|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|

ねこつん13


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

ねこつん 完結編

猫が姿を消して数日
ツン子はあれから幾度と無くこの、町内を探す

あの帰り道、夕方の屋上、ウチの近くのコンビニ付近も

猫はやはり姿を見せなかった

男 「ツン子!」

ツン 「・・・?」

男 「その・・・」

ツン 「邪魔よ」

男 「あ・・・」

クラスの中の空気も違和感がある
やはり男とツンの奇妙な空気と
鮫子と佐藤さんの男への反発からだろうか

優 「・・・なんか・・・変な空気なんだよー」
渡辺 「佐藤さん~・・・」

太田 「さて・・・来週の修学旅行だが・・・って暗っ!!!」

友 「はいはいはーい!先生!お尻にバナナは入りますか!?」

太田 「え?ああ・・・入るんじゃない?」

友 「素かよ!?つかクラス暗っ!!」

クラスの空気は相変わらず重い
ツン子は相変わらず俯くように目線を落とし
鮫子は心ここに在らずと外をぼうっと見つめ
佐藤さんは渡辺さんのぼそぼそ話す声に耳を傾けていた

太田 「えっと・・・その行き先は皆も知ってるだろうが・・・京都だ」

友  「ありきたりー!!」
俺  「ありきたりー!!」

ミリ子 「煩い・・・静かにしろ・・・」

友・俺 「サーセンwwwwwwww」

渡辺 「佐藤さん~・・・私・・・私今の佐藤さんおかしいと思うよ~」

佐藤 「・・・ごめんなさい、でも」

渡辺 「謝ろう?ね?でないと・・・」

佐藤 「・・・」

渡辺 「うぅ~」

放課後、並んで歩きながら二人帰る
これもまた幾度となく繰り返された会話

佐藤 「渡辺さん・・・」
渡辺 「ほぇ!?な・・・何?」
佐藤 「・・・男の事・・・好きなんでしょ?」
渡辺 「ほ!ほわああぁぁぁ~!!そ・・・そんな事ななんあな」

佐藤さんはそっと渡辺さんの頬に触れ
もう片方の手で髪の毛を撫でる

渡辺 「ふぁ・・・はへ~?」
佐藤 「・・・誰だって・・・幸せになりたいのにね・・・」
渡辺 「・・・?」

鮫子 「鯱子・・・?」
鯱子 「・・・」
鮫子 「猫居なくて寂しい?」

鯱子 こく

鮫子 「そう・・・」
鯱子 「でも・・・あのねこ、いなくなった」
鮫子 「・・・そうね、元々は野良猫だしね」
鯱子 「ちがう」

そう呟くと鯱子は俯きながら

鯱子 「・・・ねこは。ツンコおねえちゃむ・・・すきだった」
鮫子 「・・・かもね」
鯱子 「やさしい、ねこだた・・・」

ひぐひぐと鼻を鳴らす鯱子
そのぽわぽわの髪の毛を覆うように鮫子は鯱子を撫でる

鮫子 「八つ当たり・・・かもね」
鯱子 「・・・?」

修学旅行の班決め
運良く、いや必然的に

ツン子・鮫子・佐藤・渡辺、そしてなぜか優が班に入る
その他も上手く散らばったようだ

ツン 「京都・・・」
鮫子 「京都ね・・・暑いのよね・・・」
優  「修学旅行楽しむんだよー」
渡辺 「おー!!」
佐藤 「・・・」

あれからツンは男のウチに行ってない
朝もお互い顔を合わさぬように、見かけぬように登校するのだ

男性陣は男性陣で班を組み
京都での予定に話の華が咲く

そんな中、やはり男の顔は暗い、声をかけても生返事で
目に見えるように悩んでいた

そんな中

ウエックス 「はえ?・・・日にち違ってたよー!!」
お爺さん 「こりゃあこりゃあ・・・金沢にようこそ・・・」

ウエックス:脱落

修学旅行の準備
向こうで着る私服、夜の寝間着、タオルその他生理用品をかばんに詰める

ツン (こんな・・・もんかしら・・・) ごそごそ
ツン 「音楽も・・・持って行こうっと・・・って。アイアンメイデン持って行ったら、引くだろうな」 ぽいっ
ツン 「・・・」
ツン (せっかくの・・・修学旅行なのに・・・なぁ)

鮫子 「・・・」
鯱子 「・・・」
鮫子 「昨日二時間かけて詰めたかばんひっくり返して・・・」
鯱子 「・・・」
鮫子 「何で貴方が入ってるのかしら・・・?」
鯱子 「あたちはただのまくら・・・」

佐藤 「あの・・・渡辺さん?」
渡辺 「これと~これと~これと~これと~これと~これと~」
佐藤 「あの・・・」
渡辺 「あれれ~かばんのスペースが無いよぅ!!」
佐藤 「・・・お、お菓子入れすぎだから・・・ね?」

優 「うんしょ♪うんしょ♪」
優 (・・・ツン子さんと男君・・・やっぱ)
優 「仲直りさせるんだよっ!!!」 どがーん

囚 「わ!私も修学旅行行けるんだよね!!?」

看 「ん・・・?おー」

囚 「やったーーー!!!!」

看 「さてと・・・」ごそごそ---がばっ

囚 「ふやあぁぁ!!な・・・なんで箱に詰めるのよ!!」

看 「へ?いやだって・・・クール宅急便」

囚 「アッー!!!!って・・・もう運んじゃうの!!?」 がたがた ぶるんぶるん ぶーん

囚 「はぁ・・・ってあれ?」

ダン じたばた

囚 「ダンボールちゃん・・・」

ダン じたばたじたばたじたばた-------------しくしく

囚 「・・・混ざっちゃったんだね・・・」