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僕の望んだ世界


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【落ちないように】新ジャンルな学校【保守ろう(校則)】より


男「……んあ?何で僕寝てるんだ?てかここ……屋上?」
俺「お、起きたか」
男「俺君?」
俺「こっちこっち、来てくれ」
バーボーイ「やあ(´・ω・`)よく起きたね。この水はサービスだ。飲んで落ち着いて欲しい」
男「え?あ、はあ……」
ごくごく
俺「落ち着いたか?あー、ご協力感謝」
バーボーイ「いやいや(´・ω・`)またご注文があったらどうぞ」
男「……で、なんで僕はこんな場所にいるんだ?」
俺「聞かれてもなぁ……。まあ、校内をうろついてみるといい。俺はここにいるから」
男「夕日が似合うな美女う年」
俺「ぷちっとやられたい?」
男「やられる前にすたこらっさっさだぜ」



男「あ、クー」
クー「うん?どうした男」
男「いやー、何で僕ここにいるのかなぁって」
クー「変な事を聞くのだな。居るから居るに決まっているじゃないか」
男「……それもそうか」
クー「寝ぼけているのか男?」
男「そうかもしれない」
クー「なら私の胸を貸してやろう。好きなだけ眠るがいい」
男「ご遠慮させていただきます」
クー「残念だ。だが眠りたい時はいつでもくるといい」



男「ゆうやと日和ちゃんだ……」
ユウヤ「どうしたんだい男君」
日和「男君」
男「いや、なんでも……」
日和「なんでも」
ユウヤ「例えばさ、もしこれが夢だとして」
日和「だとして」
男「……」
ユウヤ「じゃあそれは誰が見てる夢なんだろうね」
日和「だろうね」
男「僕だとでも?」
ユウヤ「さあ?」
日和「さあ」



男「ツンバカ……」
バカ「あら、男じゃない。でも変ね。なんかよく見えないわ」
男「誰の眼鏡だそれ」
ドロ「落ちてたのを付けてあげてみたの」
男「だから誰のだよ……」
バカ「あ、男どこにいるのよ。声しか聞こえないわ」
男「そっちは壁だ。眼鏡を取れ」
バカ「ああ、もう。取れないわこの眼鏡」
男「何上履き脱ごうとしてしてるんだよ」
バカ「べ、別にわざとじゃないんだから!」
男「それはドロだ。それとなんで上履きを手にはめてるんだ」
バカ「ちょ、眼鏡が取れないわ」
男「上履き取れよ」



鮫「……」
男「鮫……」
鮫「……ふぅ」
男「人の顔を見て溜息吐くなよ」
鮫「……はぁ」
男「……」
鮫「……ふぁ~」
男「……ふぁ~」
鮫「……がぶ」
男「いてぇ!」



男「ん?なんか空気が変わってきてるな」
荘厳「あら、男様」
男「荘厳さん」
荘厳「どうなさりまして?」
男「えー、あー。何時見ても荘厳ですね、と」
荘厳「そうでもなくってよ」
男「そうでもなくなくってよ」
荘厳「そうでもなくなくなくってよ」
男「そうでもなくなくなくなくってよ」
荘厳「そうでもなくなくなくなくなくってよ」
俺「そうでもなくなくなくなくなくなくってよ」
荘厳「そうでもなくなくなくなくなくなくなくってよ」
男「……そうですか」
荘厳「そうですわ」



男「……」
死「……」
男「…………」
死「…………」
男「………………」
死「………………」
男「……返事が無い。ただの屍のようだ」
死「……」



内藤「おっおっお!男君なんだお」
男「内藤か」
内藤「どうしたんだお?元気が無いように見えるんだお?」
男「そうか?」
内藤「そういうときはブーンするといいんだお!」
男「いや、いい」
内藤「おっおっお!残念だお。僕はちょっとブーンしてくるんだお!」
男「ああ、そうか……」
内藤「⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン」
男「……」

男「なんだろう。いつものはずなのにいつもじゃない気がする」



㍉「背中が隙だらけ」
男「㍉子さん」
㍉「そんなんでは後ろから撃たれてしまうぞ」
男「平和な日本国では絶対にありえないシチュエーションだな」
㍉「恋の拳銃でばっきゅーん」
男「……」
㍉「……」
ぴん ころころ どっかーん!
㍉「……(///)」
男「恥ずかしすぎて穴に入りたい気持ちは判るが!穴がなかったからって手榴弾で穴を作ってまで入るな!」



ヘ○ヘ
   |∧   荒ぶる鷹のポーズ!
 /
男「荒鷹さん」
ヘ○ヘ
   |∧   荒ぶる鷹のポーズ!
 /
男「……」
ヘ○ヘ
   |∧   荒ぶる鷹のポーズ!
 /
男「……」



ヒート「うおおおおおぉぉぉ!」
男「ヒートが突っ込んでくる」
ヒート「うおおおおおぉぉぉ!」
男「動かなかったら突き飛ばされるんだろうな」
ヒート「うおおおおおぉぉぉ!」
男「あと五秒」
ヒート「うおおおおおぉぉぉ!」
どかん!
男「……やっぱり」
ヒート「男おおおおぉぉぉ!どうしたあああぁぁぁ!誰にやられたあああぁぁぁ!」
男「お前だよ」



男「次は狂うか」
狂「あらあらあらあら。どうしたのかしら?」
男「どうかしているお前に言われる筋合いはないと思うのだが」
狂「それもそうね、そうね。面白い事を言ってくれたお礼に内臓を頂戴」
男「嫌だ」
狂「ちょっとでいいの。脳の辺りを」
男「死ぬじゃん。なんで皆、普通そうでそうじゃないのかなぁ」
狂「つまりそれはあなたが狂ったんじゃなくって」
男「僕が狂っただって?」
狂「日常と日常の間に違和感を感じるなんて、人としてこっち側よ」
男「狂うと同じ側か……」
狂「いらっしゃいませ、あ・な・た。ご招待された記念に眼球を抉り抜いてあげるわ」
男「勘弁してくれ」



男「葬式ーズだ」
葬男「一色卓で呼ぶな」
葬女「どうかしました男さん」
男「なんかもう、さっきから変な……、いや、そうでも無い気がし……。あれ?変なのかな?」
葬男「なんだそりゃ」
男「ともかく、なんか日常が日常じゃないって感じで……、だけどそれが日常なんだよな」
葬男「解離性感覚障害にでも陥ったか?」
男「解離性……?」
葬男「現実の感覚がなくなるっつー精神病の一種だ」
男「……はは、まさか」
葬女「初めは皆そう言うのよ」
男「……やめてくれ」



低「眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い寝る」
男「そうか」
低「!!い、いたのか!」
男「階段の踊り場でなんか転がってれば、嫌でも見てしまう」
低「そうか……。まあ私は眠いのだ」
男「僕も寝たい気分だ」
低「ならば一緒に寝ようではないか……」
男「いい夢見られるかな」
低「夢は深層意識の願望の現れよ」
男「良く聞くね。じゃあ、こうありたい、って強く思うと、その通りの夢が見られるのかな」
低「現実は、常に残酷」
男「夢も希望も無いね」



友「お、男。俺の美少女を見なかったか」
男「……俺君の事か?だったら多分屋上」
友「まあ別に用はないんだが」
男「ないのか」
友「居場所さえ知っていれば愛の力でどうこうできる」
男「歪んでるな」
友「例えばエクレアで釣るとか」
男「途端に正常に聞こえてくるから不思議」
友「あいつの愛はエクレアにのみ向いている」
男「歪んでるな」
友「だがそれがいい」



俺「お、お帰り。余分なおまけも居るが、とりあえずどうだった?」
友「余分とか言うな」
男「なんとなくだけど、判ったよ」
友「エクレア買ってきたんだぞ」
男「ここって、僕の夢の中なんだろ?」
友「一日限定五十個のを、隣町まで行って買ってきたんだからなー」
男「僕が望んだ夢の世界。つまり僕はこんな日常を望んでるって事なんだ」
友「最後の二個を全力で奪ってきた俺に対する感謝の言葉は無いのか」
男「少し歪んでるけど、僕はこんな日常が好きなんだ。ずっとこうある事を願っている」
俺「ふぉふふぉうひ」
男「エクレア食い終わってから喋れよ」
俺「夢とはちょっと違うかな」
男「口の周りクリームだらけにしながら格好つけるな」
俺「夢って言うか、現実と虚空の狭間かな」
男「拭けよ。ほら、ハンカチ」
俺「ふはひふぁふふぁふははひゅ」
男「二つ目を頬張るな」
友「おおおお!俺の分まで喰うなー!」
俺「とゆー訳だ」
男「説明になってねーよ」
俺「つまり、男が願う世界がここにあったってだけの事だ」
男「願う世界、ね……」
俺「でも夢は醒めるものだから」
男「さっき夢とはちょっと違う、みたいな事言ってたよな?よな?」
俺「では頼みます」
シュー「豊作の米(まい)!コシヒカリ!アキタコマチ!ゴロピカリ!」
男「帰れ」



男「……んあ?何で僕寝てるんだ?てかここ……屋上?」
俺「お、起きたか」
男「俺君?」
俺「明日皆で何処行くか決めるって集合したのに、一人で寝っこけやがって」
男「……夢?」
俺「あん?なんか幸せそうな顔だったけど、そんなにいい夢だったのか?」
男「……ああ。最高の、な」

俺「ところでこいつを見てくれ。男の幸せそうな寝顔の写メなんだが」
ヒート「うおおおぉぉ!クレ!転送してくれ!」
クー「私も貰おう。拡大して現像して毎朝晩、話しかけてキスもすると約束するから」
シュー「……うむ。これなら米五合はいけるな。無くてもいけるが」
ツン「べ、別に欲しくなんかないんだけど!あ、あったらあったで何かに使えるかもしれないじゃない!」
狂「ふふ、うふふふふ……。藁人形に貼り付けて、五寸釘で打ちつけまくるわ」

男「……ぼ、僕は本当にこの世界を望んでいるのか……?」