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ねこつん27


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あらすじ

ツンバカ・誤解殺気・アホの子・荒鷹・低血圧班と行動を共にするウエックス
太田行方不明の為基本的に自由行動

目が覚めぬ優に寄り添うツン子・鮫子・渡辺・佐藤
クーに拉致される男
そこへたまたま乗り込むミリ子

そしてそれを尻目に修学旅行を楽しむ新ジャンル生徒

鮫子 「心配?」

医者を待つ間に鮫子
ツン子の耳元にそっと囁く

ツン 「ま・・・まあ!同じ班だしね!」
鮫子 「はぁ・・・やっぱ重病だわ・・・この子は」
日下 「あ、あはは」

その時、コンコンと部屋のドアが叩かれる

医者 「ウヒョヒ---」 どがん

佐藤さんの蹴りがなぜか炸裂していた
渡辺 「あれれ~お医者さんは~?」

清水寺
桜の花びらがひらひらと舞い落ちる清水寺
そこを同じくひらひら舞い降りる五人。上田・軍師・脇谷・難聴・えーじ

上田 「これは絵になるわ・・・見なさい!!」

上田のきつい目つきがふっと緩む、そして桜の木の下で花びらを手の上にそっとすくう
舞い落ちる桜の木の下、下に佇む黒髪のメガネの少女

軍師  「邪悪ね」
脇谷  「何か・・・おっかないよぅ・・・」
難聴  「・・・気持ち悪いぃぃ・・・」
えーじ 「無理」
上田  「どこがよっ!!どう見ても桜の木の下の美少女じゃない!!京都の若旦那も萌えるっつーの!!」

上田の金切り声が辺りの観光客の股間を冷やす

軍師  「・・・そういう事言わなきゃまだ救いようがあるのですが・・・」
上田  「ひ・・・卑怯よ!!」
言い争う二人を横目に、脇谷も同じ桜の花びらをすくう
その眼には少し悲しみが映る

難聴  「これだね」
えーじ 「うに」

脇谷  「うえぇ!?」

本堂

脇谷 「たかーーーーい!!!」
軍師 「・・・絶景ですね・・・」

清水寺本堂、桜と緑豊かな木の先の大きな雲
正に絶景であった

上田  「ほうら・・・他界他界ー♪」
えーじ 「うにぃぃぃぃい!!!ゆ・・・許してっ!!上田ちゃん!!」
難聴  「あの・・・ゆ・・・許してあげてぇ」

えーじを担いでなぜかキレ気味の上田
こんな姿を晒しては京都での恋は諦めるべきだろう
そう軍師は思いながらため息をついた

脇谷  「・・・雲凄いね・・・ずっと向こう・・・神様とか居そうだね!?」
軍師  「そうね」

二人、ただそこに佇み遠くの景色を眺める

脇谷  「・・・へへ・・・昨日ね・・・夜」
軍師  「・・・?」

脇谷  「一度も送らなかったんだけど、男君のメルアド消しちゃった」

そういえば真っ赤な目だ
軍師はずっと向こうの空を眺める脇谷を見てそう思う

脇谷  「なんだろう?決意表明?そんな・・・風な」
軍師  「・・・」
脇谷  「卑怯だよねぇ・・・告白も何もしていないのに、勝手に」
軍師  「わきた」

脇谷に語ろうとした、その時。すると何時の間に横に居たのだろうか、上田が急に呟く

上田  「せつなる恋の心は・・・尊きこと神のごとし」
軍師  「樋口一葉・・・」
脇谷  「にょ!?何時の間に!?」
上田  「脇谷っっ!!」

がしっと上田は脇谷の両肩をぐっと掴む

上田  「女は神様なのよっ!!」
脇谷  「ふ・・・ふえぇ??」
上田  「そして男はこの上田様に貢ぐ奴隷なのっ!!」
脇谷  「いや・・あの」

胸を張るように、そして脇谷の目をまっすぐ見据えながら上田は脇谷に語りかける
上田  「だから!胸を張りなさい!!失恋いっちょ如きで肩落としたら・・・」
脇谷  「あ・・・」
上田  「はったおすよ!」

意外な人が意外な事を言うもんだ、軍師はただ苦笑していた

脇谷  「う・・・うえだ・・・ひぐっ・・・」

少し脇谷の目に涙が、しかしその時

ばちーん

上田  「たりゃあ!」
脇谷の頬を上田がはたく
脇谷  「ふえええぇぇえぇ!!!」
軍師  「あらら・・・」

ギャラリーが少しぎょっとした目で彼女たちを見ている

脇谷  「な・・・なにするんだよっ!!ひどいよっ!!」
上田  「うるさい!」

きゃいきゃい騒ぐ二人を難聴とえーじ、軍師がほほえましく見ている

えーじ 「えへへ・・・上田ちゃん優しい・・・」
軍師  「そうね・・・そこで頬はたいたから」
えーじ 「上田が泣かしてるみたいに見えるもんね・・・周りの人たちに」
軍師  「まあ・・・こんな所で泣かれて下手に注目集めるのも・・・ですし」
難聴  「ごはん・・・」

ぎゃいぎゃい言い争う二人、しかしその表情には少し笑みが見えた