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店の名前

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asikaga

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だれでも歓迎! 編集
気分は上々
既にテンションは上がりっ放し

なぜこんなに楽しいんだろう
きっと皆がいるからだ、文化祭の準備の夜は過ぎてゆく

担任の太田がおにぎりを貪り食いすぎて喉を詰まらせ
ベッキーは手のひらを米でべとべとにし、それをシューが摘んでは食い摘んでは食い

看板娘は未だにクラスの入り口付近で頭を抱えている
店名が決まらない
そうだ、皆に意見を聞いて、多数決にすれば。そう思った瞬間

どん

鮫子が看板娘の肩にぶつかる

鮫「ごめん!」
そう軽く振り向き叫びながらまた走り去って行く

初めて見た・・・鮫子さんってあんな顔するんだ・・・嬉しそう
ふと横を見るとヴァル姐さんが立っている

ヴァ「すまないな・・・今の彼女には余裕が無いからな」

私は手を取り、立ち上がる。そして手元の看板に『ありがとう』と一言書いて見せる
ヴァル姐さん・・・少し悲しそうに笑ってた


ク「さて・・・ご主人様・・・あーんだ」
男「でででで出来るかっ!!」
ヒー「男おおおおお!!!ああああああああん!!!!」
男「どわぁ!!!耳元で声大きい!!」
友「男、あーんだ」
男「#」 がす
友「ぐぼはぁ!!」

低「・・・もうさっきから眠くて・・・ヴー」
不「ひやあぁぁぁぁ・・・よだれがあぁぁぁ・・・」
低「ZZZ」
不「わ・・・私抱きマクラじゃないよぉ!!」

シュ「おい、俺。さっきから何をしている」
俺「な・・・なんでこんなカッコさせるんだっ!!!」
シュ「なんでって・・・それがキッチンマスターだろう」
俺「シェフ服ならまだしもなんでオレがメイド服なんだっ!!!」

友「ったく・・・ぬこ?お?こっち来い・・・みーみー」
ぬこ「なー」
ヒー「おおおおお!!?ぬこがいるううううかわいいいいいいいい!!!!」
ぬこ「うるさい、少し静かにしろ」
友「しゃべっ!!?」
ヒー「うわあああああ!!!ばけねこおおおおお!!」 がしっ!ひゅん!!

がしゃああああん!!!にゃああああああああ!!!!
渡辺「ぬこーぬこー」



夜の廊下は怖い、いや尋常じゃないくらい
トイレに行くのも一苦労

看板娘はヴァル姐さんを引き連れてトイレへ

激烈フォントで看板に『 怖 い ん で す ! ! 付 い て き て く れ ま せ ん か ! ! 』

さすがの姐さんもちょっと引いた

おどおど用を足し手を洗い、そして外に出る

ふと外を見ると
丘の上の木が光っている
そしてそれを見つめるヴァル姐

ああ、そうだ。あれは天使の羽に見えるんだ、凄い綺麗

気が付いたら看板娘は走っていた

ヴァル姐さんが止めるのも無視して


ここは学校からちょっと丘の上の一本の木。皆が知ってる、鮫子ちゃんのお気に入り

風が少し強めに吹いている、涼しい
持っていたハンカチで軽く顔を拭く

少し離れて見てみよう、一応覗き見なんだから

鮫「--------」

立ったまま彼女は木に体重をかけるようにもたれ掛かり
何かを微笑みながら、でも・・・泣きながら話している

そしてその背中のほう
鮫子ちゃんと反対側の木の幹に
また同じように一人の男性が居た
そして彼も同じように
立ったまま彼は木に体重をかけるように背中からもたれ掛かり
両腕を木を回すように鮫子ちゃんの手を取っていた

そしてそこはうっすらと白く光り
まるで鮫子ちゃんから天使の羽が生えているようだった

ヴァル姐「・・・彼がどうしてもって言うものでな・・・」
看板娘「!?」

何時の間に横に来たのか
全然わかんなかったよぅ


姐さんは詳しい話をしてくれなかった
これは彼女と・・・もう一人の奴の事だからって

そしてもう一つ

今日この事は彼女に聞かないでやって欲しいと

そう軽く微笑みながらヴァル姐さん行ってしまいました

ただ、この情景を見て
看板のデザインと店名が決まりました


店名は「ca・メイド」日本語で「サ・メイド」と言います


意味は知りません、こういうのはふぃーりんぐですふぃーりんぐ

そして私たち看板のイメージとポスターのイメージ

鮫子ちゃんに似た女性のメイドに光の羽が生えたような
そんなイメージが沸々と湧いて、一気に仕上がりました

鮫子さん、見て笑ってました。誰のイメージよこれ、誰にも言わないから教えてって
言えません、噛まれちゃうから


  • とりあえず設定はさめこ先生から引き継いでみました

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