうがねえよ」 幼女「わ、たし」 男 「んお?」 幼女「も、うすぐ、えね、るぎき、れる」 男 「エネルギー切れるから濡れても平気ってか? まったく……気にするな」 幼女「で、も」 男 「あのな、こういうのはお前が平気でも、周りの人間が心苦しくてなら――」 幼女 こく 男 「……はは、オレの言えた台詞じゃねぇかもなあ」 男 「……お前さん、ウチに来る気は無いか?」 幼女 ふるふるふる 男 「嫌って、ここが最後でも良いのか? こんな薄暗い湿った墓場の一角で」 幼女 ふるふるふる 男 「嫌だろ? じゃあ――」 幼女「ここ、が、いい」 男 「……何でさ、言っちゃ何だがウチにはお前以上の人外やら人形やら騎士やらで」 幼女「わた、し、ふるい、かた」 男 「旧式ザクみたいなモンか」 幼女「えね、るぎ、ほじう、でき、ても」 男 「出来ても?」 幼女「きお、くのば、っくあぷ、でき、ない」 男 「!」 幼女「わ、すれ、るの、や」 男 「でも」 幼女「や」 男 「うぅぉ! 寒いッ!」 男 (……コンビニはこの辺だったかねぇ) 男 「……」 男 「あーもう! どこだよッ!! ここはっ!」 ぺたん 男 「はぁ、びしょ濡れになりながらベンチに座るオレ。なんじゃそら」 男 (一応駅前に戻ってこれたみたいだなぁ) 男 「……」 男 (記憶忘れるの、嫌……か) 男 「んだよ、そんな馬鹿げた事で……」 男 (――まるっきりオレみたいではないか) ざわざわ 男 (しっかし駅前で雨に濡れながら、こんな良い男が一人) ざわざわ 男 (目線はくれても素通りか、皆冷たいねぇ) 男 「ははっ、皆優しかったら……あのメカ幼女もあんな終わり方しないではないか」 ぴしゃぴしゃ 男 (はぁ、ヘコむなぁ)

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