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第十二話


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長駄文・あらすじ

平和(?)だった学校に突然化け物が攻めてきた。
化け物は常人を大きく上回る強さで生徒達を次々と襲う。
㍉子と武士が時間を稼いでいる間に生徒達はバラバラに逃げる。

化け物の魔の手にかかり大門が死に、また荒鷹さんは闇に操られ日下とツンドロを殺す。
ランダエタは荒鷹さんを正気に戻すことに成功する。
が、同じく闇に操られてツンバカ・ツン鮫・理ンデレを殺した葬儀屋男にランダエタも殺された。
ランダエタの最期の拳により一時的に理性を取り戻した葬儀屋男は荒鷹に黒幕の正体を語り死んだ。

時を同じくして、男やツン達は渡辺さん達と合流。しかし化け物の群れに囲まれて――?

現在の生き残り達
男・ツン・シュー・クー・渡辺・佐藤・魔少・魔幼・プロセス→廊下
荘厳・ゆうや・日和→放送室近く
荒鷹→放送室
俺・ヒート→二階廊下
友・ヴァル姐・低血圧→職員室
狂う→???
㍉子・武士→???



―――廊下

男たちは多くの化け物を相手にしながらもなんと優勢だった。
ツン、男、プロセス、そして渡辺さんは戦えないのだが…
魔少「エターナルフォースブリザード♪」
魔幼「いおなずん!」
佐藤さん「化け物共、渡辺さんに手を出したら殺すわよ?」
クー「同感だ。男には指一本触れさせん」
シュー「米米米米米~~!!」

戦える生徒達が化け物を男達に寄せつけないのだった。
いっこうに減らない化け物と、隙を見せない生徒たち。

しかしその均衡は崩れ始めていた。

魔少「…はあ、疲れちゃった…」
魔幼「飴食べたいですぅ…」
化け物があまりに多すぎる。
減らない化け物の群れはじわじわと包囲を狭めていく。
シュー「く……米」
クー「駄目かも…知れんな…」
絶望感がただよい始めた、次の瞬間。

ババババババッ!
㍉子「大丈夫か?!」
武士「助太刀致す!」
キラキラキラ…
荘厳「あら皆様、ご無事でなによりですわ」
ゆうや「うわっ、凄い化け物の数だなぁ…」
日和「だなぁ」

㍉子の銃撃、武士の斬撃、そして荘厳さんのきらめくオーラ。
頼もしい援軍の登場により、化け物の群れはついに消え失せたのだった。



………!
そこは闇の中だった。
一人の男が怒りに震えている。
こいつら…しぶとい。
計算上は圧勝のはずがこの有り様…

目的のためには、もはや私が直々に殺るしかないか…

男は闇の中から光の溢れる外界に現れた。
唯一無二の、目的を果たすために。



ドシュッ
プロ「!!……?」
プロセスの首から鮮血が溢れ出た。
あまりに突然であっけない、消滅。
渡辺さん「ふ、ふえぇ!?」
佐藤さん「そんな…」
㍉子「なにも見えなかったぞ…みんな一ヶ所に固まれ!」

ガシュッ
荘厳「……」
次は荘厳が地に伏した。その体からはもう欠片もオーラを感じられない。
ゆうや「な、なにが起きてるんだ…?」
クー「化け物は全て消えたはずだが…」

混乱と沈黙と緊張を破ったのは、近づいてくる足音だった。

タッタッタッタッ!
荒鷹「み、みんな…っ!」
現れたのは荒鷹だった。
ゆうやと日和はその眼に理性を感じて、安堵の溜め息をついた。
ゆうや「正気に戻ったんだな、よかった!…あれ、ランダエタは?」
日和「らんだえたは?」
荒鷹の表情が不意に曇った。泣き出しそうな顔で言葉を繋ぐ。
荒鷹「ランダエタ君も…すぐに来る!…それよりも、黒幕がわかったの!」
―――黒幕?
混乱はさらに加速していく。

㍉子「『黒幕がわかった』だと!?そいつは今どこにいるんだ!」
荒鷹「――ここに、いるわ」
まるで時が止まったかのような静寂。
荒鷹「ここに、いるのよ…」
荒鷹はもう一度噛み締めるように呟いた。まるで自らを納得させるかのように。
男「まさか…俺たちの中にいるのか?」
男の問いに荒鷹はうなづいた。
荒鷹「この事件の黒幕は……あなたよ」
そういって荒鷹が指差した先には―――

荒鷹「この事件の黒幕は……あなたよ」
荒鷹の指が、男を差していた。

ゆうや「な、なにっ?!」
ツン「そんな……」
クー「まさか、そんなはずがない!」
全員が信じられない、という眼で男を見る。
…その時、男には変化が訪れていた。
体から力が抜けていく。頭にもやがかかったように思考力が落ちていく。
男「ぐ…うぅ」

男の影がうごめき、膨らんでいく。
そしてその影は――やがてもう一人の男となった。
渡辺さん「ふえぇ、男君が二人だよ~?」

男は疲弊しきった様子で、もう一人の自分に話しかける。
男「う…お前は…誰だ」

影「ククク…俺はお前だ。お前とは遥かに違う、お前だ」
男の影は不敵に微笑んだ。