- 現在 文化祭当日 PM:12:30 店内
3年B組-----------通称「人外・S」(ジンガイズ)
道理で朝からこのクラス付近から・・・何か叫び声が聞こえたんだ今思った
道理で朝からこのクラス付近から・・・何か叫び声が聞こえたんだ今思った
入り口の魔王幼女にお金を渡し
入り口を開け中に入る・・・異世界?
入り口を開け中に入る・・・異世界?
妙に寒いし、何より
鯨「嫌じゃああああ!!!!勘弁してくれい!!!母さんっっっ!!!」
鮫母「ダメよぉ・・・鯨ちゃん♪逃げようとしちゃあ」
鮫母「ダメよぉ・・・鯨ちゃん♪逃げようとしちゃあ」
なんであんなに細い腕で・・・あの大きな人を引きずれるんだろう?
とりあえずこの場で一番鯨さんが物凄く怖い
とりあえずこの場で一番鯨さんが物凄く怖い
鯱子「おねえちゃむは・・・?」
鮫母「さあ?逃げたのかしら・・・おかしいわねぇ・・・」
日下「いえ・・・あの実は・・・私のスカートの・・・なかに」
鮫母「さあ?逃げたのかしら・・・おかしいわねぇ・・・」
日下「いえ・・・あの実は・・・私のスカートの・・・なかに」
鮫子「これは夢よ・・・これは夢よ・・・・夢・・・現実こそ夢なのよ・・・」 ガクガクブルブル
日下「どうしよう・・・これ」
鯨「うおおおおおお!!!!怖いぞおおおおおおおおお!!!」
鯨「うおおおおおお!!!!怖いぞおおおおおおおおお!!!」
- 現在 文化祭当日 PM:12:30 B組内・お化け屋敷
日下です
今物凄い事になっています
今物凄い事になっています
鮫母「あら・・・これ結構リアルねぇ・・・ふふ」
鯨「か・・・母さん勘弁してくれええええ!!!暗いぞおおおお!!!」
鯨「か・・・母さん勘弁してくれええええ!!!暗いぞおおおお!!!」
目の前でもっさいオッサンが暴れて、その首根っこを引きずる鮫子ちゃんのお母さん
淡々とアイスをむさぼり食う鯱子ちゃん。多分良くわかってない
そして
淡々とアイスをむさぼり食う鯱子ちゃん。多分良くわかってない
そして
鮫子「さ・・・さっさと歩いて・・・お願い・・・」
日下「スカートの中で・・・・ううっ!もそもそしないでぇ!!」
鮫子「違うの・・・ダメなの・・・あたし、こういうの」
日下「・・・うう・・・今は自分が怖いよぉ・・・あうんっ!」
日下「スカートの中で・・・・ううっ!もそもそしないでぇ!!」
鮫子「違うの・・・ダメなの・・・あたし、こういうの」
日下「・・・うう・・・今は自分が怖いよぉ・・・あうんっ!」
日下です・・・このメイド服のスカートはなんか提灯みたいにふわっとしてるんです
でも中に人が入って、しかも鮫子さんってのは・・・正直怖いです・・・ドキドキしてる自分が
でも中に人が入って、しかも鮫子さんってのは・・・正直怖いです・・・ドキドキしてる自分が
ランダエタ「・・・フランケンですよー♪」
鯨「うおおおお!!!!母さんに何をするうううう!!!!ふぅん!!!」
ラン「え・・・ザsxdcfvgbhんjmk、l。;・・・・俺人外じゃ・・・ない・・・のn」
鮫母「あららら・・・大海嘯・・・」
- 現在 文化祭当日 PM:12:35 B組内・お化け屋敷
日下です・・・正直何がなんだか・・・です
ヴァル「・・・」
鮫母「あら?」
ヴァル「ここは皿屋敷だ!!」
鮫母「まあ♪鯨ちゃん!あの有名な・・・お皿がいちま~いよ♪」
鯨「かかかあさん!!!お家にかえしてくれぇえぇえええええ!!!」
鮫母「あら?」
ヴァル「ここは皿屋敷だ!!」
鮫母「まあ♪鯨ちゃん!あの有名な・・・お皿がいちま~いよ♪」
鯨「かかかあさん!!!お家にかえしてくれぇえぇえええええ!!!」
白い着物を着たヴァル姐さんが井戸から出てくる
BGMが本格的にデンデロデロデロしてくる
BGMが本格的にデンデロデロデロしてくる
日下「わ・・・ヴァル・・・さん?」
ヴァル「とりあえず皿が一枚足りん!!どういうことだ!!」
日下「い、色々違うよ・・・ヴァル姐さん・・・」
鮫子「ひいっ・・・」 ガクガクブルブル
日下「さ・・・鮫子さぁん・・・何時ものヴァルさんだよぉ・・・」
ヴァル「とりあえず皿が一枚足りん!!どういうことだ!!」
日下「い、色々違うよ・・・ヴァル姐さん・・・」
鮫子「ひいっ・・・」 ガクガクブルブル
日下「さ・・・鮫子さぁん・・・何時ものヴァルさんだよぉ・・・」
ヴァル「・・・鮫子は何をしているのだ?」
日下「えっと・・・なんかこういうの苦手らしいです・・・」
ヴァル「ふん!我に臆したか!まあ・・・しょうがな」
日下「えっと・・・なんかこういうの苦手らしいです・・・」
ヴァル「ふん!我に臆したか!まあ・・・しょうがな」
ぶん!
ヴァル「がふっ!!!」
鮫子「ううううううるさいっ!!!」
日下「だ!ダメだよ!!小道具の石投げないでぇ!!」
鮫子ちゃんは私のスカートから手だけだして石を投げる、とりあえず・・・どっちも怖いよぉ
鮫子「ううううううるさいっ!!!」
日下「だ!ダメだよ!!小道具の石投げないでぇ!!」
鮫子ちゃんは私のスカートから手だけだして石を投げる、とりあえず・・・どっちも怖いよぉ
- 現在 文化祭当日 PM:12:40 B組内・お化け屋敷
日下です・・・とりあえず井戸から離れたんですけど・・・
またしばらく行くと・・・また井戸がありました
くねくねさんがくねくねしながら井戸から出てくる
くねくねさんがくねくねしながら井戸から出てくる
くね「えっと・・・お皿が、いちま~い・・・にま~い」
何かくねくねしながらお皿を数えている。お皿を持ちにくそうだ
何かくねくねしながらお皿を数えている。お皿を持ちにくそうだ
くね「ふぇ・・・さん・・・まいっ!!よ・・・んまい」
少々バランスを崩しかけてる
少々バランスを崩しかけてる
くね「ううう~はちま~いいい!!っと・・・きゅう・・・?まい?あれ?」
あれ?全部で何枚だっけ?・・・なんかハラハラして・・・わかんなくなりました
あれ?全部で何枚だっけ?・・・なんかハラハラして・・・わかんなくなりました
くね「やりましたっ!!わたし・・・皿を落とさずに最後まで出来ましたよっ!!!」 くねくね
日下「あ・・・お、おめでとうございます」
くね「今日はもう・・・何百枚って割ってしまって・・・でも諦めたらそこで試合終了だって」 くねくね
日下(あ・・・誰だろう?ぬ~べ~先生かな?)
くね「あの先ほどの・・・何か大きな人を引きずる人でしたが・・・」 くねくね
日下「あ・・・鮫子さんのお母さんだね」
くね「そうですか?・・・同じ妖怪かと」 くねくね
日下「・・・多分人間だよ」
鮫子「#」 がぶっ
日下「あ・・・お、おめでとうございます」
くね「今日はもう・・・何百枚って割ってしまって・・・でも諦めたらそこで試合終了だって」 くねくね
日下(あ・・・誰だろう?ぬ~べ~先生かな?)
くね「あの先ほどの・・・何か大きな人を引きずる人でしたが・・・」 くねくね
日下「あ・・・鮫子さんのお母さんだね」
くね「そうですか?・・・同じ妖怪かと」 くねくね
日下「・・・多分人間だよ」
鮫子「#」 がぶっ
日下「ひやああああああ!!!!太もも噛まないでぇぇぇぇぇ!!!」
くね「・・・人間?」
くね「・・・人間?」
- 現在 文化祭当日 PM:12:45 B組内・お化け屋敷
鮫子「そういえば・・・鯱子は?」
日下「あ・・・一緒じゃないのかな・・・親と」
鮫子「探さなきゃ・・・あの子ぼーっとしてるから・・・」 ばさっ!
日下「あ・・・一緒じゃないのかな・・・親と」
鮫子「探さなきゃ・・・あの子ぼーっとしてるから・・・」 ばさっ!
スカートがめくれあがる
日下「ふやああああ!!!す・・・すかーとがっ・・・」
鮫子「しゃちこーーー!!!どこーーーー!!!」
鮫子「しゃちこーーー!!!どこーーーー!!!」
今来た道を戻る
でも、鮫子さん・・・平気なのかな?怖くないのかな?
でも、鮫子さん・・・平気なのかな?怖くないのかな?
きっと家族思いなんだろうな、本当の鮫子さん
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冥土「わはははは!!怯え泣き叫ぶがいいです!!!」
鯱子「・・・?」
冥土「わはははは!!さあ・・・許しを・・・って・・・あれ?」
鯱子「なに?」
冥土「怖く・・・ないのですか?」
鯱子「なんで?」
冥土「ほら!大きな鎌です!これで命を刈り取るんです!」
鯱子「そう・・・みまみま」
冥土「あ・・・あいす・・・う!羨ましくないですっ!!」
鯱子「・・・?」
冥土「わはははは!!さあ・・・許しを・・・って・・・あれ?」
鯱子「なに?」
冥土「怖く・・・ないのですか?」
鯱子「なんで?」
冥土「ほら!大きな鎌です!これで命を刈り取るんです!」
鯱子「そう・・・みまみま」
冥土「あ・・・あいす・・・う!羨ましくないですっ!!」
- 現在 文化祭当日 PM:12:50 B組内・お化け屋敷
鮫子「鯱子?」
冥土「うわあああああん!!痛いです!!離しなさい!!」
鯱子「あぐあぐ・・・」
日下「うわ・・・この子も噛むんだ・・・」
冥土「うわあああああん!!痛いです!!離しなさい!!」
鯱子「あぐあぐ・・・」
日下「うわ・・・この子も噛むんだ・・・」
鮫子さんの妹の鯱子ちゃんが・・・誰だろう?この子
なんかちっちゃい、でも可愛い洋服着た子の指に噛み付いている
なんかちっちゃい、でも可愛い洋服着た子の指に噛み付いている
鮫子「ほら・・・鯱子離しなさい」
鯱子「あぐ・・・ぺっ」
冥土「ひぐっ・・・ひぐ・・・」
日下「大丈夫?ほら指見せて・・・」
鯱子「あぐ・・・ぺっ」
冥土「ひぐっ・・・ひぐ・・・」
日下「大丈夫?ほら指見せて・・・」
結構強い力で噛んでたのだろうか?血は出てないけど真っ赤になっている
鯱子「このひと・・・あたちのあいすとろうとしたの」
日下「あちゃあ・・・」
日下「あちゃあ・・・」
ウチのクラスでも鮫子さんのアイスに手を出す奴は居ない
居るとすればアホ子ちゃんくらいか・・・それでも怒られてばっかりだけど
居るとすればアホ子ちゃんくらいか・・・それでも怒られてばっかりだけど
鮫子「ダメよ・・・こんな所で一人になって・・・迷子になったらどうするの?」
鯱子「ごめんなちゃい・・・」
日下「ふふ・・・なんか仲いいんだね」
鯱子「ごめんなちゃい・・・」
日下「ふふ・・・なんか仲いいんだね」
冥土「き・・・綺麗にまとめようとしないで!!」
- 現在 文化祭当日 PM:12:55 B組内・お化け屋敷
日下です・・・なぜか私のスカートの中に今度は鯱子ちゃんが潜ってます
意味はわかりません・・・少しシュール子ちゃんの匂いがします・・・不安です
意味はわかりません・・・少しシュール子ちゃんの匂いがします・・・不安です
鮫子「・・・も・・・もうそろそろ終わりかしら・・・?」
日下「さあ、もうどのくらい歩いたのかも判らないです・・・」
日下「さあ、もうどのくらい歩いたのかも判らないです・・・」
そもそも教室ってそんな大きく無かった筈なのに・・・なぜだろう?
そこへシャクヤクさんが天井から舞い降りる
鮫子「きゃああ!!!」
鮫子さんが思い切り抱きついてくる、少し苦しいよぉ・・・
日下「ふがふが・・・」 パンパン
鮫子「うえ・・・ぇ・・・もう嫌ぁ・・・」
日下「ふがふが・・・」 パンパン
鮫子「うえ・・・ぇ・・・もう嫌ぁ・・・」
シャク「えっと・・・うがー♪」
鮫子「ううう・・・許して・・・」 ぎゅううううう
日下「むぅううううう・・・」 パンパンパンパン!!!
日下「むぅううううう・・・」 パンパンパンパン!!!
鯱子「・・・?」
鯱子ちゃんがいつの間にか私のスカートから抜け出て、またふわふわしている
すると横のシーツをめくって潜って行ってしまった
すると横のシーツをめくって潜って行ってしまった
つか・・・苦しいです
- 現在 文化祭当日 PM:13:00 B組内・お化け屋敷
鯱子「・・・なにしてんの?」
内魔「ひやああああぁぁぁあ!!」
鯱子「?」
内魔「ひやああああぁぁぁあ!!」
鯱子「?」
魔方陣のど真ん中
内気魔王が陣を組み何かを詠唱中
どこからともなく現れた少女
内気魔王が陣を組み何かを詠唱中
どこからともなく現れた少女
内魔「あの・・・ここ危ないから・・・」
鯱子「・・・?」
内魔「あの・・・ここで魔法唱えてです・・・そして空間をですね」
鯱子「つまんない」
内魔「がーーーん・・・」
鯱子「・・・?」
内魔「あの・・・ここで魔法唱えてです・・・そして空間をですね」
鯱子「つまんない」
内魔「がーーーん・・・」
その瞬間、集中力が切れたからなのか
教室内に明かりが灯り、雰囲気が変わる
そして周りの黒っぽい歪が消えていき・・・その向こうに現れる・・・魔王幼女
教室内に明かりが灯り、雰囲気が変わる
そして周りの黒っぽい歪が消えていき・・・その向こうに現れる・・・魔王幼女
まいまいはコンニャク吊るした釣竿持ってキョトンとしてる
ゾンビ妹は・・・寝てる
ゾンビ妹は・・・寝てる
魔幼「何してるですか!?ここで魔力切らしたら中が全部・・・」
内魔「ごめん・・・つい集中力切らしちゃって・・・」
鯱子「・・・あいすどこ・・・?」
内魔「ごめん・・・つい集中力切らしちゃって・・・」
鯱子「・・・あいすどこ・・・?」
- 現在 文化祭当日 PM:13:05 B組内・お化け屋敷
シャクヤクが声をあげる
シャク「あの・・・!二人動かないよぉ!!」
まい「うわ・・・一人は・・・気絶で・・・もう一人は・・・息できなかったんだ・・・」
魔幼「ふふーん♪ここまでびっくらこかせたらあたしたちの勝ちですぅ!」
内魔「あの・・・早く回復しないと・・・」
魔幼「ふふーん♪ここまでびっくらこかせたらあたしたちの勝ちですぅ!」
内魔「あの・・・早く回復しないと・・・」
魔幼「ふむ、しかたないですね。べほまー!」
内魔「えっと・・・べほまずん・・・」
内魔「えっと・・・べほまずん・・・」
ぴろりろりろ
魔幼「・・・なんであっちしより・・・凄い魔法使うですか!」
内魔「え・・・あの・・・」
魔幼「うー・・・あちしのべほまが意味ないじゃないですか!!」
内魔「えっと・・・ごめんなさい。でもでも!魔幼ちゃんのべほまも切れがありましたよ!」
魔幼「言ってる意味がわかんないです!」
内魔「え・・・あの・・・」
魔幼「うー・・・あちしのべほまが意味ないじゃないですか!!」
内魔「えっと・・・ごめんなさい。でもでも!魔幼ちゃんのべほまも切れがありましたよ!」
魔幼「言ってる意味がわかんないです!」
二人が目を覚ます
鮫子「う・・・ん」
日下「ふあ・・・息が出来る・・・」
鮫子「う・・・ん」
日下「ふあ・・・息が出来る・・・」
- 現在 文化祭当日 PM:13:10 B組内・お化け屋敷
光が見えた
ああ、私生きてるんだ・・・確か鮫子さんに思い切り抱きしめられて・・・
やっぱり胸、大きかったなぁ・・・・いいな。
ああ、私生きてるんだ・・・確か鮫子さんに思い切り抱きしめられて・・・
やっぱり胸、大きかったなぁ・・・・いいな。
日下「ふう・・・ねぇ・・・何が一体・・・」
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光が見えた
ったく・・・こんな事で・・・気絶でもしたのかしら・・・ムカつくわ
それにしても・・・日下さん、ちっちゃいわね、あれはロリ好きにモテそうだわ
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光が見えた
ったく・・・こんな事で・・・気絶でもしたのかしら・・・ムカつくわ
それにしても・・・日下さん、ちっちゃいわね、あれはロリ好きにモテそうだわ
鮫子「う・・・うん・・・ここはB組かs」
人外・S 「 「 「 「 大 丈 夫 ? 」 」 」 」
鮫子「ふやあああぁぁぁぁぁぁ!!!!嫌あああぁぁぁぁぁ!!!」
日下「鮫子さ・・・ぎゅむ!!がふがふ!!くふひい!!」
日下「鮫子さ・・・ぎゅむ!!がふがふ!!くふひい!!」
ゾンビ妹・シャクヤク・メイクしたくねくね・メイクしたヴァルそして・・・ぬ~べ~の連れて来ただろうその他
それらがこの二人を心配そうに見つめていた
鮫子「ぐすっ・・・もう嫌ぁぁぁ・・・・きゅう・・・」 ぱた
日下「がふ!!くふひーでふ!!!くふ・・・ぶふうぅ・・・」 ぱた
日下「がふ!!くふひーでふ!!!くふ・・・ぶふうぅ・・・」 ぱた
鯱子「・・・おねえちゃむ・・・へたれ」