|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|

後編


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

ヒート「はあああああ!!」
ヒュンヒュンヒュン
クー「ふっ」
シッュシュッシュッ
ヒート「そこぉ!覚悟おおお!!」
クー「甘い」
ヒート「まだまだあああ!」
クー「簡単に躱せるな」
ヒート「くううう!」
クー「隙あり」
ダダッ
ヒート「ぐああああ!!」
クー「負けを認めろ」
ヒート「まだ、まだ左手が残ってるぅぅぅぅ!!」
ヒュンッ
クー「甘いと言った」
カンッ
ヒート「だが!それだけではなぁぁぁぁい!!」
カカッ!ジャキ!
クー「なに?三節棍!?」
ヒート「熱くなったなあああ!!それがお前の負けだあああ!!」
男「やめろ!」
クー「男…?」
ヒート「男おおお!?」
クー「無事だったのか…良かった」
ヒート「生きていたのかああああ!!良かったあああ!!」
男「当たり前だろ。それより、なんでお前等…こんなこと」
ツン「そうよ!二人ともアザだらけじゃない!」
クー「冷静と情熱は本来なら交わることのないもの」
ヒート「あたしとクールもそもそも馴れあってはいけなぁぁぁぁい!!」
男「そんなことで…」
クー「男にとっては些細なことかもしれない。だが、私たちにとっては重大なことだ」
ヒート「男が生きていて安心したああああ!これでもう気がねなくやれるううう!」
クー「あぁ」
男「やるって、まだ…」
ヒート「これは男をかけた戦いでもあぁぁぁぁる!!」
クー「負けたら恨みっこなしで男とラブラブになれる」
ヒート「はあああああ!!」
ヒュンヒュン
クー「そこっ」
シュッシュッ
男「やめろって…おい、やめろよ…」
ツン「もう、行きましょ」
男「そうだ。お前こいつらと仲良かったろ?止めてくれよ」
ツン「……無駄よ、二人は本気だわ」
男「じゃあ止めないのかよ!」
ツン「二人はもう、救急セットどころじゃ手当てなんかできない傷を負ってる!」
男「!!」
ツン「二人は、二人のプライドをかけて必死で戦ってるんだからっ……ぐすっぐすっ」
男「ツン…」
ツン「さぁ、先を急ぐわよ!」
男「くそ…くっそぉぉ!!」

㍉子「くっ!!」
ダァンッ
狂う「……」
シュール「柱の陰だ!」
狂う「チッ」
ダッ
㍉子「そこ!」
ダァンッ
シュール「また隠れた!」
㍉子「照準がとりづらい…薄暗い室内では…」
シュール「来るぞ!」
狂う「またいない!どこにやったのよぉ!!」
ヒュッ
㍉子「クッ!」
ジャキ
狂う「!!」
ダァンッ
狂う「あはは、残念…バリア」
シュール「……」
㍉子「シュール…シュールッッ!!」
狂う「もう死んじゃったぁ」
㍉子「だが、だが!弾は貫通している!」
狂う「うん、当たったよ?ちょっとかすっただけだけどね!」
ヒュンッ
ザクッ

クー「見事だな…私の負けだよ」
ドサ…
ヒート「勝った…勝ったああああ!…!?ぐはぁ!!」
ドサッ
ヒート「血…?なんだ…これじゃ、あたしも負けじゃないか…」
ヒート「もう…叫ぶ声すら出ん…」
ヒート「ちきしょう…ちきしょう…ちきしょう…ちき…しょ……う………」

渡辺さん「はわわー、ずいぶん派手にやったみたいだねー」
㍉子「ひゅー……ひゅー……」
渡辺さん「あれれー?㍉子ちゃん生きてるー?」
㍉子「ひゅー……わ、たな……」
渡辺さん「無理して話さなくていいよー」
㍉子「にげ…そと……くるう……」
渡辺さん「あれれー?これライフル銃だー」
㍉子「わた……な…べ?」
ジャキ
渡辺さん「よいしょー」
ダァンッ
渡辺さん「はわわー、ちょっと反動強いかもー」
㍉子「……」
渡辺さん「でもラッキー、もーらい」

ぎぜん「これでいいわ。とりあえず、あまり動かないようにね」
低血圧「ありがと…」
ぎぜん「礼を言われるようなことはしてないから。はい、救急セット返すわ」
男「おう。…なんか俺達が来て、混乱させてすまなかったな」
理系「謝るだけなら誰でもできます。せっかく立てた私の生存プランを一から作り直さなきゃなりません」
男「そりゃすみませんでした」
荘厳「でも良かったではないですか。結局は誰も死ななかったのです」
ぎぜん「……フン」
低血圧「……」
ツン「それにしてもぎぜんて包帯巻くのうまいわね」
ぎぜん「そんなの自慢にもならないけどね」
低血圧「ねぇ」
男「なんだ、どうした?」
低血圧「二人はここにいない方がいい…」
男「なんで?」
低血圧「なんとなく…」
男「変な奴だな…」
低血圧「……君に死んでほしくないんだよ」
男「ん?」
低血圧「なんでもない」
荘厳「賑やかで楽しいですね」
ぎぜん「……チッ。危機感がない」
ツン「ぎぜん?」
ぎぜん「え?あ、ごめん。ちょっとイライラしてるだけ…」
荘厳「そうですわ。みなさん、そろそろ暖を取りませんか?」
男「そうだな。そろそろ休むか…」
ツン「夜這いなんかしいでよ!」
男「するかよ!」
ツン「でもあんななら、別に…」
理系「……」

友「く、くそ!」
パァンッパァンッ
狂う「ふふふっ」
友「なんで、なんで当たらないんだよ!」
パァンッパァンッ
友「来んなよ!俺は男の居場所なんか知らない!」
狂う「ウソツキ」
友「嘘なんかついて…」
カチカチ
友「!」
狂う「弾切れ?あはは、弾切れだぁ!」
俺「あ!友!!」
友「俺!?」
狂う「よそ見はぁ…しなぁい!」
グサッ
友「!!…ぐ…あ…お、俺…」
ドサッ
俺「友!?友ぉぉぉぉ!」
狂う「次はあんた?いい加減にしてよ…彼に会わせてよぉぉ!!」
俺「クッ!」
カンッ
狂う「日本刀?な~んか、かっこつけてる!」
俺「クッ…」
カンッカンッ
俺「許さない…」
狂う「?」
俺「友を殺しやがって…」
スバンッ
狂う「ギャアアア!腕が!腕がぁぁ!!」
俺「お前だけは許さねえ!」
狂う「わたしはぁ!わたしはぁ!彼に会いたいだけなの!会わせてよ!!」
ズシャアッ
狂う「ひぁ……」
バタッ
俺「友…やったぞ。仇、うってやったぞ」
友「……」
俺「友…友…」
ダァンッ
俺「ぁ……」
ドサ…
渡辺さん「あれれー?狂うちゃん意外と呆気なかったなー」
俺「……」
渡辺さん「日本刀かーこれあるしいらないかなー」

理系「私の計算だと、私が生き残れる確率は極端に低い」
理系「そしてこの中でおそらく一番強いのは、やはり男性である男さん」
理系「すみません、恨みはありませんが…あなたには死んでもらいます」
低血圧「……」

男「ん~…良く寝たぁ」
ツン「あたしはあんたのせいで眠れなかったわよ!」
男「なんでだよ…」
荘厳「ふう…やはりベッドではないとあまり睡眠を取れた気がしませんわねぇ」
ぎぜん「……よく言う」
理系「……」
低血圧「ねぇ…水くれる?私もう飲んじゃってさ」
男「いいよ」
理系「!!」
低血圧「ありがと。まだ眠いんだけど…目を覚まなきゃだし」
ごくっごくっ
理系「あ、あぁ……」
低血圧「……うっ!ごほっごほっ!」
男「おい!どうした!?」
低血圧「ゲホッ!」
ツン「ひ…血!?」
低血圧「……」
理系「あ…なんで…」
低血圧「…あんたの……思い通りには…させ…ない……」
ドサ…
男「低血圧?低血圧!!」
ぎぜん「誰!誰がやったの!?」
ツン「あたしじゃないわよ!」
ぎぜん「じゃあ男、君!?」
ジャキ
男「サ、サブマシンガン……」
ぎぜん「君のを飲んで死んだんだよ!」
男「俺じゃない!!俺はなにもしてない!」
荘厳「おやめなさい!」
カチャ
ぎぜん「あんたも銃持ってたの?」
荘厳「無益な争いは何も生みませんよ」
ぎぜん「あぁもう!私あんたのそういうところ大嫌い!!」
荘厳「ぎぜんさん…」
ぎぜん「あんたいつも綺麗事を言うだけで何もしない。昨日だってそう!」
荘厳「私は、そんなつもりは…」
ジャキ
ぎぜん「黙りなさいよ!!」
男「二人共やめろ!」
荘厳「私は、ただこんなことはいけないと思って…」
ぎぜん「そういうのが鬱陶しいっていうのよ!」
荘厳「ひっ…」
ドゥンッ
ぎぜん「え……」
荘厳「あ…私、こんなこと、するつもりは…」
ぎぜん「はぁ…はぁ…てんめぇぇぇ!!」
パララララッ
男「ツン、理系さん、伏せろ!!」
ツン「キャッ!」
理系「嫌ぁ!!」
荘厳「……」
バタッ
男「荘厳さん!」
ぎぜん「はぁ……はぁ……」
男「ぎぜん…」
ぎぜん「君のわけないのにね…」
男「喋るな!血が…」
ぎぜん「犯人なんて探す気なかった…ただ、怖くて…」
理系「…あぁ…」
ぎぜん「私…偽善者…だから………」
男「ぎぜん?おい、起きろよ……ぎぜぇぇぇぇん!!」
理系「わ、私…なんてことを…」
ツン「え…?まさか、あんたが…」
理系「すみません!私…私…死にたくなくて…」
ダッ
男「おい!」
理系「でも駄目ですね。結局は、私も」
ごくっごくっごくっごくっ
理系「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…ゲホッ!!」
男「理系さん!!」
理系「ゲホッ…ごめんな…さい…ゲホッゲホッ…ごめん…なさ…い…ごめ…さ…い…ご、ごめ………」
男「理系さん!理系さん!!」

ツン「……」
男「……行こう」
ツン「……うん」
男「もう誰も残ってないのかな…」
ツン「知らないわよ、そんなこと…」
男「㍉子とシュールのいるあのビルに戻ってみるか」
ツン「そうね」

男「なんだこれ……」
ツン「酷い……」
男「㍉子とシュールまで…」
渡辺さん「あれれー?男くんとツンさんだー」
男「渡辺さん…」
渡辺さん「㍉子ちゃんにシュールちゃんー可哀想だねー」
男「渡辺さんは無事だったんだな…他の奴を知らないか?」
渡辺さん「んー知らないよー」
男「そうか」
渡辺さん「他の人なんて知らないよー」
ジャキ
男「それ…㍉子のライフル…」
ツン「渡辺さん、まさか!」
渡辺さん「殺ったのは狂うちゃんだよー私は漁夫の利を狙ってるだけー」
男「な、なにする気だ…」
渡辺さん「とりあえず屋上に行ってくれるー?もちろん拒否権はないけどねー」
男「くっ…」
ツン「……」

渡辺さん「さてとーバッグの中身全部出してくれるかなー」
ツン「な、なんで!」
渡辺さん「もちろん良い武器があったら貰うためだよー?」
男「渡辺さんも、誰かを殺したのか?」
渡辺さん「生き残るためにはねーさぁ早く出してー」
男「くそっ!」
ツン「大丈夫よ…」
男「え?」
ツン「そんなことさせない!」
渡辺さん「!」
パララララッ
渡辺さん「くっ!」
ツン「こんのぉっ!」
ドカッ
渡辺さん「え…?」
男「ツン!!」
ツン「…バーカ、でもあんたのこと大好きなんだから」
渡辺さん「あれれー?地面がないよー?」
男「ツン!!ツン!!」

グシャ
   ドシャ

男「うっ…うぅ…」
カチャ
男「みんな、すぐに側にいくからな…」

男「ごめん」

ドゥンッ

不幸「男くん…」
男「……」
不幸「私のせいだ…私のせいでこんなことに…」
カチャ
不幸「私が死ねば全部終わる…私が死ねばみんな救われる」

ドゥンッ

ドサッ



魔幼「ぐーすかぴー」
魔少「あ、魔幼ちゃん寝てる。どんな夢見てるのかな?」
魔幼「みんな死んじゃった…うにゃ…」
魔少「こわっ!!」

夢オチEND