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ねこつん03


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あらすじ

素直になれないツン子
最近出番というか扱いがおざなりなツン子

男の前で素直になれない己に嫌気は差しながらも、変われない自分

男の為に二時間も早起きして作ったお弁当
結局渡せずに、昼食の時間に見つけた猫へ渡してしまう

しかし、この猫。ただものじゃない

夕焼けの綺麗な屋上で
ツン子に抱きかかえられ、彼女の本音を聞いたとき

猫は語りだした

猫  「その表情見せたらいいじゃねえか」 と

とりあえずツン子は唖然とした

「AIBO・・・?」 と

夕闇迫る校舎の上
何時も一匹で寝転んでる
猫が急に喋りだす

ツン 「・・・」

猫  「・・・何かリアクションが欲しいんじゃがのぅ・・・」

キリキリキリキリ------------

猫  「・・・ちょっと苦しいんだが・・・」

キリキリキリキリ------------

猫  「ぐぉ・・・息が・・・でき・・・ニャ・・・って!!苦しいわい!」

ツン 「聞いたわね・・・私の秘密を・・・私の告白を・・・」

猫  「誰が見てもわかるわい!!」

ふらふらとへたり込むツン子
へたり込んだツン子の太ももに猫が片方の前足を乗せる

猫  「弁当美味かったぞ」

ツン 「うう・・・夢じゃない・・・猫が喋ってる」

ツン 「うう・・・猫に慰められるなんて・・・」

猫  「さりげなく失礼なツインテールだな」

ツン子は猫を真正面に見据えるように座りなおし
猫に問いかける

ツン 「・・・弁当・・・本当に美味しかった?」

猫  「おう、特に出し巻き卵。あれは絶品じゃわい」

その言葉を猫が発した時、ツン子は猫に接近し
がっと抱きかかえ

ツン 「ほんと?美味しかった!?な・・・なんかおかしい所ななな・・・無かった・・?」

猫  「きゅ・・・急に乗り出すな!!まあ美味かったぞ」

でろんと胴を伸ばしながら猫は肯定する

ツン 「そっか・・・ふふ。美味しかったのね・・・えへへ」

今度はぎゅうと猫を抱きしめる、ふふふと微笑みながら

猫  (ったく・・・その表情だっての・・・)

ふと、ツンの猫を抱きしめる手が固まる
目線は校門の方

校門を出る男とハーレムズ
皆和気藹々としながら、男の左右を取り合ってるのだろうか、何かバタバタとしている

猫  「むぅ・・・」

ツン 「・・・」

少し悲しげに男を目で追うツン子、瞳に揺れる夕焼けが写る

猫  「・・・」

ツン 「羨ましいよ」

猫  「わからんのう・・・」

ツン 「あーあーあー・・・男はハーレムで・・・アタシは猫と戯れて・・・不公平だわ」

猫  「ふん、大きなお世話じゃ」

ツン 「拗ねないの。ひひー」

とりあえず、猫のヒゲをくいくいと引っ張ってみた

猫  「ふぎふぎ」

ツン 「さて・・・帰るわ」

猫  「・・・」

猫は相変わらず男の去って行った方向を見つめている
そしてけだるそうに後ろ足で耳をかいかい

ツン 「まったく・・・じゃあねの一言くらいいいなさいよね!」

猫  「うーむ・・・」

ツン 「な、何よ」

そして、欠伸

猫  「あふぁ・・・うにゃ」

ツン 「何か言いなさいよ」

猫  「猫派か?」

ツン 「はぁ?!・・・何言ってるんだか・・・まあ猫派かもね、アンタは嫌いよっ」
ふふと笑いながら答えるツン子
しかし猫はその後、遠くへ目線を送りながら呟いた

猫  「オレはアンタの好いとるあの男はどうも好きになれんな」