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ねこつん25

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匿名ユーザー

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あらすじ

自らの裸体を晒すクーに対し
拒絶の意志を示す男
その男をベッドに引きずり込み
唇を押しつけるクー
ぶつかる歯と歯に少し悲しさを

そこへ入り口のドアを吹っ飛ばし
車で修学旅行に参加していたミリ子が乗り込んでくる

目覚めない優を心配し
自分の部屋に走り向かうツン子と鮫子と佐藤
鮫子は保険委員の日下を探しに別の道へ

部屋に飛び込んだツン子と佐藤さんが見たものは
青ざめた顔の優とその傍らの渡辺さん

とりあえず早く修学旅行しろと

渡辺 「優ちゃんが・・・優ちゃんが・・・」

佐藤さんはすっと渡辺さんの横に位置を取り
そっと渡辺さんを落ち着かせる為にか、肩を抱きしめる

ツン 「えっと・・・医者じゃないけどなぁ・・・」
そっとおでこに手を添える、熱は無いらしい
息はあるようだ、鳩尾の部分がゆっくり上下している

ツン 「優?どうしたの?」
ぺしぺしと彼女の滑らかな頬を軽く叩く

佐藤 「耳元で叫んでみても・・・やはり起きないんだ・・・」
渡辺 「ふえぇ~・・・」
ツン 「・・・今、鮫子が日下さん呼びに言ってるから」

複雑な顔で佐藤さんが言葉を返す

佐藤 「・・・とは言っても・・・所詮ただの保険委員よ・・・」
ツン 「そ・・・そうよね」

目覚めない優を目の前に己の無力さを痛感する彼女達
ただ黙って優を見つめる事しか出来ない

修学旅行2日目
決意と共に迎えた朝は前途多難の幕開けだった

鮫子 「日下さん?」
日下の部屋に飛び込む鮫子
日下は丁度今から出ようかとしている所だった

日下 「ん?鮫子さん?どうしたの?そんなに息切らs」
話し終えるのを待たず鮫子は日下の手を引っ張り廊下を走り出す

鮫子 「優の調子がおかしいみたい!ちょっと来て!」
日下 「わわっ!優ちゃん・・・が?ふわああ!」

もの凄い勢いで走る鮫子に足が追いつかない
胸ぐらを強く掴まれる日下はタオルのように宙を舞っていた

日下 「わわー!!ちょ!!浮いてる!!浮いてるぅ!!」
鮫子 「・・・・」

無言で走る鮫子に観念したのか、ふわふわと流される日下だった

つか力・・・凄すぎだよぅ・・・

部屋に飛び込むように駆け込む鮫子と日下
その異様な雰囲気に身を固くする二人

鮫子は優の傍に駆け寄り日下にそっと呟く

鮫子 「今朝からずっと目を覚まさないの・・・お願い・・・」

日下は無言で優のおでこにそっと手を添える
ツン子と同じように優の様子を計る
そして同じように耳元で

日下 「・・・優ちゃん?起きてる?起きてたら・・・何か返事して?」
呟くように問いかけるが優は同じように動かない
脈を取り、口元に耳を添え息を確認し
ふうとため息をつく

日下 「ごめん・・・私じゃここまでだよ・・・お医者さん・・・呼ぼう?」

やはりそれしかない、佐藤さんは部屋の電話に手をかけフロントにその旨を伝える
おそらく優は・・・修学旅行に参加出来なくなるのを予想しながら

朝食を済ませた銀班

銀・がしっ子・日和・不幸・日下
遅れて来るはずの日下を心配しつつ四人は朝食を済ませる

不幸 「日下さん遅いねぇ・・・」
銀  「準備にそんなに時間かかるのかしら・・・」
口元を拭きながら二人が呟く

がし 「タケルぅぅぅ・・・あーん」
タケ 「・・・なぜオレの背中にひっついたまま飯を食う・・・」
がし 「だめかい?」
タケ 「駄目」
がし 「うー!!」
タケ 「ちょ!!・・・くる・・・ぐぎゅ」

朝からよくもまあこんなにいちゃつけるものだ
そう肩を落としながら銀は飲み物に手を付ける

日和 「カレー・・・」
ゆう 「いやぁ・・・流石にホテルでも朝からカレーは無いだろう・・・」
日和 「うー・・・」

拗ねる日和の頭をやさしく撫でるゆうや、外を見ると晴れそうな京都の空
そしてそのほのぼのとした皆をニコニコと見つめる不幸

不幸 「・・・初めての修学旅行だもんね」
そう呟きながら彼女は初めての修学旅行に期待で胸を膨らませていた

何皿ものお盆を抱えてヤンデレがテーブルにつく

ヤン 「ああ!?食欲が無いだぁ?ふざけた事言ってるとぶちのめすぞ!」
ぽやぽやとした学の口をこじ開け、サンドイッチをねじ込むヤンデレ

学  ぱんぱんぱん!!ヤンデレにギブアップの意志を伝える学

プロ 「このサンドイッチの中身から計算するに・・・」
ヤン 「おい・・・いちいち飯を食うのにカロリー計算するな!」
プロ 「これだから野蛮人は・・・体調管理も淑女の務めであって」
ヤン 「うるせぇ!ペチャパイ!ミルクでも飲んでろ!まな板!!」
プロ 「な・・・なんですってーーーーー!!!!」

朝から騒がしいヤンデレ・学・プロセス・きちょうめん・貧嬢

貧嬢はバイキングテーブルの前で-----なんだろう?あのタッパーは
きちょうめんはどうせ今頃あたしたちの部屋のシーツをぴっしり整頓している所だろう

かぁー!!もう!こいつらはどうしてこうも勝手な行動が多いのか!
あたしが面倒みなきゃ何しでかすかわからねぇなぁ!くそぅ!制服の腕の部分をまくる

ヤン 「さぁ!!御前等!飯食ったら即行動だぜ!!」
びしっとテーブルの面子に指を差しながら叫ぶ

学 「・・・はっ!!しまった!シューを見失った!!」
プ 「ごきゅ・・・ごきゅ・・・うぇ・・・ぎゅうにゅう・・・まじゅい・・・」
貧 「・・・これは長持ちするでしょうか・・・」 いそいそ
人の話を聞きやがれ、テーブルのひっくり返る五秒前だった

上田 「さて・・・と、京都の男は・・・おお♪あのボーイさん・・・かっこいいよぅ・・・」

朝っぱらからハニャンな感じの上田

難聴 「ごはん♪ごはん♪」
脇谷 「あ・・・あはは、難聴さん・・・マイごはんですよ・・・持ってるんだね」
難聴 「・・・?食べる?」
脇谷 「えっと・・・パンには合わないと思」

どろどろどろどろ

脇谷 「ウボァーーーー!!!!ぱぱぱぱぱぱぱ・・・パンが海苔まみれだよっ!!」
難聴 「美味しいよ、きっと」

パン片手に涙ほろろの脇谷、ちなみに寝不足で目は真っ赤である

軍師 みまみま
上田 「おい!軍師!!あの男の人・・・落とす作戦を・・・」
軍師 ちら 「はっ・・!」
上田 「オイコラ・・・何を鼻で笑ってるのかしら・・・貴方・・・」

そうメンチ切りながら上田は軍師のみそ汁にそっとハバネロをたたき込む

軍師 ふん  ごきゅ 「ごぎゃーーーーーーー!!!!!」
上田 「さて・・・今日の予定だけど・・・」

みそ汁を顔面の穴という穴から吹き出してる軍師を尻目に
上田はばっとメモ帳を胸元のポケットから出すのだった---------「うえりんラブラブメモ」

おそらく悪夢だろうと予感する班のメンバー脇谷・難聴・えーじ・・・そして地べたに寝転がる軍師だった

ぼー
ツンバカ 「あ・・・駄目だよ・・・口から・・・トマトジュースが・・・」
誤解殺気 「うー・・・」

寝不足でなのか・・・それとも涙の後か誤解殺気の眼は真っ赤だった
そしてその口元から流れ出すトマトジュース

ホテルのボーイの数人の膀胱が爆発していた

荒鷹 「あ・・・あらぶる・・・鷹の・・・二度・・・寝・・・」 がしゃん!
荒鷹の顔面は目の前のスープの中

荒鷹 「か!!顔にコーンが!!ぽたーじゅがぁぁぁ!!!目がぁ!!」
アホ 「ふふん・・・大人の女性は朝食はシックに・・・ピノだな」

オサレ(だと思ってる)カクテルグラス風の容器にピノを添えるアホの子
しかし上着の制服のボタンは既に一個ずれている

低血圧 「zzzzz」 ぶくぶくぶく
スープの海に溺れる低血圧、しかしそれすら無視して眠りこける

ツンバカ 「うーーー!!!!なんでこのあっちしがこの班のまともな部類に入っちゃうのよぅ!!」
しかしこのツンバカ、なぜかズボンは履いていない

ツンバカ・誤解殺気・アホの子・荒鷹・低血圧
もはやカオス担当である

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