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ねこつん10


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あらすじ

朝、男を迎えに行くツン子

しかし男は別の用事とツンを置いてウチを飛び出す

その姿を見ていた猫

昨日共に帰った帰り道

ツン子の引きずる自転車の

後ろに乗っかりお供する

しかしクーと会う男を見かけ

猫は時間稼ぎに、たまたま会った鮫子にちょっかいを出す

ツン子に見せちゃいけない風景

嫌われてもいいんだ、ただ

悲しそうな顔は見たくない

※とりあえず猫の脳内音声はアナゴさんでお楽しみください

お昼

日は高く上り、少し暑い
犬は舌を垂らし、鸚鵡は日陰でうとうと
猫も日陰でぼーっと昼まで

今日の弁当は期待出来ないなと

学食の周りをうろうろしてみようかと猫

そこでたまたま彼女に会う

鮫子 「・・・あら?朝の猫」

猫  「・・・にゃー」

鮫子 「・・・怒ってないわ・・・いらっしゃい」

とてとてとて

猫  「・・・」
首をひょいと傾げてみる、多分こういう仕草に弱いだろう

鮫子 「何時まで可愛い子ぶってるのよ・・・このおしゃべり猫」

猫  「・・・知ってたんかい・・・」

鮫子 「アンタね・・・メイド喫茶で横になってるあたしに話しかけたでしょうが・・・」

鮫子 『・・・気分悪い・・・』
猫  『情けないな・・・あの程度のハリボテで気分が悪くなるなんてな・・・』
鮫子 ひょい
猫  『ぬ?その背中の皮をつかむ持ち方は・・・あまりよk』
鮫子 ぽーい
猫  『ここは三階いいいいぃぃぃぃ!!!にゃおおおおおおお!!!』 わたわたわたわた-----べちゃ
猫  「お前あの時の女かい!!よくも三階から投げやがったな!!」

鮫子 「はい、お詫び。」
鮫子はそっとモンプチを差し出す

鮫子 「後、鯱子とも仲良くしてもらってるみたいだしね」

猫  「ああ・・・あの・・・小娘かい」

鮫子 「そうね、まあ朝のことはあまり深入って聞かないわ」

猫  「ふん、ただ暇じゃったからな」

鮫子 「そうだといいわね」

屋上の様子はどうなのだろう
こっそり覗く猫

男はやはりハーレムズに囲まれ
ツン子は・・・奥のベンチで一人弁当をつつく

猫 「・・・ツン子・・・」

今朝待ち合わせしてた女だろうか
しきりにお箸でおかずを男の口元に運ぶ
その姿をツン子が見てない筈も無い

猫 「やっぱ・・・あの男は好きになれんわい・・・」

ここでオレが人間なら
あの男に一言言うのかだろうか?
それともツン子を抱きしめてやるのだろうか

ツン 「・・・」

ツン子の箸は重い
しばらくしてツン子は屋上から出て行った
少し泣きながらだろうか

気が付いたらオレは男に向かって走っていた

猫 「フギャアアアッ!!!」

男 「ちょ!どわああ!!」

猫 「フーーーーーー!!!」

地べたに座り込む男の背後から飛び掛る
荘厳オーラがたとえ虎を描いても
オレが止まる理由は無い

男が片手でオレの首根っこを抑える
これが人間、何時もそうだ
都合のいい時だけ、オレの毛並みを触り、猫撫で声で話しかけ
都合の悪いときは、オレの匂いを笑い、オレの仲間を沢山殺す

彼女だけは違う、
彼女はオレを見ながら普通に話しかけて
普通にお弁当をくれて、その評価に一喜一憂しやがって
普通にヒザの上で寝かしつけて、夜が更けるまで付き合って
普通にさよならを言ってくれて、そして自転車の後ろに乗っけて

普通に笑いかけてくれたんだ

男 「ちょ・・・落ち着けって・・・」
猫 「・・・ぎゅぶる・・・フー!!」

焼けるようなコンクリートに押し付けられる、やはりオレはただの猫なんだ