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友ミル03


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俺は今、ミルナの可愛らしい部屋のテーブルについている。
sneg?じゃねえよ別に。
いや、期待してないと言えば嘘になるけどでもたかだか一週間くらい前から話し始めた女子と…
いやいや、でもなんだかんだで親御さんもいない部屋に招いて二人きりで…
いやいやいや、ここは現実だ、リアルワールドだ。2次元の世界じゃない。

パタン

悶々としているうちにミルナが紅茶とケーキを2つ持って入ってきた。おかまいなく。
目の前に置かれたケーキは小さめのチーズケーキだ。
なにこれ、いいにおい。焼きたて?
いただきますも言わずにパクついちまったぜ。

口の中に広がる味わいが、俺の午後をバラ色に染めちまった気がした。
何コレ、うまっ。
友「コレ…どこで買ったんだ?」
ミルナ「(゚Д゚)ツクッタ」
友「マジ?」

おどろいたな、こんな特技があったのか。
別に、以前母上様が作ったチョコじゃないのに黒いケーキと比べているわけじゃない。
純粋にミルナの腕の成せる業というわけだ。
食ってると自然に頬がほころぶ。
友「うまいよ、これ」
ミルナ「(//。//)…」

…。
いつもとちょっと反応が違ってドキッとする。
いや、ちっと俺のボキャブラリーが貧弱すぎるんだ。
目の前の光景を皆様にも是非…やっぱ見せてやりたくねえ。
今この瞬間だけのこの笑顔は俺のもんだ。
クサいが、そう思っちまったんだから仕方ねーだろが。
あー、この際言ってやる。
俺はこいつに惚れちまったんだよ、顔とかそーいうんじゃなくて。
この視線に射殺されたんだ。

結局、ミルナの家でケーキ食べてテレビ一緒に見てあの日は帰った。
疑うなよ?マジで何もなかった、してなかった。
大体呼ばれてすぐに実行に走るほど俺のハートは勇気に満ち溢れてねーよ、どこのブレイブストーリーだ。
いや、そんなんじゃむしろレイプすとーr(ゴツン)

ヴァ「でかい声で下ネタを垂れ流すな」
友「いだだだだ…あ、おはようヴァル姐さん」
ヴァ「…?機嫌がいいな。悪態の一つでもつくのがお前らしいんだが」
友「へ?そう?」
ヒー「何かいいことあったのかぁぁぁぁぁぁ!!?」
クー「男に尋ねても知らないときている。彼にも言わないイイコトとはなんだ?」
シュー「さあ言え、さあ米を食え、さあ言え。コシヒカリが宙を舞うぞ?」

何これー、昨日までの脇役人生とは打って変わって女の子に注目されてる?
ミルナと出会ってからはなんか俺の心は垂直上昇だぜ。
あいつはもしやラッキーガール?なんてな…
渡辺さんにしがみつかれて問われてると佐藤さんの眼光に殺されそうなので引き離したとき、ミルナの視線を感じた。
女子に囲まれてニヤニヤしてたそん時の俺を見ていたみたいで。
自惚れかどうかはわからんが…なんだか悲しげだった。
(゚д゚)…
(д`)) …
=3タッタッタッタ

友「お、おいミルナ!」

女子達を尻目に俺は走る彼女を追いかけた。

今、俺は彼女の背中にもたれかかり彼女は俺の背中にもたれかかっている。
屋上の風が心裏腹に気持ちいいぜ、くそ。
友「ミルナ」
ミルナ「(-д-。)…」
友「…ゴメン。泣くなよ」
ミルナ「。(-д-=-д-)。 フルフル」
友「…わかったよ、泣いてない泣いてない」
振り返ると間近に頭があった。
こいつの手触りの良い透き通るような髪をくしゃくしゃと撫でる。
なんともいえない香りがする。
無表情で喋らなかったから目立たなかったが…きちんと飾り立てればあいつらに負けないくらいの可愛い子なんじゃね?
現に俺今ドキドキしてるもん。
友「…あのさ。…こんな事聞くのも何だが、何で怒ったんだ?」
ミルナ「(´゚д゚)…」
友「(゚д゚ )…?」
ミルナ「(*゚д゚)…」
友「(゚д゚*)…」
ミルナ「(*。。)……ガスキ」
…えーと、俺の自惚れじゃなきゃ今こいつ【あなたがすき】って言ったような。
もちろんうれしいさ。激しくうれしいさ。
でもちょっと待て。
友「…男は?お前…男のこと、いつも見てたんじゃねーか?…それでいいのかよ」
ミルナ「(゚д゚)」
そんな目でこっち見んな。
フッ、空気嫁とか言われようが知ったことか。
俺はミルナに正直な気持ちを貫いて欲しい。
千載一遇のチャンスだろうがフラグだろうがブチ折ってやる。
そう。俺はこいつが好きだから…だからこそ正直で居て欲しい。
くー、残念だ。残念だが…ミルナ…頑張れ…俺はもう…ぐふっ。

友「俺は、男の代わりになんてなれないからさ、あきらめないで…」
ミルナ「(゚д゚*=*゚д゚)…チガウ」
友「へ?」
ミルナ「(//-//)…アナタ。ミテタノハアナタ」

…あー。俺、馬鹿?
そうか、お前は男を見てたんじゃなくて…
男と一緒にいる俺を見たのか?そうなのか?
神様、どうかミルナの視線に今までずっと気づかなかった俺をブン殴ってください。
あ、後でヴァル姐に頼もう。
で、えー、その…なんて言うか…

めちゃめちゃ嬉しい。
俺は背中の小さな彼女を抱きしめた。
屋上は静かだ、邪魔は多分入らないから。

渡辺(…ひゃああ、どどどどうしよう佐藤さん、出るに出られないよ~?)
佐藤(…静かに…もう少し、見てる)
渡辺(…あっ、と、友くんミルナちゃんを…ひゃあぁっ!!)
佐藤(…・・・(渡辺さん)可愛い……)


拝啓オフクロ様、(絶対に言う気は無いけれど)僕に彼女ができました