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ねこつん22


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あらすじ

猫とツン 完結編

猫が出てこない、多分今頃滋賀県か

ミリ子はどこらへん
多分名古屋らへんだろうか

男の部屋での飲み会に、うんざり外に出てみる男

そしてテラスに二人

ツン子と鮫子

ずっと聞きたかった、彼女の恋の話

そしてホテルの中の夜中のひとコマ

部屋をうんざりした顔で抜け出る男
壁に手を着きふらふらと歩き、玄関の横でうずくまる

誤殺 「お・・・とこ・・・くん?大丈夫?」

不意に背中に寒気が走る

男  「ふぁい!!平気デス!!」

誤殺 「よかった・・・ふふ」

男の背中越しに話しかけられる
落ち着けオレ、彼女は普通の良い子なんだ普通の良い子なんだ普通n

誤殺 「どうしたの?」
何時の間に目の前に回ってきたのだろうか、見上げるように彼女の切れ長の目が男を見据える

男   「ひゃい!!きゅ・・・急にどどっどどどうしたの?」
誤殺 「・・・男君が苦しそうだったから・・・」
ああ、そうなんだ。こういう子だったんだ

誤殺 「・・・男君・・・あのね・・・ちょっといいかな?」

急に彼女は男の手を引きながら歩き出す

誤殺 「ごめんね、ちょっと・・・だけだから」
男  「ちょ!ま!うおわぁぁあ!」

そして各フロアに設置されてる大きなテラススペースに出てくる
そして彼女は息を切らせながら男に背を向けたまま深呼吸する

男  「あの・・・誤殺さん・・・?これは一体?」
誤殺 「ごめんね!もうちょっと・・・だけ」

ふと彼女の服装を見ると、物凄く可愛い上下お揃いのパジャマ
ところどころに小さな猫がプリントアウトされている

誤殺 「・・・男君?つつつつツン子さんと仲直りした?」

男  「一番嫌な所聞くなぁ・・・あはは・・・」

不意に彼女は肩にかけてたストールのようなものを男の顔に被せた

男 「がふうっ!!見えない!!何が一体!!」

拉致られるのか?と思いながらわたわたとしてると
不意に何かが男を抱きしめる、ほんのり洗髪の匂いがする

誤殺 「ご!ごめんなさい・・・でも・・・まっすぐ、見れないから・・・」
男  「いいいいい一体何が・・・」
誤殺 「少し・・・だけでいいから」
男  「あ・・・」
彼女の震えを感じる

誤殺 「わたわたわた・・・私・・・その・・・むかむかむか」
少しパニック起こしてるのだろうか、ストール被せられた状態で彼女の頭にそっと手を添える

誤殺 「あ・・・うん」
落ち着いたのだろうか?震えが止まる
誤殺 「言うね・・・まっすぐ見ちゃうと・・・私、怖がられているみたいだから」

違うと言いたかった、でも今は口を挟むべきじゃないとも思う

誤殺 「私・・・男君の事好きだったよ・・・」
きゅっと体を抱きしめる手に力が入った

男  「はへ!?あの・・・その」
誤殺  「ごごごgっごご・・・誤解しないで・・・好きだった・・・だけだから」

わたわたと表情が変わってるのが容易に想像出来た

誤殺  「今の男君は嫌い・・・」

男  「あ・・・」
胸元でぐすっと鼻をすする音がする

誤殺 「・・・好きでしょ?ツン子さん・・・」
男  「あ・・・」

真っ直ぐに物凄く真っ直ぐに彼女の言葉が胸に刺さる

誤殺 「・・・何時もそうだもんね・・・彼女・・・男君の体調悪いの、すぐ見抜いちゃうし」
男  「お、幼馴染だから・・・」
誤殺 「そして男君も・・・すぐ見抜いちゃう、へへ」
男  「・・・」

誤殺 「今度生まれ変わったら・・・私の住む所の両隣向こう三軒に住むんだよ、ぜったい」

男 「オレは・・・その」

彼女を抱きしめかかった手に力が入る
彼女は既に泣いているんだろう、全身がぶるぶるとしている

誤殺 「私・・・口下手だから・・・うまく言えないけど・・・」
男  「・・・」
誤殺 「優しい男君が好き」
男  「・・・」
誤殺 「でも・・・皆を・・・悲しませる今の男君は嫌い・・・」

ひぐひぐと、そしてふえふえと彼女が男の襟にぶら下がる
そして不意にばっと手を離し

誤殺 「声が聞こえなくなるまで!そうしてて!」
男  「誤殺さん・・・大丈夫か?」
誤殺 「大丈夫・・・これでも力持ちだよっ」

男の手を取り、誤殺は自分の腕に添える、そして
誤殺 「う~・・・う~・・・」
腕に力を入れてるつもりなのだろうか、物凄く柔らかい

誤殺 「じゃあ・・・ね、そのストールあげるよっ!でも・・・まだ・・・まだ取らないでっ!!」
走りながら立ち去る足音が聞こえる、そして涙を拭く彼女の息遣いも