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男と優の出会い01


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いつもの授業風景。何も起きない平和な日々。いい事だ。
一日の授業が終わり、放課後に僕は友達数人と話をしていた。
クー「さて、今日はどうするんだ?」
ツン「今日私はパス。手芸部に行かなくちゃ。」
B「あー、俺も今日は親の手伝いしなきゃならんのだよなあ。ダルいけど・・・。」
ヒー「私はあああ!!!今日はバイトだあああああ!!!」
俺「今日エクレアデーなんだよ。」
友「やりかけのゲームがな。明日までに返さなきゃならんのだよ。」
クー「ふむ。私も今日は用事があってな。」
どうやら皆忙しいようだ。まあ僕は何もする事もなく、もちろん部活なんてものは入っている訳でもないので僕だけが暇なようだ。
男「おう。わかった。じゃあまた明日なー。」
「「「「「また明日ー。」」」」」

さて、どうするかね。家帰っても寝るだけだしなあ。勉強なんてする気も起きないし。
てかもう俺以外教室に・・・いや、数人なんか固まってる野郎共がいるな。
A「やっぱパシリがいると楽だよなーwww先公の言う事なんて聞いてられっかっ
てーのwww」
B「あいつ俺らに惚れてんじゃねーwww」C「確かにwwwじゃなきゃバカなん
じゃねーwww」
ギャハハハハハなんて下品な笑い声が聞こえる。あーゆう輩は本当に不快だね。
無視するに限る。
なんて事を考えていると教室の外からドサッという音が聞こえた。なんじゃらほい。
廊下を見てみるとプリントが大量にばらまかれていた。
ってなんだよこのプリントの量は。なんで女の子がこんな量持たされてんだよ・・・。
「イタタ・・・。あープリント全部ばらまいちゃったんだよー」

「んしょ、んしょ。ふう。」
なんだか一生懸命に拾ってるし。全く・・・誰が持たせたんだか。
男「どうまとめりゃいいんだ?このプリント群は。」
?「・・・え?」
男「拾うの手伝うからさ、どうまとめりゃいいんだって事さ。」
?「・・・あ、ああ、ありがとうなんだよー。んーとね、この数字事に集めてくれると助かるんだよー。」
男「応。わかった。」
てきぱきとプリントを拾う。結構大変だなこれ。どんだけあるんだよ。
なんて拾い続けて五分。
?「ありがとうなんだよー。」
ふう。ようやく終わったか。なんだか疲れる作業だったな。
男「ほいっと。んでこれどこに持ってくんだ?」
?「え?そこまでは悪いんだよー。私が持ってくからいいよー。」
男「いいから。俺も別に好きでやってる訳だしさ。」
?「でも・・・」
男「いいから。」
?「じゃあお言葉に甘えちゃおうかななんだよー。」
男「そうそう。んで、どこに持ってくんだ?」
?「職員室の稲井先生の所なんだよー。」
男「了ー解ー。」
よいしょっと。ってかなり重いな。こんなん持たされてたんか?
?「頼まれたからしょうがないんだよー。」
誰にさ?
?「係りの皆だよー。」
マジかよ。四、五人いただろ。係って。
?「なんか皆忙しいらしいんだよー。」
なんだかなあ・・・。

そんなこんなで職員室に着く。なんかムカついてきたから足で開けてやれ。
男「ういーっす。失礼します。えーと、稲井先生いますかー?」
いない先生がいるかってなんかまた変な質問だよなあ。
ん?てかなんか無口先生しかいなくね?
かきかき・・・
無口『皆今は職員会議で出払っています。』
いやあなたはなんなのさ?
無口『留守番です。』
ああ、そうか。そういやこの学園って変な事に一人だけ職員室に残しとくんだっけ?
男「稲井先生の机ってどこッスか?」
無口『私の前の席です。』
ああ、そこか。なんか妙に片付いてるなあ。・・・ん?なんか書いてある。

『どうしたら生徒とコミュニケーションがとれるんだろう?』

 ・・・まずは姿を見せるんだ!

ぶっちゃけまだ姿を一回も見てない。気付いたら板書があるしなあ。まあいい。どうせだから書いておこう。

『まずは姿を見せて下さい。  by Mr.X』
ふう。これで良し。

カキカキカキ・・・

 ・・・ん?
無口『Mr.Xはベタじゃない?』

ミラレテターー。

男「し、失礼します!」

男「あー、恥ずかしかった・・・。」
?「どーしたのー?」
男「ああ、いや、何でもない。気にするな。」
?「んー?んー。」
男「じゃあこれで仕事は終わりか?」
?「うん。そーなんだよー。」
男「そうか。じゃ。」
?「ちょっと待ってなんだよー。お礼をしたいんだよー。」
男「いや別にいいよ。ただ気が向いただけだし。」
?「男君、こういう時は素直に受けて欲しいんだよー。」
やけにくいさがるね。
 ・・・ん?なんで俺の名前知ってるんだ?
?「同じクラスなんだよー。」
 ・・・。マジで?
男「ちょいとお聞きしますが、それはマジですか?」
?「マジですよー。ってちょっとヒドイんだよー。」
男「いや。うん。・・・スマン。」
?「まあ男君の周りは女の子でいっぱいで大変だからねー。しょうがないかー。」
優「私の名前は優なんだよー。」


お礼の前には帰る用意をしなくてはならない訳で。教室に戻ってきた。・・・ん
?誰か人がいる。・・・ああ、さっきの三人組か。
あいつらもよっぽど暇なんだなあ。
A「ありがとねー優ちゃんwww」
B「また心にもないことをwww」
C「じゃあ次もよろしくねーwww」
イカン。本気で腹が立って来た。なんだあいつら。
優「わかったんだよー。」
ってなんであいつも引き受けてんの?アホか!?それとも断れない性質なのか?
イライラするねこれ。
A「じゃあ・・・」
男「お前らさあ格好悪いとは思わないのか?」
A「ああ?」
男「女の子に重い荷物持たせて次回もよろしくって?終わってるねホント。」
やっべ。やっぱり口出しちゃったか。
B「は?お前何様だよ?何?何か文句でもあんの?」
男「文句だらけだアホウ。」
C「てかさあ。別にこいつがやるってんだから良くねえ?」
B「こいつ優しいからね。」
男「お前らはその優しさを受けてるだけでこいつにはかけてやらないのか・・・
!?」
C「ハハッ。善人か正義の味方気取りか?この偽善者が。」
男「偽善でもなんでもねえよ。ただ単に俺がお前らにイライラしただけだ。」
優「けんかはやめるんだよー」
A「あー。ウゼエ。何お前。喧嘩売ってんの?邪魔だお前。」
ドン、と言う音と共に優を突き飛ばす。
男「お前・・・。本当に下衆だな・・・。」C「お誉めいただいて結構。」
暴力反対。ってか絶対勝てない。俺喧嘩弱いし。売り言葉に買い言葉で言い過ぎ
たな。どうしよう。ヤバい。今にも来そうだ。
ガラガラガラガラ
そんな音と共に
俺「忘れ物、忘れ物~♪愛しのエクレ・・・ってなんだ男まだいるのか?」
またナイスなタイミングで。このエクレア王。
俺「照れるぜい。」
誉めてねえよ。
俺「で?なにこのクズ共は?あ・・・お前らか。何?またしょーこりもなく喧嘩
売ってんの?しかも俺の身内に。」
ABC「「「 *1 )ガクガクブルブル」」」
俺「・・・失せろ。」
ABC「ひいぃぃぃぃ!!!!」
サンキュー。ってかお前何?あいつらと知り合い?
俺「ん?前にちょっとな。火の粉払ってた時に。」
ああ、そう。で、お前何しに来たの?
俺「いや、忘れ物。駅前の限定エクレアの整理券を机の中にな。・・・よし。あ
った。」
お前は本当にエクレアしか頭にないな。
俺「お前の頭は女の子の事だけだろ?」
なんだそりゃ。
俺「ほれ。そこで腰抜けてる女の子をどうにかしてやれ。どうせその子の為に後
先考えずに喧嘩売ったんだろ。弱いのに。」
喧嘩売った訳じゃないわ。
俺「ま、なんでもいいけどさ。ヤベ。時間が。俺のエクレアが。じゃあね。」
応。また明日な。
男「さて、優さん?大丈夫か?」
優「う、うん。大丈夫なんだよー。」
男「なんだか余計な時間かかっちゃったけど帰ろうか。ほれ。これだろ鞄。」
優「ありがとうなんだよー。」
男「じゃ、帰ろうか。暇なら駅前で遊ぼうぜ。あ、お礼それでいいや。」
優「いいんだよー。」
グリーンダヨー。
優「でもお礼はちゃんとしたいんだよー・・・」
男「ん。いいよ。どうせ俺が好きでやった事なんだから。」
優「でもー・・・」
男「いいのいいの。気にすんなって。じゃ行こうか。」


これが俺と優の出会い(?)だった。